目の残像を「できる限り気にしないように」するための対処方法

目で見たものが”残像”として残ってしまう…。

例えば”光”を見た時にそれが
目に焼き付いてしまうような状態になったり、
黒い文字を見たりすると、
そのシルエットが目を閉じても
しばらくの間、残ってしまっていたり…

そのようなことも、人によっては
経験したことがあるかと思います。

私自身も、ビジュアルスノウという症状を
発症して以降、この残像が強く残るようになってしまい、
慣れるまでには相当時間がかかりました。

目の症状は、飛蚊症や光視症などでもそうですが、
”症状が出始めた当初”というのは本当に辛いもので、
イヤになってしまうものですが、
どんな症状でもだんだんと慣れていき、
”治ってはいないけれど”ほとんど気にならなくなった…
と、なるケースが非常に多いです。

私は、飛蚊症・ビジュアルスノウ・残像など
多数の症状を経験していて、今も続いていますが
もう、全部慣れてしまいました。

そんな経験をもとに”残像をできる限り気にしないためのコツ”を
お話していきます。

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残像も「気にならなく」なる

視界の残像に関しても、
他の症状と同じで、やはり”だんだんと気になりにくく”なっていき、
最終的にはほとんど気にならなくなります。

この文章を書いている今現在も、
やはり、光のほうを見てから目を瞑ると
その光の残像がくっきり残りますし、
何なら、パソコンの画面の形も(白い画面を見ていると)
目を瞑ったあとに残像として残ります。

もちろん、眩しいものを見たりしたあとに、
目を瞑ればそれが少し残る、ということは
誰にでもあることであり、それは当然理解していますが、
ビジュアルスノウと呼ばれる症状を発症して以降、
それが明らかに酷くなり、
言葉だけで言い表すのは難しいことですが、
”昔からあった残像とは明らかに違う”残像に
なっています。
(目に映っているものを直接お見せできれば、
皆さんにも一番分かりやすいとは思いますが
それができないのが、なかなか辛いところですね…)

が、そういった症状が出て、
今もそれは続いているのですが
今では”全くと言っていいほど気にならない”状態になっています。

最初、この残像が気になりだした時は、
本当に気になってしまい、
何度も何度も、太い文字を見ては目を瞑って
残像の状態を確認したり、
意識せずともそれが見えてしまって、
精神的にきついような時期もありました。

しかしながら、今では症状は直っていないにも関わらず、
すっかり気にならなくなっており、
飛蚊症や、他の症状と同じように
”残像も慣れる”ということを身をもって経験しました。

最初は本当に苦しい日々でしたが
まさか、症状自体はそのままなのに、
ここまで楽になるとは、私自身驚きですが、
実際の経験をもとに、
”なるべく気にしないようにするための方法”を
解説していきましょう。

医師の診察はしっかり受けること

まず、大事なことは、「残像」に関してもそうですし、
目、あるいは見え方におかしな部分があった場合、
眼科をはじめ、必要な場所での診察は必ず
受けるようにしてください。

と、いうのも私の場合は
ビジュアルスノウの併発症状で、
特に他の部位への異常はありませんでしたが、
全ての方が私と同じとは限らず、
当然、別の原因である可能性も考えられます。

そのため、まずは医師の診察はしっかりと受けるようにして、
自分の状況を客観的に知る、ということは
大事になります。

残像が、私と同じような症状によるものであれば、
命を落としたり、失明するようなことは
ありませんが、他の原因であった場合
命に関わったり、重大な症状に発展したりする可能性も
あるために、十分に注意することが必要になります。

自己判断せず、しっかり医師の診察を受ける、ということが
大前提になりますね。

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気になる部分は検査して安心感を得る

残像が出現して、
それが気になってしまう場合、
まずは”気になる部分は検査して異常がないことを確認しておく”
というのが対処法の一つとなります。

と、言うのも、人間は一度気にしだしてしまうと
永遠に気になってしまう生き物ですし、
どんどん悪い方向に物事を考えて行ってしまう人も
それなりにいると思います。

私自身も最初に残像が強くなった時には
相当不安になりましたし、
ビジュアルスノウも含め、目の見え方にかなり強い不安を
抱いてしまったものです。

そんな時に、自分の不安を払拭することになったものの一つが
”検査”です。

検査で異常がない、ということが分かると
”じゃあこの残像は何なんだ?”ということには
なるとは思いますが
それでも、”かなり安心感”を得ることができます。

”ひとまず、命に関わるような病気がない”ということは
明らかにすることができますからね。

目の残像の場合は「目」と「脳」の検査をしておくと
ひとまずは安心ではないでしょうか。

もちろん、検査に関しても医師の診察を受けて、
その指示に従うことが大前提ですが、
目に異常なし、脳に異常なし、
ということを確認しておくことができれば
相当大きな安心感に繋がりますし、
安心感を得ると、”残像を気にする”こともだんだんと
減っていくと思います。

”この残像、自分はこのままどうにかなってしまうんじゃないか”と
思っているのと
”原因は分からないけど、とりあえず命に別状はないし、失明もしない”
と分かっているのでは、本当に不安感が大きく違います。

これは私の体験談から、ハッキリと断言できることなので、
検査を行っておくことをおすすめします。
万が一、何か病気などが見つかった場合に関しても、
それはそれで辛いことですが、
前向きに考えるのであれば
”早めに見つけることができたことで、早期治療を開始できる”と
いうことでもあります。

当然、治療にかかる時間も、そのまま気づかず放置していた時よりも
短くなるでしょうし、ちゃんと治る可能性に関しても、高まります。

なるべく考えないようにする

検査して異常がないことを確認したら、
難しいことではありますが
後は”なるべく考えないようにすること”です。

とはいえ、私も経験してきたことですから
”それができれば苦労しない”というのも分かります。

しかし、検査で異常なしを確認し、
時間が経過するにつれて、上でも書いた通り”慣れて”くると、
本当に気にならなくなってくるものです。

今も、私には残像が残りやすい状態が続いています。

ですが、それを当初のように気にするようなことは
今はもうありません。

最初の頃を思い起こしてみると
”本当にここまで気にならないようになる”とは
夢にも思いませんでしたが
実際、症状は残っているのに気にならなくなったのです。
もちろん、生活にも支障はありません。

当時の私に、もしそれを伝えても、私が信じたかどうか
分からないように、
今、残像で不安な日々を送っている皆様も
やっぱり「本当にこんなの、慣れるの?」と思うかもしれません。

が、”何も異常がないこと”が前提ではありますが、
(※これは眼科や脳外科などで必要な検査を医師の指示に従い、
行ってください)
何も大きな病気などがない場合であれば、
どのぐらいかかるのかは人によって当然ことなるとは言え、
いずれ、だんだんとその症状に慣れていくはずです。

私自身も、自分でびっくりですが、
本当に慣れていくものです。

まとめ

あれだけ気にしていた残像が
今ではすっかり”共存”している状態に…

私自身も驚きですが、
やはり、目の症状はだんだんと慣れていくものですね。

”目や脳に異常がないか”は確認することは
大前提(私もしました)として、
それ以降は、”慣れる”ことこそ、元の日常に戻る方法の第1歩です。

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