眼圧が上がるとどうなってしまうの?上昇する原因は何?

病気・症状

眼圧(がんあつ)。
眼内の中を満たす液体によって眼球内にかかっている
圧力のことです。

普段、この眼圧を意識して生活することはないと思いますが、
眼圧が高くなると、緑内障などの原因となってしまい、
最悪の場合は失明する可能性もあるものになります。

この眼圧が上がるとどのようなことが起きるのか、
眼圧が上がってしまう条件は何なのか。
それについて、ご案内していきたいと思います。

眼圧が上がるとどうなってしまうの?

眼圧が上がってしまうことにより、
目の内部の神経などに圧力がかかってしまい、
視神経をいためることになってしまいます。
結果的に緑内障(りょくないしょう)と呼ばれる病気となってしまう
要因になり、視野欠損や、最悪の場合は失明などを
引き起こすことになってしまいます

緑内障により、一度欠損した視野は
元には戻りません。
そのため、眼圧の状態や視野の状態をしっかりと
確認することで、緑内障を早期発見することが
重要になります。
(※緑内障についてはこちらを参考にしてみてください)

自覚症状はない

眼圧が高い状態になっていても、
”自覚症状”がないのも特徴の一つです。
「あ、今、眼圧が高いな」だとか、そういう風に感じることは
まずありません。

例えば、高血圧などの場合は、
色々な症状が出てきて、おかしいな?と思えるときも
あるのですが、
この眼圧の場合は、そういったものがないため、
自分で眼圧が高い!と気付くことができないのも特徴のひとつです。

自覚症状を感じるのは、
既に緑内障の視野欠損がある程度進んだ段階ですね…。
その時に気付いても、緑内障がある程度進んでしまっている、
そういう状態ですから、
失われた視野の回復はすることはできませんし、
できることならもっと早く気付くことが大切になります。

眼圧を知るためには?

眼圧が高いかどうかを知るためには、
眼科に行くことです。
眼科では「眼圧検査」という検査があり、
数分で眼圧を測定することができます。

眼圧が高い、という状態の自覚症状はまずありませんから、
こういった検査で眼圧の状態を把握しておくことは
とても大切なことになります。

眼科に行くと、この眼圧検査は大抵の場合
行うことになりますから、
別件で眼科に行った際にも、眼圧検査は
行うと思います。
眼圧検査について詳しくはこちらをご覧下さい!)

眼圧が上がる原因とは何か?

では、緑内障の原因にもなる眼圧の上昇…
どのようなことをすると、眼圧が上がってしまうのでしょうか。

眼圧が上がる原因として言われているものは、
・目の炎症など
・体質上の問題
・薬の副作用などによる眼圧上昇
・水の大量摂取(一時的なもの
・うつ伏せの状態を続ける(一時的なもの

などが挙げられていますが、
薬による眼圧上昇以外は、基本的には
気にする必要はなく、
上がるときは上がってしまう、
上がらないときは上がらない、というのが現実的な答えで
あるかと思います。

眼圧を自分でコントロールすることは非常に
難しいので、眼圧を上げないようにするために
何かをする、ということよりかは、
定期的に検査などを受ける、ということの方が
眼圧上昇、緑内障予防につながるかとは思います。

眼圧が上がってしまわないように予防する、
ということは難しいですが、
眼圧が上がっていることに気付くことができれば、
眼圧を下げることは可能です。

眼圧を下げる方法は?

上がってしまった眼圧を下げる方法は何か。
方法としては
「点眼薬」を利用すること、
「レーザー治療」などを行うこと、
「緑内障手術」をすること、などが挙げられます。
また、眼圧を下げるための内服薬なども存在します。

現在の眼圧の状況、
緑内障の進行があるのかどうか、などを確認しながら
対処していくことになります。

そのまま放置しておくと、緑内障の症状が進行し、
視野の欠損が進んでしまいます。
視野の欠損を放置しておくと、
最終的には、失明する可能性がありますし、
一度失われてしまった視野に関しては回復しないので、
注意する必要があります

日常生活から気を付けることは?

これは、あまりありません。
強いて言うのであれば、目の病気や炎症などを放置しないこと、
あまりストレスや不規則な生活を続けないこと、
ぐらいでしょうか。
眼圧が上がること自体を意識して防ぐ、ということは
非常に難しいことであると思います。

時間的な余裕などがあるのであれば、
眼科で定期的に眼圧検査を受けること、でしょうか。
なかなか眼圧検査のために眼科に、といのは
難しいかとは思いますが、それこそが眼圧上昇を早期に
発見し、眼圧を下げる治療を早期に開始するための
ポイントになります。

なお、緑内障は”眼圧”が上昇していなくても、
発症するタイプもありますので、
眼圧が正常=絶対に緑内障にならない、
ということではありません。

まとめ

眼圧が上がることによって”緑内障”に注意しなくてはなりません。
が、眼圧の上昇は、自分で自覚するのは難しく、
視野が欠けてきて、初めて「おかしいな」と気付くことも多いです。

また、視野の欠損に関しても、ある程度欠損が進まないと
自分では気づかないことも多く、
視野欠損に気付いたときには、ある程度、緑内障が進行していた、
なんて可能性もあるのです。

そのため、予防として一番有効的なのは
眼圧検査を定期的に受けることです。
が、現実的にはなかなか難しいと思いますから
「目に何か異常を感じたらすぐに」眼科に行く、ということを
徹底しておくと、良いのではないかと思います。