色の見え方が他の人とは違うと感じたらどうすればいいの?

病気・症状

日常生活の中で、
”色の見え方”が他の人とは違うと感じた場合、
どのように対応すれば良いのでしょうか。

例えば、自分が黄色だと思っていたものを
他の人から「それは〇〇だよ」と別の色だと指摘されたり、
自分自身で「あれ?前と色の見え方が変わったなぁ」と思ったり。

そんな場合はどのように対応していけば良いのか、
それをまとめていきたいと思います。

”色の見え方が違う”というだけでも
色々な可能性が考えられますから
しっかりと対応していきましょう。

色が違って見える場合は…?

モノの色が、他の人が見ている色とは
違って見えてしまう場合は、どのように対応すれば
良いのか。色々と悩ましい部分だと思います。

考えられる状態としては
「色覚異常(しきかくいじょう)」が挙げられますが
これは、生れつき色覚に異常がある場合と
後天性のものがあり、後天性の場合だと
何らかの病気などが原因となって発症している可能性もあるために
充分に気をつけなくてはなりません。

どのような原因なのか、
どんな感じに色の見え方が違うのか
しっかりと把握し、対応する必要があります。
”色の見え方が違う”と感じる場合、
どうすれば良いのか、ポイントをご紹介していきます。

自分の見え方が違うのかどうか

まず、人から指摘された場合については、
“本当に自分が見え方が人と違っているのか”を
判断する必要があります。

自分で「色の見え方が変わった」と思っているのであればともかく、
人から指摘されただけの場合はしっかりと確認する必要があります。
一人ではなく、複数の人に確認してみて、
他の人も「この色は〇〇色だよ」とあなたと違う見え方を
している場合は、自分の見え方に問題がある、と考えても
良いかと思います。

ただし、最初に指摘してきた人とは別の人は、あなたと同じ色に
見えている場合は、見え方が他の人と違っているのは
その最初に指摘してきた人、ということになります。

自分と相手の見え方が違うだけでは、
自分自身に自覚がない場合、
どっちの見え方がおかしいのか判断することはできません。
そのため、別の人にも確認してみるのが確実です。

元からなのか、最近なったのか

自分の見え方がおかしい、と分かった場合次に
確認するべきことは、「元々色の見え方がそうだったのか」
「最近、色の見え方が変わったのか」ということですね。

例えば、生まれつき、色の見え方が違った場合でも、
生まれつきの場合、自分にとっては最初から
その色に見えているわけですから、誰かに指摘
されるまで気付きませんし
(自分自身ではそれが普通だと思っているわけですからね)
人間は他人の目の見え方を知ることができるわけではないですから、
なかなかあなたの見え方が普通とは違っている、ということにも
気付かないわけです。

なので、生まれつきの場合は、他の人に指摘されるまで
気付くことはありません。

指摘された際に
「前からずっとこの色だけど?」と思う場合は
”先天性色覚異常(せんてんせいしきかくいじょう)”で
ある可能性が高いです。
これは、生まれつき、色の見え方が他の多くの人とは
異なっている、という症状で、
遺伝子的な部分の問題で出現する症状です。
これに関しては両眼に発生することが基本で、
治療方法は基本的にはありません。
進行することもないので、日常生活に支障がなければ
特に何もする必要はありません。
日常生活に支障がある場合、他の症状も出ている場合、
どうしても不安な場合は眼科を受診した方が良いですが
そうでなければ、特に気にしなくても問題はありません。
先天性色覚異常についての記事のほうもご覧下さい!)

逆に、自分自身で「ちょっと最近、見え方が変わってきたな」と
思う場合や、指摘されて、確かに今までとは色の見え方が
変わってきたな、と感じる場合に関しては、
これは「後天性色覚異常(こうてんせいしきかくいじょう)」というもので
ある可能性が高いです。
こちらに関しては、加齢などのやむを得ないものが
原因であり、大きく心配する必要のないものもありますが
場合によっては、病気や怪我、精神的なものが原因となって
色覚に異常をきたす場合もあります。

この場合に関しては放置しておくことによって
症状の悪化を招いたり、
別の症状が出てくる可能性もありますので、
後天性(前までとは色の見え方が変わった場合)に関しては
眼科で診察を受けるようにしておおくことが
確実です。

特に視力が低下していたり、視野が欠けていたり、その他の
症状も出ている場合に関しては
加齢によるものではなく、何らかの病気が原因となっている
可能性も十分に考えられますから、その点に関しても
注意するようにしておくことが大切になります。

また、さらにもう一つ考えられるパターンとしては
「昔からこの見え方だったのか」「最近、色の見え方が変わったのか」
どっちだか分からない、というパターンも考えられます。
例えば、初めてみるようなもので、「それ、色違うよ」と
指摘された場合などは、昔からそう見えていたのか、
それとも最近見え方が変わったのか分からないと思います。
自分自身で先天性か後天性か分からない場合に関しては
念のため、眼科で診察を受けておいたほうが良いでしょう。
後天性色覚異常とは?の記事のほうも参考にしてみてください)

どんな場合に病院に行けばいいの?

色の見え方がおかしいと感じたら
どんな場合に病院に行けば良いのでしょうか。
日常生活に支障がないのであれば、
しばらく様子を見てみても良いと思いますが、
下記のような場合は、病院を受診しましょう。

なお、基本的に色覚異常は病気が原因でない場合
(先天性や加齢など)治ることはありません。
症状が悪化・変化せずにそのままなのであれば
急いで診察を受ける必要はないかと思います

・症状が悪化している場合
見え方がどんどんおかしくなっている場合は、
何らかの病気が原因の可能性もありますから
注意が必要です。

・ほかに症状がある場合
視野が狭くなる、視力が低下する、などほかに症状が
ある場合は、何らかの病気が隠れている可能性もあります。
基本、先天性の場合は他の症状はありませんし
後天性の場合は何かの病気の可能性もあるために、
注意が必要になります

・心当たりがある場合
目に強い衝撃を与えてしまったり、
目に既に何らかの持病があったり、
精神的に強いストレスを感じていたり、
引き金になりそうな、何らかの”心当たり”がある場合に関しては
一度病院で診察を受けましょう。

・不安な場合
先天性にせよ、後天性にせよ、自分が不安を感じている場合は
一度眼科に行って、そのままにしておいても良いのかどうか
しっかりと確認をしたほうが良いかと思います。
不安は、自然と消えるものではありませんし
“大丈夫かどうか”は最終的には眼科でしか検査はできません

・色覚異常ではない可能性がある場合
色の見え方ではなく、眩しく見えるようになっただとか、
夜、見えにくくなっただとか、そういう場合は
そもそも色覚異常ではない可能性もあります
この場合も病院で検査を受けたほうが良いでしょう

こんなところでしょうか。
上記に当てはまる場合に関しては
眼科で検査を受けたほうが確実です。

まとめ

もしも先天性のものや加齢を要因とする後天性のものであれば
心配する必要はありませんし
基本的にそれを治すことは難しいです。
どうしても生活に支障がある場合のみ
補正レンズなどで補正できますが、
それ以外の場合は、特に心配しなくても大丈夫です。

が、上記のように別の原因である可能性・
病気を起因としている後天性色覚異常の可能性も
ありますからその点は注意です