目の痛み…
「痛み」と一言で口にしても
色々なパターンがあるかと思います。
例えば、時々ズキッと痛むタイプも
あると思いますし、
持続的に鈍痛のような痛みが
走っているケースもあれば
ヒリヒリしたようなケース、
急激に激痛が走るようなケース、
色々ありますよね。
目の痛みが出たからと言って
すぐに病院に行かなくてはいけない、
というわけではなく、
場合によっては自然とそのまま治るような
ケースもあるのが事実です。
が、反対に放置しておくと
最悪の場合失明に至ってしまうような
原因で目に痛みが出てきている場合もありますから
そのあたりの見極めはしっかりと
していかなくてはいけません。
どんな痛みの場合に
眼科を受診した方が良いのかを
解説していきたいと思います。
眼科を受診した方が良い痛みを解説!
目の痛みも、上で書いたように
色々な痛みがあります。
原因に関しても様々で、
危険な目の痛みもあれば、
そこまで緊急性の高くないものや
わざわざ眼科に行く必要のないようなものまで、
内容も様々です。
では、眼科に行った方が良い”目の痛み”とは
どのようなものになるのか、
それを見て行きましょう。
原因がはっきりしている場合
目の痛みが出ている原因が
ハッキリしている場合で、その原因が
”危険なもの”である場合は
ただちに眼科を受診するようにしましょう。
例えば「目の中に薬品が入ってしまった」だとか
そういった場合、目の痛みはそれが原因でしょうし
放置をしておけば失明する可能性もあります。
また、スポーツなどで目に強い衝撃が
加わってしまった後から目が痛い、など
そういった心当たりがある場合は
眼科に行き、それを説明し、
診察を受けるようにして下さい。
こういった場合、放置しておくと
最悪の時代になる可能性もありますから
面倒臭がらずに眼科で診察・治療を
受けることは大事なことになります。
何の症状も出ていないのであれば、
しばらく様子を見ても良いですが
痛みが出ている以上は早めに診察を
受けなければなりません。
日常生活に支障が出るほどの激痛
日常生活を普通に送ることが難しいレベルの
激痛が走っている場合は、非常に危険です。
例えば、急性緑内障発作(きゅうせいりょくないしょうほっさ)などの
短期間で失明してしまうような
病気を発症している可能性もあります。
とにかく、普通であれば
日常生活に大きな支障が出てしまうような
激痛が目に走ることは基本的にはありませんから、
もしもそういった痛みが出てきてしまった場合に
関しては早めに眼科で検査を受けた方が良いでしょう。
自分では思い当たることがなかったとしても
そこまでの激痛が走っている場合、
やはり普通ではありません。
何らかの原因や異常が身体の中にある、
と考えるのがふつうでしょう。
取り返しのつかないことになってしまう可能性も
充分にありますから
日常生活に支障が出るほどの痛みが
続いている場合は、注意するようにしましょう。
視力が低下したり、見え方に異常がある
痛み自体が大したことない場合であっても
視力低下など、見え方に異常が出てきてしまっている場合
何らかの目のトラブルや病気が起きている
可能性が十分に考えられます。
これも、放置しておくと手遅れになってしまい、
視力などの回復が結果的にできないような
状態になってしまうことも十分に考えられます。
そのようなことになってしまわないためにも
早めに眼科で治療を受けるようにする、
ということが大事になります。
視力の低下はもちろん、
視野欠損にも注意が必要です。
視界のなかで見えない場所が
出てきていたり、
視野が明らかに狭まったりしている場合は
目の痛みがたとえ少しであったとしても
早い段階で病院に行くようにしましょう。
吐き気や頭痛などを伴う場合
目の痛みと吐き気などを伴っている場合は
急性緑内障発作である可能性もあります。
万が一これの場合、短時間のうちに
失明してしまう可能性があり、
それを防ぐためには、
病院でしっかりとした治療を受けることです。
もちろん目の痛みと吐き気があっても
確実にこれとは限りませんが
通常の病的ではないものの目の痛みで
吐き気まですることはあまり
考えられませんから
やはり、注意はした方が良いでしょう。
痛みが続いている場合
痛みそのものは大したことがなく
併発している症状などもない場合であっても
それがずっと続くようだと
やはり何か原因がある可能性は
充分にありますし、しばらく様子を見てみても
治らずに痛みが続いているような場合に関しては
警戒した方が良いでしょう。
緊急的に、ということではありませんが
時間を見つけて眼科を受診して、
何かおかしな部分がないかどうか、ということは
確認してもらった方が良いのではないかと思います。
また、痛みが治らずに徐々に少しずつ
悪化しているような場合はより注意が
必要です。
少しずつ何らかの病気が進んでいる可能性も
ありますから、その点は注意しましょう。
とにかく、痛みの程度が
どのような痛みであったにせよ、
その痛みがいつまでも続いているような場合に
関しては、自分で時間が作れるときに
眼科で診察を受けた方が良いかと思います。
何も無ければないでそれで良いですし
何かある場合は治療をしなくては
いけませんからね。
他に症状がある場合
目の痛み以外にも何らかの症状が
ある場合も、時間のあるときに
眼科で診察を受けた方が良いですね。
上でもご紹介したように
吐き気だとか、視力低下や
視野欠損がある場合は
ただちに診察を受けた方が良いですが
そのほかの症状の場合に関しては
ある程度時間を空けてみても
良いかとは思います。
ただ、湿疹だとか他に
何らかの症状がある場合
放置しておくと悪化してしまう
可能性も十分にありますし
少し様子を見てみて
目の痛みが引かないようであれば
眼科で診察を受けて
治療を進めて行くことをおすすめします。
失明だとかそういった
大事にならない病気であったとしても、
放置しておくことによって後々の
治療が長引いてしまう可能性は
充分にありますから、
そこのところは注意をしておかなくては
ならない部分であると思います。
自分で不安な場合
目の痛みに関して、
自分自身が不安を感じている場合
そのまま毎日悩み続けるよりも
眼科を受診して、早いところ
その答えを知った方が良いかと思います。
仮に何か病気なのであれば
眼科で治療してもらうことになりますし
仮に何の病気でもなかったとしても
「自分は病気ではない」という安心感を
得ることができる、というのは非常に
大きなことになります。
毎日のように気にしてばかりいると、
結果的に精神的に疲れてしまいますし
精神的な大きな負担になってしまいます。
精神的な負担が積み重なると
自律神経失調症などの引き金になってしまい、
身体のバランスを崩し、
体調を崩すことになってしまいます。
そうなってしまうとどんどん不安も増していき
全身の体調が悪くなってしまうことも
考えられますから
そのようなことになってしまわないように、
しっかりと眼科に足を運び、
早めに診察を受けるようにする、ということが
大事になってくると思います。
心配なら眼科に行ってしまった方が
不安に思っている時間も無駄な時間に
なってしまいますし有効的です。
まとめ
特に思い当たることが無く
他の症状も出ていないような
目の痛みであれば、しばらく様子を
見ているのは全然問題ないことだとは
思いますが、
上記のようなパターンにあてはまる場合は
放置せずに早めに眼科で診察を受けて
治療が必要であれば治療を
進めて行くことをおすすめします。