ビジュアルスノウ発症後に出現しためまい。個人的な対処方法と推移!

ビジュアルスノウ発症とほぼ同じ時期に
私は「めまい」も発症しています。

それまでにも、当然、疲れなどから
軽くふらっとするようなことは
ありましたが、本格的にめまいに
なったのは、ちょうどビジュアルスノウを
発症した時期と同じぐらいの時期でした。

実際に、ビジュアルスノウの併発症状の一つには
「めまい」も存在しており、
全員出るわけではありませんが、
私は同じような時期にめまいが出てしまいました。

検査で明確に
ビジュアルスノウ=めまいを、結びつけることはできないので、
私のめまいが「偶然同じ時期に発症しただけ」の可能性も
当然0ではありませんが、
参考用として、ビジュアルスノウと併発した「めまい」に
ついてお話していきたいと思います。

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「めまい」を発症。苦しい日々が始まる

私は、2018年に目の調子を崩し始め、
ビジュアルスノウを発症しました。
そのタイミングで、めまいも発症し、
それまで、人生で一度もなかった
「めまいで寝込む」ということを経験することに
なってしまいました。

その少し前(ビジュアルスノウ発症後の話です)にも、
入浴中に、今までに感じたことのない違和感
(めまいをあまり頻繁に感じるような経験がそれまで
 なかったので、最初は何が起きているのかいまいちわかりませんでした)を
感じて、入浴後にしばらく休んでいたら回復したのですが
後から思えばそれが人生で初めての(数秒のふらつきなどは除く)
本格的なめまいでした。

その後、症状は悪化し、ついに夕食をまともに
食べられずにそのままめまいで寝込んでしまうような日が
人生で初めて出てしまいました。

それまでそんなことは一度もなかったので、
当時はとても恐ろしかったものです。

その後も、定期的にふらつきなどを覚え、
「恐怖」も感じるようになりました。
人間、実際にめまいを体験すると
「外出して大丈夫だろうか…」とか
そんな恐怖心まで感じるようになってしまうものですね…。

生活に支障が出てしまう状態に

私はパソコンを使った仕事をしているのですが
その仕事にも影響が出るようになってしまい、
パソコンを見つめているとめまいがしてきたり、
他のことをしていても、めまいがしてしまうと
パソコンを見ることができなくなってしまったり…
悲惨な状態でした。

調子が悪くなって数十分寝込んで回復を待つようなことも
時々ありました。

そのため”日常生活”に支障が出てしまうような、
そんな状態になってしまっていたのです。

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最初は耳鼻科を受診

めまいに関しては、別で「耳鳴り」も
発症していたため、耳鼻科で診察を受けました。
(耳鼻科はめまいの診察も可能です)

その結果、耳鼻科ではめまい・耳鳴りの原因特定には
至らず(この頃、目の症状も既に出ていて、別で眼科にも
通っているような状態でした)
その後は、メリスロン、アデホスなどの薬を処方されて
対応にあたっていましたが、
この時点では十分に回復せず、
引き続きめまいに悩まされる状況は続きました。

その後、耳鼻科の方で「イソバイド」という薬も
追加されました。
(※実際はメリスロンとアデホスはジェネリックの薬
だったので名前は違いましたが…。
イソバイドだけはジェネリックの方が高くなるので…と
言われて普通の方のイソバイドが出ていました)

が、結局はこれでも十分に回復することなく、
定期的なめまいに不安を感じるような日々は続きました。

ただ、今考えてみれば寝込むようなことは
なくなっていたため、
当時はめまいやビジュアルスノウの症状に対する不安から
そこまで考える余裕が本当になかったのですが、
効果自体はある程度はあったのだと思います。

内科で診察を受けるように…

その後は、耳鳴りなども解決しないまま、
内科で診察を受けるようになりました。

その内科は別件でずっとお世話になっていた
いわゆる、私にとっての「かかりつけ医」で
相談したところ、診察していただける、ということだったので
耳鼻科から、その内科(どちらも街の診療所ですね)で
診てもらうことになりました。

こちらでは、メリスロンとアデホスの服用を継続、
という形で、メリスロンに関しては
耳鼻科では毎食後に1錠でしたが、これを毎食後に2錠に
増やしました。
代わりに、耳鼻科で処方されていたイソバイドに関しては
こちらでは処方されず、
メリスロン2、アデホス1で対処していくことに
なった感じですね。

また、2018年当時、ビジュアルスノウの症状や
耳鳴り、めまいなどに対する強い不安から、
精神的にも少しダメージを受けてしまっているような
状態だったので、
上記とは別にワイパックスという薬も処方されました。
これは「抗不安薬」で、めまい自体とはまた別のお話になりますので
今回は簡単に説明するだけにしておきます。

その後は、メリスロン2、アデホス1で、しばらく
様子見を…ということになりました。

が、このあたりからめまいについては
安定の兆候を見せるようになり、
次第に寝込むようなレベルのめまいは無くなり、
2019年、2020年、2021年と安定して
生活を送ることができています。

今でも月に1回程度、急にふらっとするような
一時的なめまいは来ますし、
ごくまれに、少し気分が悪くなるレベルの
めまいが来ることはありますが、
今では日常生活を送る上での不安はなくなりましたし、
少なくとも寝込んでしまうようなことはなくなっています。

めまいはなかなか完治は難しいと言われますし、
私自身も、めまい自体が完全に治っているわけでは
ありませんが、それでもうまく付き合いながら
日常生活を送ることができているので、
それに関しては非常に大きな進歩であったと思います。

現在は安定段階

完治はしていませんが、
上でも書いた通り、ここ数年は
めまいの状況は安定しています。

めまいだけではなく、
ビジュアルスノウそのものの症状や
他の併発症状(耳鳴りなど)に関しても
かなり落ち着きを見せてくれているので、
症状自体は治っておらずとも、
最初のような強い不安はなくなり、
日々普通に過ごすことができています。

もちろんできれば「安定」ではなく
”完全に治ってほしい”というのは
本音ではありますが、
当初の地獄のような状況を思い出すと、
これでもかなり楽になっていますし、
ひとまず安定しただけでも、
とてもうれしいことだと、個人的には思います。

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今後について

現在の雰囲気ではめまいもそうですが、
ビジュアルスノウそのものを
完全に治すことは、私の場合は難しそうです。

色々なお話を調べてみると「治りました!」という
お話も見かけますが、それが事実であるかどうかは
ネット上のお話なので分かりませんし、
私自身の症状は、3年以上続いているのも事実です。

ただし、めまいに関しては、
幸いなことにコントロールできている状態で、
上手く付き合うことはできているので、
このまま、うまくやっていければ、という状態ですね。

今後、ビジュアルスノウの治療方法が見つかる可能性も
ありますし、見つかるようなことがあれば、
めまいが治る希望もあります。

もちろん、急にビジュアルスノウになったわけですから
急に何かがきっかけで治る可能性も十分に
あると私は思っているので、
希望は捨てずに、治る日が来るまで、うまく症状と
付き合っていこうと思います。

まとめ

「めまい」自体は当然、小さいころから知ってはいましたが
自分が実際になってみないと、
その恐怖はなかなか分からないものです。

私も2018年に初めて本格的なめまいを経験して
その怖さを初めて実感しました。

言葉だけでは伝えにくい恐怖…というものを
経験した気持ちですね…。

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