「目」と「眼」の違いとは?どっちを使えばいいの?

ご挨拶・その他

人間の部位の「め」を漢字で書く際には
「目」と書く場合と「眼」と書く場合があるかと思います。

例えば「眼鏡」だとか「眼科」に関しては
「目科」とは書きませんし、
そもそも「目」という感じは「がん」と読むことはありません。

逆に、「目が見える」だとか「目が悪い」だとか
そういった言葉に対しては「眼が見える」だとか「眼が悪い」だとか
そういった書き方はあまりしないかとは思います。

では、この2つの違いは何なのでしょうか。
それを見ていきたいと思います

基本的には同じものを示す

「目」であっても「眼」であっても
基本的に、その言葉が示す部分は同じです。
人間の目の部分ですね。

そのため、眼科だとか、そういった言葉になっているもの以外に
関しては、別にどっちを使っても間違い、ということは
ないと思いますし、相手に意味は伝わるかと思います。

具体的に何が違うのか、と言われると
はっきり明確に言葉で区分するような
基準は両者にはない、ということになります。
日本語の難しい所の一つですね…。

日常生活において…

日常生活において「め」と書く場合、
「眼科」「眼鏡」「裸眼」だとか、
眼と読むものや、使い方が決まっているようなものを除き、
「目」と書いておけば確実であるかとは思います。
わざわざ眼と書く必要はありません。

迷った場合に関しては
とりあえず目、と書いておいた方が確実ではあるでしょう。

基本的にはどちらの意味でも
相手に伝わりはしますが、目と書いておいた方が
より確実であるのは確かだと思います。

生物学的な話で言うと…

「眼」という表記は
どちらかと言うと、生物学的な方面での言葉に
なっているようです。

例えば、人間の目玉は、
正式名称は「眼球」であり、目玉という言葉は
俗称になります。
医学・生物学などの専門的な分野においては
「目」よりも「眼」という言葉が使われるケースも多く、
また、生物学的な部分や医学の分野に関連するような
言葉の場合「眼科」だとか「眼鏡」だとか、
”目”ではなく”眼”の漢字の方が使われていることが
多い状態ですね。

一般的には目という言葉が使われることが
多いですが、専門分野的な話で言うと
眼球、という正式名称がつかわれることが
多い、ということになります。
覚えておいても日常生活に影響する部分は
ないかと思いますが、雑学として
覚えておくのは良いかもしれませんね。

汎用性が高いのは…

一般的に、色々な場面で言葉を
使ったり、書いたりしていく中で、
汎用性が高いのは「目」という表記の方ですね。

上でも書いたように、生物学的に言えば、
眼の方が多く使われるようですが、
日常的な部分で表記する場合は
「目」の方が多いですし、
汎用性も高い言葉になります。

そういった点を考えると、
日常的に書く機会はこちらの「目」の漢字の方が
多いかと思います。
「眼」という言葉を何かの機会に
書くことはそれほど多くはないでしょう。

よくある利用例

では、どのような時に「眼」や「目」という漢字を
使うのでしょうか。
それぞれの漢字を使う言葉について
まとめていきます。

<眼>を使う言葉
・眼鏡
・眼科
・眼球
・眼軟膏
・裸眼
・老眼
・義眼

こうして並べてみると、
確かに言われている通り、
医学的な分野だとか
生物的な分野に繋がる言葉が
多い印象を受けるかと思います。

一方で、
<目>を使う言葉
・目薬
・目が見える
・目が見えない
・台風の目
・目の近く

などなど、汎用性が高いことが
分かるかと思います。
台風の目、だとか、1番目2番目だとか
人間の身体の部位以外の部分を
示す言葉にも「目」という漢字は
使われることも多く、
「眼」と比べると非常にこの感じの
示す意味は広いものになります。

明確な区別はありませんが、
「眼」という漢字は、
より専門的な意味合いが強く、
狭い範囲を示す漢字である、
ということになりますね。

他の人の表記について

もしも、自分の身の周りの人間が
日常的に「眼」の漢字を使っていたりした場合は
どうすれば良いのか。

一番良いのは特に気にしない、ということです。
明らかに「目鏡」だとか「目科」だとか
普通ではありえないような書き方をしている場合は
その相手とある程度仲が良いのであれば
「それは違うよ」と教えてあげても良いかとは思いますが、
それほど深い仲でなければ
わざわざ突っ込むことはしない方が良いかとは思います。

明らかに間違っている(上で挙げた目鏡とか)場合は
教えてあげても良いかとは思いますが
「眼が見える」だとか、なんとも言えない表記の場合は
あまり突っ込まずに、そっとしておけば良いかと思います。

本人がそのうち何らかのタイミングで気が付くかもしれませんし、
深い間柄でなければ本人が気付かなくてもあなたにとって
マイナスになることは無いかと思います。

冷たいようではありますが、
突っ込むことで、面倒なことになる可能性もありますから
そっとしておくのが一番です。

まとめ

「眼」と「目」
基本的には同じものを指し示す言葉であり
あまり深くは気にしなくても大丈夫であるかと思います。

日本語にはこのように、
おなじ意味を持つ言葉が複数あることもあります。
難しいところでもありますが、
あまり深くは気にしないで、自然と浸かっていれば
得意に問題はないかと思います。

目の方が汎用性が高く、
色々な部分で用いられる漢字であり、

眼の方は医学的や生物的学的な分野に
おいて使われることが多く、
目よりももっと専門的な分野を表す、
と覚えておけば良いかと思います。