眼圧を自分で測る方法はあるの?その方法と注意点は?

眼圧が高いのか、低いのか。
それを知ることは、難しいです。

眼圧が髙くても、基本的に
自覚症状が出ることは少なく、
自分が今、高眼圧か、低眼圧かを
感覚的に知ることは出来ません。

眼圧を計測しない限り、
「あ、今、ちょっと眼圧が高くなってるな?」だとか
そういう風に自分で感じることは難しいでしょう。

この眼圧は、
高い状態だと「緑内障」などの病気が疑われます。
逆に、低すぎても、別の症状が疑われるので、
その数字を知っておくことは大切なことです。

では、この「眼圧」を自分で測定することは
できるのかどうか。
それをまとめていきたいと思います

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眼圧を知るには…?

まず、基本的なお話をすると
自分の眼圧を知るためには
眼科に足を運ぶ必要があります。

眼科に行ったことがある人なら
分かると思いますが、
目に空気をシュッと送り込む検査、
あれが、眼圧検査です。
眼圧検査の概要はこちらでご覧ください)

検査自体は難しいことはなく
とても簡単に終わる検査です。
眼科に別の目的で足を運んだとしても
多くの場合、視力検査と一緒に行われる定番の検査が
眼圧検査になります。
上でも書いた通り、眼圧が高い場合でも
自覚の症状がないために、
眼圧検査が行われることになるわけですね
(他の目的で眼科を受診して、高眼圧が発覚するようなことも
あります)

緑内障に関しても、
視野がだんだんとかけていきますが
自分で「視野が欠けている」と気付くまでに時間が
かかることもあり、気づいたときには
緑内障がだいぶ進んでいた、なんて可能性もありますから
緑内障対策としても、この眼圧検査は
非常に重要なものになってくるのです。

基本的には、その検査を受けることで眼圧を
知ることができる、ということになります。
個人でも、あの「シュッ」というものが
出来れば良いのですが
なかなかそれは出来ないのが現実です。

では、家庭で眼圧検査をする方法は
あるのでしょうか

一応、個人で測定する方法はある

眼圧を、眼科に行かないと
絶対に測定できないのか、と言われれば
そうではありません。
ハードルはかなり髙いのも事実ですが、
自分で眼圧を検査する方法は
あるにはあります。

それが「アイケアHOME手持眼圧計」と
呼ばれるものになりますね。
他にもいくつかあるようですが
これが一番一般的になります。

ただし、血圧測定の機器のように
そこら中に売っているようなものではなく、
しかも、その費用もかなり高額になります。
簡単に「眼圧測定器を買うか!」みたいな感覚ではなく
どうしても必要な場合に購入する、という感じの
商品になっています。

眼圧が心配だな~、という場合は
眼科に行った方が圧倒的に早いですし、
そうするべきです。

眼圧計の費用は何十万円とかかり、
本体価格は50万円近くかかります。
一般的に、
「よし、買おう!」などとすぐに支払できる
金額ではない!ということはすぐに
分かるかと思います。

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眼科に行った方が早く、安い

過程で計測できるようになれば確かに便利ですが
現状では、眼圧が気になる場合や
眼圧による異常を予防したい場合、
早めに眼科を受診した方が、確実で
あるかと思います。

費用的にも数千円で収まるでしょうし、
何の異常もなければ通ったりする必要も
基本的にはないでしょう。

未来の話になれば、ご家庭で
眼圧を自分で測定するようなことも
できるようになるかもしれませんが、
まだ、今の時点ではそういったことは難しい、
というのが現実になりますね。

一般的に考えれば
眼圧の計測は、眼科でしかできない、と
考えておいた方が良いかと思います。

手持眼圧計が有効なのは…?

手持眼圧計が有効なのは
基本的には、眼圧が高く、かつ、何らかの事情で
自分自身で眼圧の管理をする必要がある人、
になるかと思います。
予防のため、というよりかは
緑内障などになってしまっている方が、
眼圧を管理するためのもの、という意味合いが
現時点では強いかと思います。

予防目的で何十万もいきなり払う人は
まずいないでしょう。

緑内障の診断をされていて、
自分自身で管理したい方、眼科に通うのが難しい方、
転勤や引っ越しなどが多い方、などに適しているモノ、
ということになります

医師の診察は必要

仮に眼圧の検査を自分で行うことが
できるようになったとしても、
緑内障などを発症している場合、
定期的に医師の診察を受けることは
必要になります。

完全に自分自身だけで検査・治療まで
完結させることは難しいので、
どのみち眼科に行くことには
なるかと思います。

そういった意味では、眼圧検査を
自分でする、ということは
限られた人のためのものであり
基本的には眼科で診察を受けることが
一般的になります。

もしも眼圧に異常がある場合は
医師の指示に従って
治療が必要なのであれば治療を、
必要ないのであれば、経過観察を
していくことが大切になります。

まとめ

血圧の測定のように、気軽に眼圧も
自宅で計測できるようになれば
良いと思いますが
今の時点ではそういったことは
できない、ということになりますね。

上でも書いた通り、眼圧検査のための
機器をそろえるとなると、相当なお金が
かかりますし、あまり一般的ではないかと思います。
個人で気軽にできるのは視野検査ぐらいですね…。

現時点では、紹介したとおり
特別な事情のある方を除いては
眼圧検査は眼科で行う、
ということになります。
もしも眼圧に不安があるのであれば
一度お近くの眼科に相談してみるのが
一番手っ取り早く、安心でもあるかと思います。

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