脳腫瘍（のうしゅよう）は
脳の病気のひとつで、
場合によっては命に関わる可能性もある
危険な病気の一つになります。
当サイトの話題の中心となる「目」にも
症状が出ることもあり、
決して目とも無関係ではない
病気になります。
そして、言われるまでもないとは思いますが
目だけではなく、命にまで
関わってしまう可能性もある非常に重大な
病気になりますから、
その点に関しては注意を
しなくてはならないのも事実です。
では、脳腫瘍になってしまった場合、
治すことはできるのでしょうか。
その点についてを
解説していきたいと思います。
脳腫瘍になっても助かるの？
脳腫瘍になっても助かるのかどうか。
これは、色々なケースがありますので
その点についてはっきりと断言
することはできませんが、
助かるケースも多く、
術後の経過も良好であることが多いです。
しかしながら、脳腫瘍には良性と悪性のものが
あり、悪性のものの場合は、
５年生存率は数パーセントと言われており、
髙くはありません。
脳腫瘍の割合としては良性のものの確率のほうが
遥かに高いのですが、当然悪性である可能性も
ありますし、その点は覚えておかなくてはいけません。
ただ、近年では医療が発達していることもあり
悪性脳腫瘍であっても治すことが
できる可能性も０ではなく、
生存率も０ではないですから
希望はあります。
今後も、医術がさらに発展していけば
悪性脳腫瘍だって怖くない時代が
来るのかもしれません。
手術による治療
脳腫瘍の治療方法の一つが、
手術による治療です。
外科的な手術を行い、
脳の中の腫瘍を摘出する、
という流れになりますね。
手術の際には
できる限り脳の機能が
失われないように
慎重に手術が行われるかたちになります。
脳をいじる手術、というと
やはりどうしても恐怖心は
ぬぐえないかとは思いますが、
それでも、脳腫瘍を治療するためには
とても重要なことになってきますから、
先生としっかり相談した上で
必要であれば手術の決断をしなくてはいけません。
良性の脳腫瘍であれば
術後の治療経過は良好なものが
比較的多く、今まで通りの生活を
送ることができる場合もあります。
ただし、どんなにスムーズに進んだ場合に
関しても、術後にはしっかりと
経過観察を行わなくてはいけない、ということは
覚えておきましょう。
なお、他の治療方法を組み合わせて
治療を行っていくこともあります。
このあたりは先生の判断や
話し合いによって決まりますから
しっかりと担当の先生のお話を
聞いておくようにしましょう。
放射線治療
放射線治療も脳腫瘍の治療方法の
ひとつとなっており、
よく行われる治療の一つです。
放射線のエネルギーを利用した
治療方法になっており、
放射線の力で、腫瘍を小さくしたり
手術で取り除くことのできなかった
腫瘍を小さくしたり、
色々な用途で使われるものになります。
前述した手術の治療などと
並行して行われることになる場合もあります。
小さな病巣が多発している際などにも
この方法が用いられます。
放射線治療を行うかどうかなどに関しても
先生がしっかりと判断しますから
先生の話をしっかり聞いて、対応を
行っていくようにしましょう。
投薬治療
化学療法と言って、薬によって
治療していく方法です。
腫瘍の種類などによって
この治療方法は大きく異なっており、
薬の種類や投薬期間や投薬の量などが
変わってくるかたちになります。
先生が症状や状況を判断しながら
決めて行くかたちになりますから
しっかりと先生の話を聞きながら
正しく服用を行っていくことが大事になります。
投薬だけで治療することは
なかなか難しいですが、
脳腫瘍をしっかりと治療していくためには
他の治療と組み合わせて投薬治療を
行っていく必要があります。
しっかりと先生の指示に従って治療を
進めて行くようにしましょう。
術後も油断禁物
一度腫瘍を取り除いたとしても、
油断は禁物です。
脳腫瘍に限らず、腫瘍は
再発したりする可能性も高いために
定期的にしっかりと検査を受け
対応していく必要があります。
一度、放射線治療などを含む
一連の治療が全て終わったとしても
定期的に健診を受ける必要があり、
画像検査や血液検査などを行い、
脳腫瘍の再発の有無などを
確認する必要があります。
腫瘍はどの腫瘍でも、
一度治したらおわり、というわけではなく
その後もしっかりと付き合っていかなくては
ならないものになりますから
その点はしっかりと注意をしておくように
しましょう。
一度治ったからと面倒臭がったり
油断したりしていると、最悪の結末に
繋がってしまう可能性も十分に
ありますから、その点はしっかりと注意を
しなくてはいけないのです。
早めの発見が大切！
脳腫瘍も、やはり早めの発見が
大切な病気です。
どんな病気にも言えることですが
早い段階で発見することができれば
治療の点においても有利になります。
特に、脳腫瘍の場合は
最悪の場合、命に関わってしまう
可能性も十分に考えられるような
恐ろしい病気になりますし、
発見した時には手遅れ、なんて状態に
なっていた場合、後悔しても
もう遅く、どうすることもできない
可能性もあります。
また、腫瘍の状態が悪ければ悪いほど
手術などを行ったあとにも悪影響が
残ってしまう可能性は十分に
考えられますから、その点に関しても
しっかりと注意を行うようにしておきましょう。
脳腫瘍の原因については
遺伝子の変異、とされていますが
詳細についてはいまだに分かっていません。
そのため”１００パーセント脳腫瘍を予防する方法”
などと言う、夢のような方法は
残念ながら存在しない、というのが事実になります。
そして、初期の症状では
単純に自分の体調がちょっと悪いのかな、
ぐらいにしか思わないような人も
いるかもしれませんし、
その点に関しても、注意をするように
しなくてはいけません。
少しでも体調が悪いな、と思ったら
やはり早めに病院を受診した方が良い、
というのは確かなことであると思います。
何かがあってからでは、本当に遅いですからね…。
生存率は高め！
脳の病気…しかも、腫瘍、などと聞くと
もうだめだ…というイメージも
強いかと思いますが、
脳腫瘍の生存率は、種類によっても
大きく異なります。
中には５年生存率が９０パーセントを
越えているものも多く存在しており、
決して”なってしまったら諦める”ような
病気ではないのは確かです。
もちろん、それらの脳腫瘍でも
発見が遅れたりして
進行が進んでしまった場合
生存確率はどんどん下がって行ってしまいますから
早めに発見することはとても大事なことになりますし、
悪性の脳腫瘍など、生存確率がいまだに
低いものも存在します。
ただ、いずれの場合も、しっかりとした
治療を行うことが、生存率を高めるための
ポイントになるのは事実ですし
早期の発見が大切であることも事実です。
決して、生存率０パーセントではありませんし
髙い生存率の場合もあります。
先生の話をしっかりとよく聞き、
適切な治療を行っていく、
ということがとても大事なポイントに
なってくるのです。
まとめ
脳腫瘍は怖い病気です。
目にも症状が出ることもあります。
ただ、治療方法は存在しているので
もしも検査などで腫瘍が発見された場合に
関しては、そのことはしっかりと受け入れておき、
対応していくようにしましょう。
脳梗塞にせよ、脳出血にせよ、
やはり、脳は非常に大切な部位です。
他の部位も大事なことは事実ですが、
出来る限り、何か異変に気付いた場合は
すぐにでも検査を受けるなどの
対応をしっかりとしていくようにしましょう。
