脳梗塞とは?原因・症状・治療法を解説!目の症状が出ることも!

脳梗塞(のうこうそく)とは
脳の病気の一つで、
命に関わる危険性のある病気です。

脳卒中(のうそっちゅう)と呼ばれるもののひとつで、
それまで元気だった人でも
急に倒れてしまったりすることもあるために、
注意することが必要になります。

脳と言われると頭痛だとかふらつきだとか
そういう症状を思い浮かべる人も多いのでは
ないかと思いますが、実は脳梗塞は
目の見え方などにも症状が出ることがあります。

しっかりと症状や治療法などを理解しておくことは
大切なことになるのです。

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どのような病気なのか?

脳の血管に血腫が詰まったり、
血管が何らかの原因で細くなったりしてしまうことで
脳に栄養や酸素などの必要不可欠なものが
送り込まれない状態となってしまい、
その結果、脳自体がダメージを受けてしまう、
というものになっています。

血管が詰まってしまう、ということですね。
詰まる場所などによって、3つのタイプに
分類されており、それによっても出てくる症状などが
異なります。

血管が詰まる原因は?

脳梗塞になるのは血管が詰まるから!
と言われても、じゃあどうして血管が
詰まってしまうの?というお話になるかと思います。

脳梗塞の原因は色々なものが存在しており、
それらを気を付けることで、「予防」することは
可能ですがザンネンながら
「絶対に脳梗塞にならない方法」というものは
存在していません。
どんなに気を付けていても、脳梗塞になってしまう
可能性を0にすることはできませんから、
出来る限り予防することも大事ですが、
症状などについても、しっかりと知っておく、
ということが大切なポイントになるかと思います。

原因として挙げられている要素は、
・遺伝
・加齢
・高血圧
・糖尿病
・運動不足
・睡眠不足や食生活の乱れ
・その他の病気が原因のもの
・過度なストレスなど
・アルコール

などになります。
ただ、上のものを見て分かる通り
全部を予防するのはなかなか
難しい部分もあるかと思いますし、
そもそも遺伝や加齢などの場合は、
個人がどうこうできるお話ではないのも事実です。

なので、予防できる部分は
予防を心がけることも大切ですが、
病気について知っておき、いざという時に、
限られた時間を行動できるようにしておくことも
大切なポイントになります

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恐るべき症状とは?

脳梗塞は、普段経験しないような
恐ろしい症状が出てきます。
明らかに「おかしい」と気付くことが
できるようなものも多いですね。
場合によってはそのまま命を落としてしまったり
寝たきりになってしまったり、
後遺症が残ってしまう可能性もあるために
素早い対応が必要になります。

では、その症状を見ていきましょう。

・顔の半分がしびれる
・片方の手と足に力が入らなくなったり動かせなくなる
・ろれつが回らない
・言葉を発しようとしてもうまく話せない
・めまい
・ふらつき
・相手の言っていることを理解できない
・片側の視野が欠けたり、見えなくなったりする
・モノが二重に見える(複視)が起きる
・意識障害

このような症状が出ます。
「あるタイミングから突然」症状が出るのが
脳梗塞の基本的な特徴です。

また、上記のような症状が
数十分~数時間程度だけ現れて
そのあとすぐに消える、
という「一過性脳虚血発作」というものもあります。

これは、血管の詰まりが生じたモノの、
何らかの原因で、それがすぐに良くなり、
また血流が正常に戻ったことで生じます。
なので、ひとまずその時点では安心なのですが、
この症状が出た場合、脳梗塞に数年以内になる
確率が上がっている証拠になりますから、
必ず、脳神経外科などで検査を受けて
治療を行っておくことをおすすめします。

怪しいなと感じたら?

脳梗塞は前触れがあることもあれば、
直前まで特に前触れのような現象がない
(あるいは気付くことのできないレベル)で
あることもあります。

上で書いたような一過性脳虚血発作の症状が出れば
本格的な脳梗塞が起きる可能性が高くなっている、
ということが言えますので
緊急に!というわけではないですが
なるべく早い段階で時間を見つけて
脳神経外科などを受診することをおすすめします。

前触れに気付けないような場合や
突然の場合に関しては、
どうにもなりません。
「これはダメだな」と感じたら、
夜間でも休日でも、とにかく救急車を手配して
治療の受けられる病院へと、すぐにでも行くことが
大切になります。

ただ、あくまでもこれは”自分で動ける場合”のお話です。
場合によっては行動できないような状況に
なってしまっていることも考えられます。
そういった場合、周囲が一刻も早く救急車を
呼ぶことが何よりのポイントになります。

脳梗塞の検査方法は?

脳梗塞に限らず、脳腫瘍やくも膜下出血など、
脳の症状が疑われる場合に関しては、
脳神経外科などであれば
CTやMRIの検査が行われることになります。
脳梗塞が生じていれば、この時点で、
危険性があるかどうか、脳梗塞が起きているかどうかの
判断が行われるかと思います。

その後、必要に応じて血液検査、X線検査、心電図などの
検査が行われる場合がありますが、
まずはCT・MRIで脳梗塞の有無、
脳梗塞の状態などを確認することが優先になります

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治療方法は?助かるの?

脳梗塞になってしまったからと言って
必ずしも命を落としてしまうわけではありません。
適切な治療を、素早くすることができれば
ほとんど後遺症なく、普通の生活を
送ることも可能です。

なるべく早い段階で、なるべく早く治療を
行うことが大切になります。

具体的な治療方法に関しては
脳梗塞の種類や、発生部位によって異なります。

内服薬による治療がおこなわれることが多いですが、
緊急時などに関しては手術治療が行われます。
その後は、日常生活を取り戻すための
リハビリを経て、社会復帰を目指すカタチになります。

治療方法は内服薬などの内科的治療もしくは
手術などの外科的治療ということになります。
これに関しては病院で先生が判断することになりますが
いずれにせよ、なるべく早く治療することが
脳梗塞の予後を左右する重要なポイントだといっても
過言ではありません。

放置しておくとどうなるの?

脳梗塞を放置しておくと
どうなってしまうのか。
結論から言えば、大変なことになります。

脳梗塞の症状が出たあとに
放置しておく、ということは
大変難しいことだと思いますが、
万が一それでも放置しておけば
それは、命に関わる事態になってしまいます。
仮に助かったとしても、
処置が遅れれば遅れるほど、
後遺症などを残すことになり、日常生活が
難しくなってしまいます。

脳梗塞に限らず、脳の病気は
放置しておくと重大な結果に
結びついてしまう可能性が
非常に高いですから、
しっかりと病院で治療を受けるようにしましょう。

また、一過性脳虚血発作を起してしまった場合に
関しては、症状は一時的なもので、少しすると
回復するものですが、それも放置しておけば
脳梗塞に繋がってしまう可能性があります。
なるべく早い段階で、脳神経外科の
診察を受けるようにすることが
大切になります。

脳に関しては、とにかく放置しないこと、
おかしいと感じたらすぐに検査を
受けるようにしましょう。

まとめ

脳梗塞は非常に恐ろしい病気の一つです。

当サイトは目のサイトですが、
目の症状が出ることもあるので、
こちらに脳梗塞について、
まとめてみました。

どのような症状が出るのかどうか、
前触れがあるのかどうか、
そういった部分も人によって異なるので、
とにかく「おかしいな?と思ったら検査を受ける」と
いうことが大切になります。
治療のスタートは、早ければ早いほど、良いのです。

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