ビジュアルスノウの進行が一度止まったと感じたら
どうすれば良いのか…。
ビジュアルスノウの症状の進行は
人によって個人差はありますが、
発症直後~半年程度の方が
症状の進行や変化が生じやすく、
逆に、ある程度時間が経つと、症状の進行も
そこで止まり、
横ばいになることもあります。
私自身も、ビジュアルスノウ発症後、
最初の1年間(特に半年ぐらい)は症状が
徐々に悪化しているような状態にありましたが、
その後、症状の進行は止まり、
そこから5年以上経過していますが、
症状に大きな変化はありません。
(回復していることもありませんが、
ひとまず悪化はなくなった、という状態ですね)
そんな状態になった”あと”のことを
こちらでは経験談としてお話していきます。
なお、ビジュアルスノウの症状は
人によって出てくる症状も進行の状況なども
異なりますので、
あくまでも一例として参考にしてみて下さい。
進行が止まったあとのポイント
ビジュアルスノウの症状の進行が止まった…
あるいは、ほぼ変化が無くなったと感じた場合に関しては、
とりあえず、一番辛い時期を乗り越えたということに
なりますので、まずはその点はプラスに考えると
良いかと思います。
引き続き、症状が続くことはそうなのですが、
物事を少しでもプラスに考えていくことも、
ビジュアルスノウと付き合っていくためには
大切なことです。
それでは、ビジュアルスノウの症状の進行が
”一旦止まった”と感じる場合には
どのような点に気を付けていけば良いのか、
ポイントを解説していきます。
一番辛い時期を乗り越えた
ビジュアルスノウに実際になってみて、
私が一番辛いと感じた時期は
やはり”最初の頃”でした。
最初は症状自体にも驚きますし、
得体の知れない症状を前に、
不安もどうしても強くなってしまいますし、
その上、ビジュアルスノウは発症直後の方が
症状の変化が大きく出やすいこともあるために、
余計に不安は強まります。
が、一度症状の進行がある程度止まると、
”これ以上悪化したらどうしよう…”みたいな不安は
だんだんと消えていきますし、
今、出ている症状自体にもだんだんと慣れてくるので
その部分の不安も消えていきます。
そのため、まずは”辛い時期”をある程度乗り越えることが
できた、と考えて良いかと思います。
一度症状の進行が止まっても、”油断していい”ということでは
ありませんが、
ひとまず、最初の大きな不安に関しては
乗り越えられたと前向きに考えましょう。
その上で下記のような点に気を付けつつ、過ごしていきましょう
何か変化があった場合は…?
ビジュアルスノウの症状の進行が
一旦”止まった”と感じても、
場合によっては症状に何らかの変化が生じる可能性もあります。
そういった場合には注意するようにし、
必要に応じて医師の診察を受けるようにして下さい。
一時的に変化しただけの可能性も十分にありますし、
他に体調を崩すと一時的に悪化することもありますが、
(実際、私はコロナになった際に目の症状が1日だけ明らかに
悪化したことがありました)
その他にも”ビジュアルスノウではなく、他の目の病気や症状が出た”という
可能性など、色々な可能性があります。
そのため、一度”ビジュアルスノウ”の症状の進行が
止まったと感じても、再び何らかの変化が出てきた場合に関しては
医師の診察を受けるなどして、対応していきましょう。
進行が止まっている間、病院に通う必要は…?
これは、病院に通っているのであれば
担当の先生に相談して、自分たちで決めるのがベストです。
一度症状の進行が止まった場合、
少なくともそんなに頻繁に診察を受ける必要はなく、
もしも対症療法なども必要ないのであれば、
”また何か変化があったら”だとか、
”定期的に経過観察をする”だとか、
極力、診察の回数を減らすことも一つの方法になります。
私自身は、ビジュアルスノウ発症後に
因果関係は不明であるものの、めまいと耳鳴りの症状が
出てきて(めまいは時々で、ずっとではありませんが)
それが続いているために、その対症療法の薬は
毎月、病院に通って貰っていますが、
それ以外に関しては”変化がない”状態であれば、
特に何もしていない状態です。
担当の先生と相談した結果次第、ということには
なりますが、先生との相談の結果、
ゆるく経過観察しながら、ということでも
大丈夫だと思いますので、
このあたりは、担当の先生(がいれば)相談するようにしてみましょう。
症状が安定していれば、必ずしも
頻繁に病院に通ったりする必要はないかと思います。
自分なりに各症状への対処を身に着ける
ビジュアルスノウを発症してからしばらくして、
もしも症状が”安定”したということであれば
最初のような不安は大分薄れるかと思います。
その段階にたどり着いた場合には、
自分なりに出ている症状への対処方法や
パターンを覚えていくと、より生活もしやすくなるかと思います。
例えば”こういう時は一時的にビジュアルスノウの症状が酷くなる”
という場面があるのであればそれを覚えておき、
避けられるのであれば避けるようにしたり、
避けられないものの場合でも、日常生活に悪影響が
ない場合はそれが起きても慌てないようにすることが
大切になります。
目には過度に負担をかけないように
ビジュアルスノウの症状が安定したあとも、
やはり、目には過度な負担を
掛け過ぎないようにした方が良いです。
ビジュアルスノウの症状が出て以降は
私も以前よりも目が疲れやすくなりましたし、
目の疲れが蓄積すると、
”スマホ老眼”のような症状が出てくることも
多くなりました。
ビジュアルスノウの症状自体、
目自体が直接的な原因ではないとされていますが、
視界に異常が出る以上、やはり目にはある程度の
負担がかかりますから、
出来る限り、目を過度に疲れさせるようなことは
しないようにするのがベストであるかと思います。
もちろん、スマホをいじったり、パソコンを操作したり、
ゲームで遊んだり、そういったことを全くしてはいけない、
ということではありませんし、
仕事場でパソコンなどを使っているのであれば
それはそれで良いのですが、
なるべく”目の疲労には配慮する”ということが大事に
なってくるかと思います。
まとめ
ビジュアルスノウの症状が安定した後には、
変化が無ければ普通に過ごしていても
問題ないかと思います。
私自身も、ビジュアルスノウの症状自体は
消えておらず、未だにありますが
症状が安定してからそれなりに時間が経過しており、
日常生活自体は普通に送ることができています。
もちろん、個人差はありますし、
変化があった場合には注意が必要ですが、
変化がない場合は、できる限り普通に生活することも
大事になります。
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