スターバースト現象とは?原因や治療方法などを解説!

スターバースト現象とは、
夜や暗い場所で、光のようなものが見える
現象の名称のひとつで、
目の手術などを行ったあとに生じたり、
何らかの目の病気などの併発症状として
生じたりすることのある現象になります。

類似する現象として「ハロー」「グレア」などが
存在していますが、それと同じように
光が見える(夜にまぶしい)というような
状態になります。
(スターバーストと「ハロー」「グレア」は、
同じように夜間などにまぶしく感じたり
光が見えるような症状ですが、
光の見え方の違いで、名前が区別されています)

そんな、スターバースト現象について
詳しく解説していきます。

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どのような症状なの?

夜間などを中心に、光を通常よりも
まぶしく感じたり、
ギラギラしてしまって見えたり
するようになってしまい
「まぶしい」と感じる症状のことです。

見え方に異変が出て来るので、
度合いによっては
日常生活においても不便に感じることが
出て来る症状になりますね。

ハロー・グレアと基本的に同じような
症状になりますが、こちらは
「星や火花がはじけるような」そんな光の
見え方が起きるものになっています

原因は?どうして起きるの?

「スターバースト現象」そのものは
病気の名称ではありません。
一つの目の症状の名前になります。

そんなスターバースト現象が起きる原因としては
「目の手術などを行ったあと」や
「白内障やビジュアルスノウなどの何らかの病気」の症状の一つとして
出て来る、など色々なものが考えられます。

大まかに分けるのであれば
「手術による影響」「目の病気関連によるもの」「ストレスなど」の
どれかになります。

手術などをした後であれば
”思い当たること”はすぐにわかると思いますから
そこまで慌てず、手術などを担当した先生と相談しながら
経過観察をしていくような感じでも(※先生の指示に従ってください)
良いと思いますが、”思い当たること”が何もないのに
スターバースト現象と呼ばれる見え方が出てきている場合、
繰り返すのであれば、眼科で診察を受けることをおすすめします。

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すぐに眼科に行った方がいいの?

これは、場合によります。
スターバースト現象と呼ばれる見え方をして
「短時間のうちに失明」してしまうようなことは
色々な可能性を調べた限りでは、見当たりませんので、
(他の症状と勘違いしている場合は別ですが)
そこまで慌てなくても良いかとは思います。

手術などを行った場合でも、
術後しばらくはそういう症状が出るかも、などなど
先生からあらかじめ説明を受けていれば
特別焦る必要はありません。
症状が酷い場合などは、手術を行った先生に
相談してみると良いでしょう。

一方で、”特に思い当たることがない”のに
スターバースト現象と呼ばれるような
暗い部分で光を感じたり、
まぶしく感じたりするような場合は、
様子を見てみて、続くようであれば
一度眼科で診察などを受けてみることを
おすすめします。

いずれにせよ、
スターバースト現象や、ハロ・グレアなどに
関しては「ただちに眼科に直行しないと危険」な
可能性は非常に低いので、
明らかにおかしいレベルでそういう症状が
出ているのでなければ、ある程度様子を見てみても、
基本的には問題ありません。

上で書いた「続く場合」と、
下記のような場合は眼科で診察を受けておくと安心です。

・症状がずっと続く場合
・症状がだんだんと酷くなっている場合
・症状が出る頻度がだんだんと多くなってきた場合
・他に気になる部分がある場合
・思い当たることが自分の中で何かある場合
・自分の中で心配になってしまう場合

これらの場合に関しては
時間のあるタイミングで良いので
眼科の先生の診察を受けましょう。

何もなければないでそれで安心できると思いますし、
何か原因となっている病気などがあるのであれば
治療が可能なものであれば治療を検討していく、
ということも、

治療方法はあるの?

スターバースト現象の治療方法はあるのかどうか。
これは、原因によって異なりますが、
目の手術などを行った後に出て来た場合に関しては、
時間をかけて次第に慣れていく場合や
症状が緩和される場合などもあるため、
経過観察などが中心になるかと思います。

その他、何らかの病気が原因でその症状が
出ている場合に関しては
その原因になっている病気の治療が
必要になるため、病気ごとによって
治療方法は異なってきます。
これに関しては、眼科の先生の診察などを
受けながら、対応していくしかありません。
ただし、ビジュアルスノウなど、治療が困難な病気が
原因でスターバースト現象のような状態が生じることもあり、
その場合は、しばらくの間、付き合っていく必要が出て来る
場合もあります。

精神的なストレスなどが原因で出てきている場合に
関しては、まずはそのストレスを取り除くこと、
難しければ心療内科的な治療も必要になって来る場合があります。

このように一言で「スターバースト現象」と言っても
原因によって、対応方法も様々になりますので、
まず、眼科の先生の診察を受けて、その先生の治療方針に
沿って治療していく(経過観察なら経過観察)ことが
ベストかと思います。

まとめ

私も「スターバースト」と呼ばれる光の見え方を
一時的に体験したことがあります
(私はビジュアルスノウの併発症状として出ましたが、
 わずかな期間でスターバーストは見られなくなりました)。

見え方に違和感があるだけで、不安になってしまうと思いますが、
基本的にただちに命にかかわるような、失明に至るような
現象ではないので、その点は慌てないようにし、
続いていたり、心配であれば、
眼科の診察を受けるようにするのが良いかと思います。

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