ビジュアルスノウと併発した「耳鳴り」の体験談と現在。

私は、2018年にビジュアルスノウを発症した当時から
同時期に「耳鳴り」も発症しています。

それ以前にも、時々耳鳴りがするようなことはありましたが
今のような感じの耳鳴りではなく、
ビジュアルスノウを発症した時期から
”明らかに違う耳鳴りになった”(悪化した)のです。

今回は、ビジュアルスノウの併発症状として出て来たと
考えられる私の耳鳴りについて、体験談として
記していきたいと思います。

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ビジュアルスノウの併発症状の一つして存在する

ビジュアルスノウには色々な併発症状が
存在しており、全てが出て来るわけではなく
人によって、”その中のいくつか”が出て来るような、
そんな状態になっています。

そんな、ビジュアルスノウの併発症状として
”多い”ものの中に”耳鳴り”と”片頭痛”が存在しており、
私の場合は耳鳴りの方だけ、出ています。
(片頭痛に関してはありませんが、片頭痛に関連する
 閃輝暗点と呼ばれる症状は数回ほど経験しました)

他にもいくつか併発症状は私にもありますが
この耳鳴りは最初のうち、辛いと感じる度合いが
大きかった症状の一つです。

ほぼ同時期に出て来た

具体的に何月何日から、と言えるほどに
明確には覚えていませんが、
”目の調子が悪くなり始め”て、
様々な症状が出て来る中、耳鳴りの症状も明確に
”耳鳴りがしている”と分かるぐらいの大きさになりました。

目の不調を実感したのが先だったので、
耳鳴りはその少し後から出て来たのだと思いますが
いずれにせよ、ほぼ同時期からの発症でした。

”耳鳴り”は、それまでの人生で
ある程度体験したことはありましたが
基本的には突発的な感じの耳鳴りが多く、
”耳鳴りがずっと続いてしまう”ということは
なかったため、
最初はビジュアルスノウ自体の症状共々、
私を大きく苦しめる存在となりました。

その後、自覚してからはしばらくの間、
ビジュアルスノウと同じく
”少しずつ悪化していく”感じがあり、
耳鳴りの大きさや、気になる度合いも
発症直後から”かなり緩やかな速度”ではありましたが
だんだんと進んでいくのが自分でも
分かるような感じでした。

今だからこそこうして落ち着いて
耳鳴りについて語ることもできますが、
当時は本当に
”このまま耳鳴りの音がさらに大きくなってしまって
何も聞こえなくなってしまうのではないか”という不安を
強く感じたものです。

ただ、結果的にはそうはなりませんでした。

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耳鼻科で診察を受けた

当時はビジュアルスノウというものにまだ
たどり着いていなかったこともあり、
最初は、眼科と並行して、耳鼻科で診察も受けました。
(眼科は目の症状、耳鼻科は耳鳴り、という感じです)

この時は、目の症状と耳鳴りがそもそも
繋がっている(大本は同じ原因によるもの)とは
夢にも思わなかったので
当時の私としては、当然の判断だったと思います。

ただ、ビジュアルスノウの場合は、当然耳自体に
異常はないために検査の結果、特に原因は不明、ということで
耳鳴りの薬などが処方されて、
しばらく様子を見ることになりました。

なお、耳鳴り自体は、ビジュアルスノウ云々関係なく
”元々、薬などですぐにサックリと治りにくい”ものなので
私の耳鳴りも治ることはありませんでした。

そこからは、”しばらくの間”耳鳴りが
少しずつ(ほんの少しずつ、です)大きくなっているような
気がして不安を感じたりもしましたが、
結局、少し大きくなった程度で、
ある程度のところまで進んだらぱったりと止まり、
耳鳴り自体はそれ以上は悪化しなくなりました。

とは言え
”悪化しなくなった”というだけで
消えるわけでもなく”ずっとそのまま”という、
そんな状況ですね。

ビジュアルスノウにたどり着くまで

その後、ビジュアルスノウにたどり着くまでは
眼科・耳鼻科を並行しながら
眼科の方で紹介された脳神経外科(目の症状は脳が原因のこともあるため)で
検査を行ったりしていましたが、
後に病院の先生との話や、自分でも色々調べたりしながら、
ようやく”これはビジュアルスノウではないか”というところに
たどり着き、目=耳の症状が結び付きました。

ただ、他の記事でも私はいつも書いていますが
ビジュアルスノウは検査で一発で
”はい、あなたはビジュアルスノウです!”と、なるようなものではなく
他の可能性をどんどん排除していき、
最終的に”この可能性が高い”というところにたどり着く、というものに
なっています。

そのため、私もそうでしたが
まず最初からいきなり”ビジュアルスノウだな”となるのではなく
一通り必要な検査を行っておき
”ほかの病気の危険性はない”ということは
確認しておいた方が良いと思います。

私自身も、目の検査は必要なモノはそれぞれ行いましたし、
脳の検査もCTとMRIの両方を受けて、
脳に異常がないことを確認しています。
もちろん、耳についても耳鼻科の先生の指示に従い
検査各種を受けました。

いきなりビジュアルスノウだと決めつけてしまうことは危険なので、
その点に関しては注意する必要があります。

例えば、万が一脳の病気が隠れていた場合、
それに気づかずに放置していると、
最悪の場合は命に関わりますし、
目の病気や耳の病気が隠れていた場合に関しても
目であれば失明に至る可能性、
耳であれば聴力を失い可能性なども考えられます。

これは怖がらせる意図ではなく
”そういうことも実際に可能性としてはあるので、
ビジュアルスノウと決めつけずに耳鳴りに関しても、
他の症状に関しても、最初は調べることが大事”と、
いうことです。

もしもその結果、他に何の異常もなく、
あなたの症状がビジュアルスノウであると分かった場合に関しては
命も、失明も、聴力を失うことも基本的には
心配する必要はありませんので、
自分自身でしっかりとした安心感を得るためにも、
最初は特にしっかりと”ちゃんと調べておく”必要があるのです。

その後は悪化せず完治もせず

目=耳が結びついて以降は、
耳鳴りの症状は”変化なく平行線”の状態です。

ビジュアルスノウ自体、最初は”緩やかに悪化している”というような
状態でしたが、その後は悪化自体は止まり、
症状にここ数年は全く変化がない状態になっています。

ビジュアルスノウの併発症状の一つとして出現していると
考えられる耳鳴りについても、最初は緩やかに悪化している
状態(に感じた)でしたが、
今はすっかり症状に変化がなくなり、
”良くも悪くもそのまま”な状態となりました。

悪化もせず、治ることもせず、という状態ですね。

ビジュアルスノウ自体、現時点では治療方法が
明確に判明しておらず、
色々調べた感じや、病院の先生のお話、
そして私自身の実際の体験から
”完治する可能性”としては、難しいところもあります。

耳鳴りに関しても、ビジュアルスノウが原因となると
やはり、私もそうですが、なかなかこれが
完全に消える、ということは何年もこの症状と付き合ってきて
難しいのではないかと思います。

しかしながら、ビジュアルスノウになってから何年も経過し、
耳鳴りも含め、その症状には”かなり”慣れました。
今では日常生活を送る上で支障を感じることも
ほとんどなくなっているため、そういった意味では
一歩前進、と言えると思います。

まとめ

これを書いている現在も、
当然、ビジュアルスノウのものによると思われる
耳鳴りは続いています。

症状に変化はありませんが、
それでも、やっぱり完全に消えることがあるのであれば
それに越したことはないので、
今後も試せることは試しつつ、過ごしていきたいと思います。

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