アトピー性皮膚炎は目にも影響を及ぼす可能性が!治療法は?

病気・症状

アトピー性皮膚炎…
一度は聞いたことのある名前だと思います。

私も小さい頃、アトピーではないかという
診断を受けていたものです。

それはさておき、
このアトピーは、時に目にも影響を及ぼす可能性の
あるものとなっており、
最悪の場合、放置を続ければ失明してしまう
危険性も生じます。

そんなことになってしまわないためにも、
アトピーの目に対する危険をしっかりと理解しておき、
皮膚と共に、目を守るようにしっかりと対策を
していきましょう。

アトピーとは何か?

アトピー性皮膚炎は皮膚の病気で、
目の病気ではないのですが、それが広がることによって
目そのものにもかゆみなどを発症し、
それが起因となって、目に色々な病気をもたらしてしまう
可能性があるものです。

そのため、症状が悪化する場合は、皮膚だけではなく
目の方面に関しても注意しなくてはいけません。

アトピー自体の症状としては
湿疹・かゆみ・炎症・乾燥などになります。
また、かゆみなどからかいてしまうことによって
出血したりする場合もあります。

原因としては、皮膚が弱い人、皮膚のバリアー機能が
弱い人などが発症しやすく、遺伝的な原因なども
指摘されている皮膚の症状になります。

治療はどのように行うの?

アトピー自体の治療はどのように行うのでしょうか。
まず、アトピーの治療は眼科ではなく、
皮膚科などが主な受診場所になります。
眼科を受診するのは、目に症状が出たり、
目の周りに湿疹などが出た際に、ということになるかと思います。

皮膚科や内科などで普段から診察を受けていれば、
先生が必要と判断した場合、眼科を紹介してもらえると
思いますから、まずは皮膚科などで治療を行うのが
ベストであるかと思います。

治療方法としては、
症状が出ている際にアレルギー薬の内服や、
塗り薬などの利用が行われます。

また、症状が酷い場合に関しては
ステロイド軟こうや、内服薬などの服用によって
経過観察が行われるかたちになります。

基本的に、アトピーというものは治癒させる、というよりは
かゆみなどが出ないようにうまくコントロール
していく、ということが大切になります。

多くの場合は成長と共に治って行くものになっているのですが、
場合によっては成人後も、アトピーの症状が
続くようなケースも見受けられ、
成長すれば必ずしもアトピーは治る、というわけではない、
ということは覚えておきましょう。

成長と共に治らないケースでは免疫抑制の薬などが
治療で用いられるケースもあります。

通常のアトピーの治療としてはこのようなところになりますね。
これに加えて、目の症状が出てしまった場合は、
別途、目の方面に関する治療も必要になります。

目に症状が出る原因は?

目に出る症状には、様々なものがあります。
これは、アトピー性皮膚炎によって、
顔面の部分にも強いかゆみが出現し、
場合によっては、目の周りになまで、
その強いかゆみが及ぶ場合もあります。

そうなってしまうと、目の周りをかいたり、
目をこすったりしてしまうことに繋がり、
それが、目の病気や症状の引き金に
なってしまうのです。
アトピーのかゆみは大変強いかゆみに
なる場合もありますから、
特に子供の場合は、なかなか我慢する!ということも
難しいかと思いますし、
寝ている間などに目をかいてしまう可能性もあり、
目を傷めてしまう結果になってしまうこともあります。

目に出る症状はどんなもの?

アトピー性皮膚炎を起因として、
目に色々な症状が出る可能性があります。
それぞれ、治療や経過観察が必要になる病気で、
中には放置しておけば、そのまま失明までたどり着いてしまうような
病気もあるため、注意が必要なのです。

では、どのような目の病気になってしまう可能性が
あるのでしょうか。

・網膜剥離(もうまくはくり)
網膜が剥がれてしまうことで、視力低下を引き起こす病気です。
放置しておけば、失明する可能性もあります。
なお、網膜剥離の症状として飛蚊症(黒い虫のようなものが見える)や
光視症(暗い場所でもチカチカと光が見える)が
出てくる場合があります。

・白内障(はくないしょう)
水晶体が白く濁ってしまうことで、視力障害を引き起こす病気です。
重度な場合は、ほとんどの視力を失います。

・円錐角膜(えんすいかくまく)
角膜が円錐状に突出してしまう病気で、不正乱視などを引き起こす病気です。

・角結膜炎(かくけつまくえん)
目やに、異物感、充血、ゴロゴロ感など目の不快症状を全般とした
病気になります。場合によっては、他の病気を合併してしまうことも
あるため、その部分には注意が必要です。

・角膜潰瘍(かくまくかいよう)
角膜の表面だけではなく奥の部分まで濁ったり、薄くなるなどの
症状が出てしまう病気で、最悪の場合は失明したりする可能性も
ある病気です。

・眼瞼炎(がんけんえん)
まぶたやその周囲が炎症してしまう状態です。
アトピーの場合は、強いかゆみも伴います

こういった症状が
アトピー皮膚炎によるかゆみや炎症を起因として
発生する可能性もあり、注意が必要です。
上にまとめたものを見ると分かるかと思いますが
最悪の場合は重度な視力障害や失明などに至る
症状が出てくる可能性もあります。
そのため、目に何らかの症状が出てきてしまった場合に
関しては、しっかりと対応していくようにしましょう。

最初はちょっとした症状だったとしても
放置を続けていれば、最悪の場合は
失明に至ってしまう可能性も否定はできない、
ということになります。

目に症状が出たらどうすれば?

まず、アトピー性皮膚炎で眼科以外の病院を
受診している場合は、
皮膚科でも内科でも、その先生に相談してみると
良いかと思います。

もちろん、目の症状を検査したりすることはできませんが
ある程度の判断はできると思います。
先生が必要と感じれば眼科の受診をおすすめされたり、
眼科への紹介状などを頂ける可能性もあります。

また、当然、眼科を直接受診しても大丈夫ですし、
アトピー性皮膚炎の症状で病院を受診していない場合に
関しては、自分で判断するしかありません。
目に何らかの症状が出てきてしまった場合、
放置していればしているほど、症状が悪化する可能性、
治療が難しくなる可能性がありますから
注意が必要になります

治療方法は?

アトピーを起因として、目に症状が出ている場合は
眼科で治療をしつつ、
アトピー性皮膚炎自体の症状もコントロールを
していかなくてはなりません。
目の症状と皮膚の両方の治療が必要になるかたちですね。

目の治療に関して、どのような治療が必要になるのか、
という点は、目の症状によって異なりますので、
それぞれの病気のページの方をご覧ください。
その治療に加えて、アトピー性皮膚炎自体の
症状をコントロールする必要もありますから、
双方の治療をしっかりと行っていくようにしましょう。

放置してしまうと、最悪の場合は
失明に至る可能性もありますから、
その点に関しては注意をしておき、
しっかりと対応していくことが大切になります。

まとめ

アトピー性皮膚炎は、時に目に症状を
出す可能性もあります。
そして、場合によっては失明してしまうことも
ありますから、注意することが
必要になります。

アトピーはとてもつらいものです。
目以外の部分でも、強いかゆみなどを
伴う病気ですので
根気よく、症状に応じた治療を
していくことが必要になります。

目の症状が出てしまった場合は、しっかりと
先生と相談して、目の状態が今、どのような状態に
なっているのか、そしてどのような治療が必要になるのかを
よく調べて、治療を進めていくようにしましょう。
くれぐれも、放置しないように、注意です。