ビジュアルスノウの症状次第では、
バイトに行くのがつらい…と感じるようなことも
場合によってはあると思います。
基本的な症状は視界の砂嵐ですが、
併発症状も多く（どんな症状が出るかは人により、
ある程度異なります）、
また、精神的に強い不安を抱えるなどして、
ビジュアルスノウ外の症状も場合によっては
出てきてしまうこともあります。
そのため、人によっては
”バイトに行くのもつらい”というような
状況になってしまうような日もあるのではないでしょうか。
が、”ビジュアルスノウを理由にバイトを休めるのかどうか”は、
不安なところですよね。
こちらでは、ビジュアルスノウ経験（現在も続いています）と、
店長経験、両方の経験を元に
”ビジュアルスノウを理由にバイトを休めるどうか”を
お話していきます。
現実的には難しい
バイト先にいきなり
「ビジュアルスノウの症状が酷いので休みます」と、
シンプルに伝えてしまうと、
休むのは”現実的には難しい”と、いうのが答えになります。
例外としてバイト先の店長や社員など、
責任者自身が”ビジュアルスノウ”の経験者であれば、
理解してもらえる可能性もありますが、
そうでない場合に関しては、
そもそもビジュアルスノウのことを知らない人が多いですし、
（私も店長時代は知りませんでした（※発症は店長を辞めたあとでした））
ビジュアルスノウのことを知っていたとしても、
やっぱり、実際に経験したことがない人は、
なかなか理解するのは難しいものです。
ですので、シンプルに「ビジュアルスノウの症状が酷いので休みます」と
伝えるだけでは、現実的には難しいかと思います。
（厳密に言えば、休むことはできるとは思いますが
仮病を疑われたり、”面倒くさいやつだな”と思われたり、
そういうマイナスの感情を抱かれる可能性があります）
そのため”工夫”をしていくことが必要になります。
時々休むぐらいの頻度の場合は…
”時々休む”ぐらいの頻度で休む場合に関しては
わざわざ”ビジュアルスノウ”だと素直に言う必要は
ないかと思います。
ビジュアルスノウではなく、
体調不良（熱や腹痛、風邪など）を理由に
休んだ方が”余計な疑い”も持たれずに済みますし、
リスク低く、休むことができます。
店長（あるいは社員）からしても、
”ビジュアルスノウで休みます”と言われるよりかは
分かりやすいですし、心理的に疑いも抱きにくいです。
結局のところ”休む”という結果は同じわけですから、
バイト先にとっても、休む本人にとっても
そうした方が、面倒なことにもなりませんし、
リスクなども最小限に抑えることができます。
ただ、”あまり頻繁に休む”と、
ビジュアルスノウだから、だとかそういうことは関係なく
信頼を損なう可能性がありますので、
あくまでも”時々休む”ぐらいの頻度の場合に
使うことのできる方法です。
時々”ビジュアルスノウがとても辛くてバイトがきつい”日がある…
ぐらいの人に関しては、ビジュアルスノウではなく
単純な体調不良としてしまった方が良いです。
頻繁に休む必要がある場合は…
”頻繁に休む”となると、
確かに、ビジュアルスノウの辛さは、私にも理解できるのですが
（1年目は特につらかったですね）
バイト先の店長・社員の立場で考えると、
ビジュアルスノウかどうかに関係なく
”頻繁に休むアルバイトスタッフ”がいる、ということは非常に
困ることです。
急にシフトに穴が開いたりしたときに、
調節するのは店長の仕事ですし、
場合によっては店長が休日出勤したりすることにもなるため、
”頭の痛い存在”になってしまうのは事実です。
その上、理由も不明瞭となると店長（社員）からすると
かなり”困る”ので、
頻繁に休む必要がある場合は、対策を考えなければいけません。
基本的には、ビジュアルスノウの場合
症状を消すことは難しいので、”バイトができるぐらいに安定させる”ことを
最優先に対応していく必要があります。
医師と相談しつつ”気になっている症状”の部分を
抑えることができるような対症療法をしつつ、
対応していくのがベストではないかと思います。
店長や社員に”ビジュアルスノウ”であることを伝えて
理解してもらう方法もなくはないですが、
最初に書いた通り、なかなか理解してもらうことは
難しいと思いますし、
理解してもらえたとしても、
”何が原因でも頻繁に休むアルバイトスタッフさんは困ってしまう”ので、
バイト先の対応が悪くなったり、
契約を終了されたりする可能性は否定できません。
そのため、頻繁に休む必要が出てしまうほどに
調子が悪い場合
”この症状が落ち着けば、バイトに行けそう”という症状を
重点的に、医師と相談しながら
対症療法でやっていくことが望ましいのではないかと思います。
まとめ
ビジュアルスノウを理由にバイトを休む、
というのは、ビジュアルスノウの症状を知る私としては
非常に心苦しいことなのですが、
”なかなか一般的には通用しない可能性が高い”というのが
現実になってしまいます。
また、私のようなビジュアルスノウ患者がバイト先の
店長や責任者であったとしても、
”頻繁に休むバイトスタッフ”がいると、つらいのは分かっていても
やはり、なかなかそのままにしておくのも難しいのは現実です。
店長・社員は他のスタッフのためにも人員をしっかり確保しなければならず
頻繁に休むようなことになってしまうと、
シフトを組む目線で考えるととても大変なのは事実です。
ただ、”休むのが時々”であれば、
適当に体調不良などを理由にして休んでおけば
問題はないと思いますので、
ビジュアルスノウの症状がつらくて休む場合、
”他の体調不良を理由に挙げて休む”のが
一番円滑に進む方法になると思います。
