ビジュアルスノウになって、
何か良いことはあったのかどうか…
何でも、物事は前向きに考えることも
大切なことです。
そこで、私自身が2018年にビジュアルスノウを発症して
何か良いことはあったのかどうか、
考えてみます。
もちろん、発症しないほうが良いのは当たり前
もちろん、ビジュアルスノウになって嬉しかったとか、
そういった意味ではなく、
ビジュアルスノウにならずに済んだのであれば、
それが一番よかったですし、
今も、危険な方法などではなく、
ビジュアルスノウの治療方法が見つかれば
すぐにでも治したいところです。
なので、”ならないほうが良かった”ことは
前提ですが、
私自身、ビジュアルスノウになってみて、
何か得るものはあったのかどうかを
お話していきます。
目を大事にする意識が高まった
正直なところ、
それまでの人生において、
”もしかしたら目が見えなくなるかもしれない”などという
恐怖心を抱いたことは一度もなかったですし、
想像することもほとんどありませんでした。
しかし、ビジュアルスノウになって目の調子を崩すうちに
そういった恐怖心や、
目の調子が悪くなることによって、
日常生活においても大きな負担になることなどを、
身をもって実感できたことによって、
目を大切にしようという意識は高まりましたし、
どのようなことが目に良いのか、
どのようなことをすれば疲れ目を解消することが
できるのか、などなど、
そういった目を大切にする意識は、
ビジュアルスノウになる前よりも
遥かに高まったと思います。
ビジュアルスノウになったりしなければ、
それはなかったと思うので、
この点はビジュアルスノウになったことで得た
知識ですし、プラスになったのかな、とは思います。
学んだ状態でビジュアルスノウも治ってくれれば
言うことナシなのですが、
そんなにうまくはいかないものですね。
色々な目の病気や症状を知ることができた
ビジュアルスノウになる前は、
飛蚊症やものもらいなど、実際に私自身が
ビジュアルスノウ以前になったことがあるものぐらいしか
あまり知りませんでしたが
ビジュアルスノウになってからは、
色々な目の病気を知ることができました。
もちろん、あくまで個人の知識でしかありませんが
色々な病気・症状のことを知ることができたのは、
知識としてはプラスだったと思います。
恐らく、自分自身がビジュアルスノウにならなければ
ビジュアルスノウというものの存在すら知ることは
なかったと思いますし、
閃輝暗点や光視症などに関しても、
具体的な部分まで知ることはなかったかと思います。
色々な症状を実施に体験して
それに対する理解が深まったというのは
大きなプラスであるように感じます。
実際に体験することで理解しやすくなった
元々、私は別の持病もあるので、
病気を持ったりしている人でも、
特に偏見を抱いたりすることはありませんし
お店で店長をやっていた時代も
人の体調不良や病気など、そういった部分には
配慮をしていたつもりです。
が、実際に目の症状を色々体験したことで、
やっぱり、目の症状に対する理解は深まったと思いますし、
そういう人が周囲のこの先、出てきたとしても
より理解しやすくなったとは思います。
人間、体験しなければ分からないことも多いですし、
想像しても、やっぱり実際に体験しないと
分からない部分も多いので、
この先の人生で、目の症状に苦しむ人が身の回りに
現れたりしたときには、
ビジュアルスノウにならなかった場合よりも、
より一層、相手のことを想像して配慮できるような
そんな気はします。
ついでに健康状態を確認できた
ビジュアルスノウになったことで、
その当時、目の検査や脳の検査、血液検査など
各種検査を行いました。
その結果、”その時点でそれらの場所に異常はない”ということが
確認できたので、これはプラスだったと思います。
健康診断は受けていましたが
当時の年齢的に脳の検査はしませんし、目の検査もありませんでしたから、
こういった検査はビジュアルスノウにならなければ
受けなかったものなので、
結果的に検査を受けて、その時点での安全を確認できたのは
良かったと思います。
「知識」が増えたことが数少ないプラス
全体的に見ると”ビジュアルスノウになったことで、
ビジュアルスノウ以外の部分も含めて色々な知識が増えた”ことは
個人的にはプラスになったと思います。
周囲にそういう人が今後、現れるようなことがあっても、
ビジュアルスノウにならなかった場合よりも、より理解できると思いますし、
配慮できるようにもなったと思います。
ただ…それでも、やっぱり
”ビジュアルスノウになってよかった”なんてことは
全体的に見ればありませんし、
皆さんも、ならなくて済むのであれば絶対にならない方が良いです。
が、私のようにビジュアルスノウになってしまった場合は、
絶望するだけではなく、前向きに考えることも大事なので、
今回、苦しい中でも良かったこともあったのかどうか、ということを
考えてみました。
まとめ
最初は、本当につらい1年でしたが、
今では普通に生活（症状は治っていません）を送ることが
できているので、ここまで回復できたことには
本当に感謝です。
（回復、と言っても気持ち的な部分と慣れだけですが）
知識量が増えたことに関しては
ビジュアルスノウになって得た”数少ないプラス”だと
思いますので
この点は大事にしつつ、
この先も上手く目の状況をコントロールしていきつつ、
影響を最小限に過ごしていければ、と考えています。
