目でライトなどの光を見てしまった場合
目に何か悪い影響を与えてしまうことは
あるのかどうか、
日常生活でどのようなことに注意すれば良いのか、
もしも、光を見続けてしまった場合は
どうすれば良いのかについてそれぞれ
解説をしていきます。
日常生活で光を見る場面は
色々とあるかと思いますし、
学生のうちなんかだと、
友人にふざけてLEDのライトを
向けたりするような人も
結構いるかと思います。
実際のところ、どうなのか。
その点についてまとめていきます
ライトは目に悪いの?
ライトと言ってもいろいろな光があります。
通常の懐中電灯などが
目に入った程度では
心配する必要はありませんが、
ライトの種類などによっては
目に入れることによって
網膜などにダメージを与えてしまう可能性もありますし、
どんな光であってもずっと、目に当て続けるような
ことがあれば、目にダメージを
与えることになってしまいます。
基本的に、一般的に使われているような
ライトの光が一瞬、あるいは数秒
目に入っただけで視力が急激に落ちたりだとか
失明したりだとか
そういったことは考えにくいですが、
誰かに意図的に目に当てられ続けたり、
自分で目に当て続けたり、
そういったことをしなければ
基本、気にする必要はありません
極端なことをすれば悪影響
普通に生活していて、懐中電灯の光が
目に入ってしまったり
友達の悪ふざけで短時間の間、
目に光が入ってしまったり、
その程度のレベルであれば気にすることはありません。
それが原因で失明したりすることはないでしょう。
ただ、極端なことをすれば
どうなるか、保証はできません。
例え懐中電灯であっても
悪影響が出る恐れがあります。
上でも書いたように、意図的に懐中電灯の光などを
長時間見つめ続けたり、
誰かに光を当て続けられたり…
そのようなことがあると
視力などに影響が出たり
目の病気になる可能性は十分にあります。
これは、光だとか目に限った話ではなく、
何事も、”極端なこと”をすれば
普通に使っていれば気にする必要のないことであっても
健康被害が出ることはあるのです。
その点に関しては、
深く注意をしておいた方が良いでしょう。
どのような影響が出る可能性があるの?
これはあくまでも”極端なこと”をした場合に
限った話ではありますが、
目の疾患などに繋がる可能性は十分にあり
黄班変性などを引き起こす可能性も最悪の場合は
あり、極論の話をするならば
失明にまで到達する恐れも0ではありません。
もちろん、普通に日常生活を
送っていれば
そのようなことは基本、起きないと
考えて良いのですが、
上でも書いたような極端な事をしたりだとか、
あとはパソコンやスマートフォンなどの
ブルーライトを見続けることで
↑のようなことまではいかなくとも、
目の疲労などから、疾患に繋がる可能性もあります。
当然、太陽の光を見つめ続けることも、
目にとって害となります。
”見てしまった”程度では問題はありませんが、
普通ではない時間見つめ続ければ
目に悪影響を及ぼす可能性も当然あるために
そこは注意しておきましょう。
もしも調子を崩したら?
何らかの光を見続けているなどして、
もしも目の調子を崩してしまった場合は
どうすれば良いのでしょうか。
これは、眼科に行き、診察を受けるしかありません。
目がどのような状態になってしまったのかどうか
判断することは個人では不可能ですし、
何らかの症状が続いている、悪化しているような場合は
直ちに眼科を受診して、検査を受けるようにしましょう。
検査を受けた結果、何事もなければ
それはそれで安心ですから、良い事ですし、
何か異常が起きているのであれば、
その起きてしまった異常をちゃんと
治療していかなくてはなりません。
また、目の調子が悪い状況が続く場合、
光に関係なく、何らかの病気が隠れている
可能性も十分にあります。
目の不快感だとか、そういう細かな症状であったとしても
長々とそれが続くようなケースでは、
何らかの原因が隠れている可能性は
非常に高いために、早めに眼科で
検査を行いましょう。
なお、光を見た後に
残像がしばらく残ったり
眩しい感じがしばらく残ったり
する程度のことは普通のことですので、
その点に関してはあまり
気にしなくても良いでしょう。
ただ、残像がずっと消えなかったり
眩しい感じがずっと消えなかったり、
そういったことがあるのであれば
それは眼科に相談をしてみて下さい。
とにかく、光云々よりも、調子が
悪くなってしまったら眼科を受診し、
検査を受けて、何か原因があるのかどうか、
ということをしっかりと突き止めることが
大事です。
原因があるのであれば、治療も必要に
なりますから、しっかりと先生の
指示に従いましょう。
予防方法は?
日常生活を普通に送っている分には
心配はいりませんが、
懐中電灯の光やLEDライトの光など、
そういった光を”わざわざ見る”ことは
避けましょう。
ライトを見て視力が回復したり
健康効果がある!だとか
そういったことはありませんし、
見るメリットはありません。
たまたま目に入ってしまった場合は
仕方がありませんし、
そこまで気にするようなことでは
ないのですが、
意図的に目に入れたり、
そういうことはしないようにする、
というのが光による健康被害を
防ぐためのポイントになります。
ちなみに”太陽の光”も当然有害なので
直接太陽を見つめたりしないように注意です。
ただ、普通に暮らしている分には
特に気にする必要はないでしょう。
日常的に気を付けた方がいいのは…?
光関連で日常的に気をつけた方が良いのは、
懐中電灯だとかLEDライトよりも
パソコンやスマートフォンなどから
発される光「ブルーライト」でしょう。
これの方が日常的に見つめる可能性は
髙いですし、LEDライトなどよりも
注意した方が良いかと思います。
ブルーライトは目に有害な光と
言われており、長期間パソコン作業や
スマートフォンでの作業を行うことで
目にダメージを与えてしまう可能性は
充分にあります。
ブルーライトカットフィルムだとか
ブルーライトカット眼鏡が
発売されていますから
そういったものを利用しつつ
目を保護していきましょう。
日常生活で、懐中電灯やLEDを
自分の目に当て続けるような人は
基本、居ないと思いますが
パソコンやスマートフォンを
見つめ続ける人は多いと思います。
そのため、現実的に注意した方が良いのは
こういった部分になってくるかと思います。
ブルーライトの影響などについては
ブルーライトとは?の記事の方で
詳しく解説していますので
そちらの方を参考にしてみてください。
いずれにしても、
光はわざわざ見ない方が良い、ということですし
ブルーライトの場合、長時間パソコンや
スマートフォンを使うのであれば
何らかの対策を行った方が良いでしょう。
目はとても大切なモノですし、
一度体調を崩してしまうと
場合によっては元の視力を
取り戻せないような状態になってしまうことも
充分に考えられますから
そのようなことになってしまわないためにも
しっかりと日頃から、目の健康対策はしておく
ことが重要になるかと思います。
まとめ
パソコンやスマートフォンの光は
また別問題ですが
懐中電灯やLEDライトなどの光は
基本的に見えてしまったぐらいであれば
心配する必要はないでしょう。
パソコン、スマートフォンの長期利用の方が
ずっと目にダメージを与えてしまう
可能性は高いです。
とは言え、繰り返しになりますが
ずっと光を見つめ続けたりだとか
普通はしないような極端なことをすれば
目への大きなダメージになり得ますから
注意するようにしなくてはなりません。