運転免許に必要な視力はどのぐらい?普通免許と視力を徹底解説!

運転免許証を取得するのに
どのぐらいの視力が必要なのかどうか。

気になる方もいるかと思います。

また、視力検査に落ちた場合や
視力が回復した場合など、
あまり良く知られていない部分についても
それぞれ解説をしていきたいと思います。

運転免許証取得・更新に必要な
視力について理解しておきましょう!

なお、今回の記事では、
普通免許のことを書いていきます

一部の大型免許等では条件が
変わってくる場合がありますから
その点に関しては注意をするようにして下さい。

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必要な視力は?

では、運転免許証を取得するために、
更新するためには、どのぐらいの視力が
必要になるのかどうか、ということを
お話していきたいと思います。

どうして視力が必要になるのか、という点ですが、
当然、車の運転は「見る」ことができないと
非常に危険である、ということは
安易に分かるかと思います。
視力が無ければ極端な話、信号機を見ることも
できないかもしれませんし、急に誰かが
飛び出してきたとしても、それに気づけない、
などということもあるかもしれません。

また、道路標識などを読み取ることも
できなくなりますから、
運転するにあたって、視力というものは
とても、大事なモノになるのです。
そのため、視力検査がある、ということになりますね。

そして、本題に戻りますが
運転免許の取得・更新に必要な視力は
両眼で見たときに0.7以上、
そして片目で見たときにそれぞれ0.3以上となります。

この視力が出ていないと
運転免許の取得・更新を行うことができません。

↑はどういうことかと言うと、
両目で見たときに、0.7以上が見えた上で、
右目、左目、それぞれを隠してみたときに、
0.3以上が見えなくてはいけない、ということになります。

つまり、右目でも左でも、0.4見えていても、
両目で見たときに0.6までしか見えなければアウト、
ということになりますし、
逆に両目で見たときに0.9見えているけれど、
右目は0.7、左目は0.2ということになると、
左目が0.3を超えていないのでアウト、ということになります。

この条件を満たせないと
免許の取得も更新もできないので注意しましょう。

なお、原付や大型免許の場合は条件が
若干異なります

検査方法は?

検査方法は、おなじみの視力検査です。

円の欠けている方向を
言い当てる検査ですね。
Cのカタチでおなじみのアレです。
誰もが一度は経験したことがあるでしょう。

ランドルト環検査、というやつですね。

学校などによっては斜め(右上、左下だとか)も
あるバージョンが使われていることも
あるようですが(実際にありました)
免許更新の際には基本的に
上下左右になるかと思います。

検査方法に関しては難しいことは
ないと思いますし、
一応事前に説明もあるはずです。

なお、大型免許などの場合は
深視力検査も受ける必要がありますので
ご注意ください。

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眼鏡などをしても大丈夫?

上記の視力は
眼鏡やコンタクトレンズを利用していても
OKです。
裸眼で基準値以上の視力が出せない場合は
眼鏡やコンタクトレンズを利用するようにしましょう。

普段から眼鏡などを使っていれば
それを利用すれば良いですが
もしも、メガネやコンタクトレンズを持っていない!という場合は
そのままでは免許の取得・更新ができませんので
注意をするようにして下さい。

なお、メガネ・コンタクトを利用する場合に
関しては検査前に申告する必要が
あります。(眼鏡は申告しなくても気づくと思いますが)

また、メガネやコンタクトレンズを利用した場合に
関しては条件に「眼鏡等」が記載され、
眼鏡、もしくはコンタクトをつけることが
運転の条件になります。

検査に落ちるとどうなるの?

視力検査に落ちてしまった場合は
どうなるのか。
これは、免許の取得・更新が出来ないことに
なりますので、免許の更新や取得のその先の
段階に進むことができず、再検査を受けることになります。

再検査は当日に行うこともできますし、
後日改めて行うこともできますが、
再検査に合格しない限り、先に進むことはできず
そのまま放置しておくと
免許更新の場合、期限が過ぎて
免許取り消しになる恐れもありますから
早めに対応しなくてはいけません。

なお更新期限のギリギリに更新しに行き、
万が一視力検査で落ちてしまった場合は
検査受け直しの期限(それほど長くはないですが、
少し先まで期限が与えられます)がちゃんとあるので、
例えば期限当日に行って
視力検査に落ちてしまい、更新が出来ず
そのまま免許取り消しになってしまう、
ということはありませんから、
その点は心配しなくても大丈夫です。

違反すると?

もしも、眼鏡等の条件がついているのにも関わらず
眼鏡などを使わずに運転している場合
罰則が科せられることになりますから注意
しなくてはなりません。

点数が2点加算されるほか
罰金を支払うことになります。

罰金は普通車が7000円、
二輪車が6000円
原付が5000円となっています。

ちなみに、レーシック手術などを行い、
仮に視力が回復していた場合に関しても、
眼鏡等の条件を更新していない場合に関しては
罰則が適応されてしまいますので、
注意するようにして下さい。

免許の次の更新期間まで
眼鏡をかけて運転していても良いですが
早くその条件を解除した場合は
免許センター等に申請し
視力検査を受けることで
「眼鏡等」の条件を解除することもできますから、
もしも何らかの要因で視力が回復した場合に
関しては、しっかりと申請を行うか、
行わないのであれば、眼鏡かコンタクトレンズを
利用するようにしておきましょう。

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次回の更新の際に…

一度、眼鏡の条件がついてしまった場合に
関しても、次回の免許更新の際に
視力検査を裸眼でクリアすることができれば
その条件は外れます。

ただ、実際のところ、
目の調子が悪かっただとか、
レーシック手術を受けただとか
そういった特殊な条件が無ければ
視力が自然に回復する、ということは
あまりないことですから
実際のところは、一度眼鏡が条件に
ついてしまうと、難しい、というのは
確かであると思います

視力が出せない場合

眼鏡やコンタクトレンズなどを
用いても、条件となる視力を出せない場合は
ザンネンながら運転免許証の取得や
更新を行うことができなくなってしまいます。

基本的に普通の近視であれば
眼鏡などを用いれば視力を出すことは
できるかと思いますが
目の病気だとか、そういったことが
原因になっている場合に関しては
眼鏡を用いても、視力を十分に
出すことのできない可能性は
考えられます。

その場合は眼科の先生と相談するなどしつつ
対処法を考えていくようにしましょう。

目の治療は眼科に相談

視力が出ない場合で、
眼鏡やコンタクトレンズの利用を考えている場合、
まずは眼科にしっかりと相談をして
その上で眼鏡などを作るようにしましょう。

また、目の調子が悪い場合に関しては
放置などをしたりすることなく、
なるべく早い段階で眼科の診察を受ける、
ということも大事になってきますから
覚えておくようにしましょう。

目の病気の場合
放置しておけばどんどん目が悪くなっていきますし
眼鏡を使っても視力を出すことが
できなくなってしまう、ということも
考えられますから、
調子が悪い場合は、早めに眼科に
相談をすることが大事になります

まとめ

運転免許証に必要な
視力についてまとめました。

最初に免許を取得する際にも
免許を更新する際にも
毎回視力検査は必要になります。
これをクリアすることができないと
運転免許の取得・更新ができませんので
眼鏡が必要であればしっかりと用意するなどの
対策を行っていくようにしましょう。

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