視力が安定しない!上がったり下がったりを繰り返す原因は?

視力が安定しない…

時間帯や日によって
視力が上がったり、下がったりをしている…
そんな状態の人もいらっしゃるかと思います。

あまりにも激しく上下すると
「何かの病気なのかな?」と不安になってしまう人も
いるかもしれません。

では、実際のところ視力が乱高下する、というのは
病気なのでしょうか、
それとも別の原因があるのでしょうか。

視力が上下する場合の
考えられる原因をまとめました。

なお、あなたの目の視力の上下の原因は
最終的には眼科で検査などをしないと分かりません。
これは、このサイトだけの話ではなく、
どこのサイトに書かれていることを見た場合でも
同じです。
あくまでも一般的なことが書かれているだけであり、
あなたの目を直接見た上での答えではない、
ということは覚えておかなくてはいけません。

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視力が上下する理由と対処法

まず、視力は必ず一定の値に固定されているわけではない、
ということを前提として覚えておかなくてはなりません。
どういうことかというと、
視力1.5の人が一日中ずっと1.5だというわけではなく、
視力は色々な条件によって上下するものなのです。

そのため、多少、見やすさが日によって
変わったりすることは基本的には異常ではない、と
考えても良いのではないかと思います。

一度近視になってしまって
視力が落ちた場合、その部分に関しては
視力回復は難しいですが、
日々の視力の変動によって、
「今日は見えやすいな」だとか
そういう風に感じることは、よくあることです。

では視力が上下する原因として
考えられること、対処法を
それぞれ見ていきましょう。

時間帯によるもの

まず、視力と言うモノは基本的に
午前中の方が高く、午後になるにつれて
色々なことで目を使いますから目が疲れるなどして
視力は若干低下していくものです。

そのため、朝に起きて夜に寝る、という一般的な
生活スタイルの人の場合は
朝の方が見えやすく、夜の方が見えにくくなる、ということになります。
これは、単純に、人間の通常の仕組みですから
特に気にする必要はなく、
何の対処をする必要もあります。

ただ、「夜になると異様に見えなくなる」だとか
そういった場合、それは視力の問題ではなく
夜盲だとか、別の症状である可能性もあるので、
その場合に関しては眼科で検査を受けて原因を
はっきりさせることをおすすめします

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目の疲れによるもの

上の部分と少し被る話題ではありますが「目の疲れ」に
よって、視力と言うモノは一時的に落ちます。

例えば、スマートフォンなどをずっといじっていたり、
パソコンなどをずっと仕事でいじっていたりすれば、
目が疲れて、視力は落ちます。
ただ、これは永続的なものではなく、
目を休めたり、一度寝たりすれば
基本的には回復します。

目の疲れによって視力が一時的に落ちて、
疲れが解消されて視力が再び元に戻る。
そういうことですね。

これに関しても、視力が元に戻っているのであれば
あまり気にする必要はありませんが、
目を酷使する日々が続けば「眼精疲労」や
「スマホ老眼」と呼ばれる状態になってしまい
それが慢性化、最終的には視力の低下に
繋がってしまう可能性もありますから、
その点は注意が必要です。

対策としては、視力自体は、目を休めれば
重症化している場合(眼精疲労など)を除けば
元に戻ると思いますから
”目を休めること”になりますが、
目を酷使する状態が続いている場合に関しては
疲れ目の対策をしっかりとした方が良いかと思います。

目の酷使が続けば
視力の乱高下ではなく、本当に視力が
落ちてしまう可能性もありますから、注意が必要です。
パソコンなどの疲れ目対策も参考にどうぞ!)

体調や睡眠時間など

その日の体調や睡眠時間がどのぐらいだったかなど、
目以外の部分の体調でも、視力が
変わってくる場合もあります。

日によって「今日は目の調子がいいなぁ」と感じる日もあれば
反対に「目の調子が悪いなぁ」と感じるような日もあるでしょう。
これは、病気でなくてもあることですから
他に症状が無ければ、特に気にするような必要はないかと思います

対策としては規則正しい生活を送り、
なるべくしっかりと身体を休めることですね。
睡眠時間をしっかりと確保することも大切です。

現代社会において、なかなか難しい部分もあるかと思いますが
休める時にしっかりと休んでおく、ということは
とても大切なことになるので、しっかりと覚えておきましょう。

精神的な原因

精神的な部分も、視力に影響します。
心因性視力障害(しんいんせいしりょくしょうがい)などというものもあり
精神的に疲れてしまっていたり、自律神経が大きく乱れていたり
するだけで、一時的に視力に低下を招いたりしてしまう可能性は
充分にあります。

精神的な部分は、目のみならず、人間のあらゆる部分に
繋がっていることなので、
その点は注意しなくてはなりません。
自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)などに
なってしまうと、本当に色々な部分の体調を崩すことに
なってしまうのです。
「そんなの気の持ちようだ」などと言う人もいますが
気の持ちようで自律神経失調症が治るのであれば、
誰も苦労したりしないでしょう。
精神的な乱れは本当に辛いものであり、
それが視力の乱高下に繋がる可能性もあるのです。

精神的な部分が原因だと分かっている場合、
あるいは疑われる場合は心療内科などに
相談してみるのが一つの対処法になるかと思います。

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病的な原因

もちろん、視力の乱高下が病的な原因である
可能性も考えられます。

上でも紹介してきたような
「ふつう」の範囲内で語れるような視力の上下で
あれば気にする必要はないのですが、
普通の範囲内で語れないような”異常”な乱高下の
場合は、特に注意した方が良いでしょう。

目の病気の可能性もありますし、
目だけではなく、脳の方も疑った方が
良いかもしれません。

例えば、脳の方で言えば、
突然片目が見えなくなり、数分~数十分で
視力が回復した、というようなことも
実際に起こることです。
これは、回復したとなると放置してしまいがちですが
「脳梗塞(のうこうそく)」に繋がる可能性のある
非常に危険な状態で、
脳の血管などが一時的に詰まっていたものの、
すぐに解消された、ということを意味します。

その時は別に良いのですが、
これを放置していると、いずれ本格的な脳梗塞に
繋がる恐れもあります。
脳梗塞と言えばご存じのとおり、本当に深刻な結果を
もたらす可能性のある大きな病気なので
注意しなくてはなりません。

もちろん、その他の病気の可能性もあります。
いずれにせよ、あまりにも極端に視力が乱高下したり
するようであれば、上で書いたような理由は
当てはまらない可能性がありますし、
上で書いたようなもので思い当たるものが一切ない!
ということであれば、念のため、一度眼科で
しっかりと検査を受けた方が良いでしょう。

脳の方が疑われるのであれば
眼科の先生が脳神経外科などを紹介して下さると思いますし
目に異常があれば眼科の検査結果で出てくるかと思います。
心配な場合は眼科を受診するのが一番でしょう。

まとめ

視力が乱高下する可能性のある事柄を
まとめました。
視力は上下するものなので、ある程度であれば
基本的に気にする必要はありませんが
あまりにも極端な場合は眼科の診察を受けた方が良いですし
原因が分かっているのであれば(疲れ目など)
少しは対策をした方が良いかと思います。

また、自分自身でどうしても心配な場合は
悩んでいても答えが出ることはありませんから、
眼科に足を運んでスッキリした方が
良いかと思います。

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