夜間に目の調子が急に悪くなってしまったらどうすれば?

夜間に急に目の調子が悪くなって
しまうようなことがあると、
非常に不安だと思いますし、
当然、目の調子が急激に悪くなった…という状態は
放置しておけば、場合によっては
失明などに至ってしまう可能性もあり、
危険な状態です。
(もちろん、急に夜間に調子が悪くなっても
必ずしもそういう危険な状態とは限りませんが
そういう可能性もある、ということです)

では、もしも夜間に目の調子が悪くなってしまった
ような場合にはどうすれば良いのでしょうか。

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夜に診療を行っている眼科は少ない

地域の眼科などでは、
基本的に夜間に診療を行っているところは
あまりないと思います。
基本的には夕方、遅くて仕事帰りの人が
寄ることが出来るような時間帯までの
ところが多いです。

総合病院などに関しても
紹介制になっていたり、
夜間は一般の診察は受けていなかったり
するために、
通常の眼科では、深夜などの時間帯だと
なかなか診察を受けてもらえないケースも
多いのが実情です。

夜間に診察を行っているところを見つけておく

とは言え、中には「夜間診療」を行っている
ようなところも存在しています。

そのため、お住まいの地域の
そういった場所を見つけておく、ということが
大事なポイントの一つになってきます。

特に、普段から目の調子が悪かったり、
何らかの目の病気・症状などを治療中の場合に
関しては「もしも目の調子が夜に急に悪くなったら」
ということを考え、
しっかりと「事前に」調べておいた方が良いです。

目の調子が急激に悪くなったりしてから
調べた場合、時間が掛かってしまうと思いますし、
そもそも自分自身で調べることが出来るような
状態であるかどうかも分かりません。

事前に調べておけば、いざという時に
すぐに行動することができますから、
治療の開始も早まりますし、
いざという時に焦らずに済みます。

特に「急性緑内障発作」などの
急激に体調を崩し、急激に視力障害などが
起きてしまうような恐ろしいものも
ありますので、しっかりと事前に
備えておきましょう。

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救急の場合は救急車を利用

目の症状でも、本当に救急の場合は
救急車を呼んでも構いません。
「大したことがないのに救急車を呼ぶ人」が
問題になっていますが、
大したことがあれば、呼んでも良いのです。

ただ、自分でも「悩む」場合もあるかと思います。

”これは本当に救急車を呼ぶレベルのことなのか”
と、いうことですね。

この場合に関しては
救急車を呼ぶべきかどうかの判断の手伝いになる
「救急安心センター」というものが
存在しているので、
相談しつつ、決めていくようにするのも
一つの方法です。

ただ、勘違いしてはいけないことは
”本当に緊急事態”の場合に関しては
一刻も早く救急車を呼ぶべきですから、
あくまでも「ある程度の余裕があり、迷っている状態」に
そうする、ということです。
本当の緊急事態の際には、迷わず救急車を
呼ぶようにしないと、
逆に手遅れになってしまう可能性もあります。

朝一番に眼科に行くのも一つの方法

この判断は難しいところですが
「朝まで待っても大丈夫そう」なのであれば
朝一番に眼科に行くのも一つの方法です。

ただ、これは非常に難しいところで、
夜間に目の調子が悪くなった原因が
急を要するような原因ではなかった場合に
ついては、これでも問題はないのですが、
”急を要するような原因”である場合に関しては、
朝まで待つことで、症状が悪化したり
取返しのつかないことになってしまう
可能性も十分に考えられます。

「朝一番に眼科で受診を受ける」ということは
一つのポイントではありますが
判断を誤らないように、慎重に判断する必要が
あるのも事実です。

一時的で落ち着いた場合は?

夜間に目の調子が急激に悪くなったけれど
様子を見ているうちに落ち着いてしまった…
と、言う場合に関しては明るくなってからの
診察でも構わないとは思いますが
いずれにせよ”急激に調子が悪くなった”というような
症状が目に出たのであれば、
”何らかの異常”が目に発生したことだけは
事実です。

そのため、出来ることであれば
眼科での診察を一度受けておくことを
おすすめします。

例えば、脳に関連する症状で
「一時的に視力障害が起きて短時間で回復する」
ようなものも存在します。

放置しておくことで、場合によっては
重大な結果を招くようなことも
あるので、この点に関しては注意するようにして下さい。

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普段から目を大切に

もちろん、何事にも限界はありますし、
注意しておいても、体調を崩してしまうようなことは
あるので、そればっかりは仕方がないですが
「出来る限り」目の健康に日頃から
気を遣い、夜間に限らず、
急に眼の調子を崩したりしないようにする、
ということは大切なことです。

目の調子を崩してしまった場合は
仕方ないですし
どんなに予防していても、なってしまうときは
なってしまうものですが、
少しでもその確率を減らす、ということは
できますので、
日頃から目は大切にしておきましょう。

まとめ

夜間に急に目の調子を崩してしまうことは
誰にでも可能性としてはあることです。

いざというときのために
お住まいの地域で、夜間に診察を
受けることができる場所は、方法は
ないかどうかを
調べておくことができれば、
急に体調を崩してしまったようなタイミングでも
ある程度は安心できるのではないでしょうか。

何か起きてから調べたのでは、
対処が遅くなってしまう可能性は
十分にありますから
こういった健康面も
事前に「備え」をしておく、ということは
とても大事なことになるのです。

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