ビジュアルスノウを「友達」に伝えるべきかどうか。両面から解説!

もしも自分がビジュアルスノウになってしまった場合
「友達」にそのことを伝えるべきかどうか。

ビジュアルスノウになった際に
非常に難しい問題の一つになってくるのが
「そのことを周囲に伝えるべきかどうか」と、
いうことです。

友達相手にしてもそうで、
ビジュアルスノウになったことを伝えるべきか、
それとも伝えないでおくべきか、
ということは、とても難しく
正解のない事柄です。

では、もしも本当にそういう立場になってしまった場合は
どうしたらよいのでしょうか。

ポイントを解説していきます。

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メリットとデメリットがある

ビジュアルスノウになったことを「友達」に
伝えることに関しては
メリットもあれば、デメリットも存在しています。

まず、メリットとしては
「誰かに知ってもらうことで気持ちが楽になる」ということ
でしょうか。
ビジュアルスノウになってしまうと
発症直後は特に、かなり精神的な負担も大きくなりますから
そういったものを少しでも減らせる、という意味では
大きなプラスにはなると思います。

一方で、デメリットは
「相手に信じてもらえなかった場合」余計に
精神的な負担が強まったり、
場合によっては仮病扱いされたりして、
逆に傷つくことになる可能性もあります。

また、伝えることで、
信じて貰えたとしても、
友人側からしてみれば、「助けてあげられること」は
非常に少なく、
場合によっては困らせてしまうだけの結果に
なってしまうことも、考えられます。
私自身もビジュアルスノウですが、
もしも、私が知り合いから「ビジュアルスノウになった」と
言われても、自分自身がそうだからこそ分かりますが
支えになってあげられることとしては
言葉をかけることぐらいしか
なかなか思い当たりません。

そのため
”伝えたところで、何か変わるのか”と言われると
メリットで挙げた、精神的に少し楽になる、
ぐらいの効果しかない…というのも
一つの現実にはなると思います。

親しい友人以外には伝える必要なし

あくまで、私の考えではありますが
親しい友人以外には、
別に伝える必要はないかと思います。

相手からしても「ふーん 大変だね…」程度が
限界だと思いますし、
変に気を遣わせるだけの結果になる可能性が高いです。

また、相手が、ビジュアルスノウというものを
理解できずに、厳しい言葉をあなたに対して
投げかけるような反応をしてきた場合、
逆にあなた自身にとっても、精神的な負担に
なってしまうことが予想されますから
プラスには働きにくいです。

”それほど親しくない友人”が仮に
ビジュアルスノウを理解してくれたとしても、
「何ができるか?」と言われれば「何もできない」と
いうのが現実だと思いますし、
あまり闇雲に、”全ての友人に伝える”みたいな
ことはしなくて良いかと思います。

余計な人にまで話が伝わって
イヤなことを言われる可能性も十分にありますからね。

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相手の性格を考える

相手の性格をしっかりと考えることも
大切です。

「この人にビジュアルスノウのことを話したら
 どう反応するか」
と、いうことは日頃、付き合いがある友人相手であれば
ある程度は想像できると思います。

その中で
「この人はビジュアルスノウのことを信じなさそうだな」と
思うような人がいれば、その人には
あまり言わないほうが良いでしょう。
心無い言葉を言われたりした場合、
逆に精神的な負担を強めます。

その逆で、ビジュアルスノウについて
理解してくれそうな感じの友人が
いるのであれば、打ち明けてみても良いかもしれません。

ただ「実際にどう反応するか」は
また別問題ですから、
この点も注意が必要です。

その友人から、別の友人
(教えたくない人)まで広がる可能性も
ありますし、
先程も書いたように、安易に色々な人に言う、
というのは、自分を守るためにも、
少し考えものです。

理解してる前提で話さないことは大事

友人でも、家族でも、
ビジュアルスノウのことを話す際に
大切なことのひとつが
「相手が理解している前提で話さないこと」です。

基本的に、今の世の中では
ビジュアルスノウの知名度は非常に低く、
ビジュアルスノウについて理解している人は
ほんのごくわずかです。

そのため、相手に説明するときに
「理解している前提」で話したり、
「理解して当然だ」みたいな態度で
話したりすることは控えるようにした方が良いです。

私もビジュアルスノウになっていますが
人に話すときには注意しています。

「理解して当然だ」みたいな態度で話をすれば
やっぱり相手からすれば面白くないと思いますし、
逆に、本来であれば一定の理解を示してくれるはずだった相手が
態度に不満を抱いて、信じてくれなくなって
しまう可能性もあります。

このような態度で相手に説明することが
良い結果に繋がるとは、とても思えませんので、
やはり、相手に説明をする際には、
こちら側も、それなりの配慮をしつつ
説明していくようにすることが、大事です。

話をする際のポイントは?

口頭だけでビジュアルスノウの説明をしても
正直なところ、それだけで理解することは
元々ビジュアルスノウを知らない人から
してみれば困難です。

私も自分自身が発症しているからこそ、
理解できますが
そうでなければ、やっぱり言葉だけでは
イメージするのは難しかったと思います。

そのため、説明する際には
言葉だけではなく、写真を交えて説明すると
良いかと思います。

なんでも良いので、実写の風景写真か何かを用意して、
その写真に「自分がどのように見えるのか」を
大体で良いので記入、それを見せる、というのが
相手にイメージしやすい状態で、
ビジュアルスノウについて説明できるはずです。
(手書きではなく、作れるならパソコンやスマホで
作っても良いです)

実際に「どう」見えるのかが、なかなか
想像されにくく、飛蚊症扱いされてしまったり
するようなことも多いためにこの点は、
注意が必要な点と言えます。

また、ビジュアルスノウ、という名前から
「適当なこと言ってるんじゃないか」という
イメージを抱く人もいますので、
「実際に存在するんだよ」ということを
証明するために、ビジュアルスノウについて
記述された医学的なサイトなどを見せつつ、
というのが、一番効果的であると思います。

”相手がビジュアルスノウについて全く知らない”ことを
前提に説明したほうが上手く行きます。

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信じてもらえなかった場合はどうすれば?

もしも友達に「ビジュアルスノウ」に
ついて信じてもらえなかった場合は
どうすれば良いか。

↑のようなポイントを元に説明しても
理解してもらえなかった場合、
残念ながらその相手にビジュアルスノウを
理解してもらうのは、現段階では
難しいかと思います。

相手の性格に何らかの変化が生じたり、
今後、ビジュアルスノウの知名度が上がって
世間的に普通に認知される存在になったり、
相手自身も目の調子を崩したり…
そういった”何か変化”が無ければ、そういう人に
理解してもらうことは難しいです。

絶縁覚悟なら、それでも繰り返し説明しても
良いですが
そうでない場合は、適当に話を流して
ビジュアルスノウのことについては
あまり、その人との会話では出さないほうが良いかもしれません。

自分自身が、無駄に精神的な負担を
増やさない意味でも、
最終的には「自分の身を守る」意味でも、これはとても大事なコトです。

まとめ

理想を言えば、友達にも理解してもらえれば、
直接的な手助けとまではいかなくても
精神的な支えにはなってもらえると思います。

ただ、現実はそうではないので、
”自分の心を守ること”を優先しつつ、
相手に”分かってくれよ!”という押し付けにもならない
よう注意し、うまくバランスを取っていく…
というのが一番大事なポイントかと思います。

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