耳鳴りも「慣れる」。ビジュアルスノウ併発の耳鳴りは、慣れるの?

ビジュアルスノウの併発症状の一つとして
「耳鳴り」も挙げられています。

よくある併発症状として言われている
「片頭痛」と並んで、よく出る、と言われているものですね。

実際に私は、片頭痛はないのですが
(片頭痛の前兆現象と言われる閃輝暗点だけは何度かでました)
耳鳴りは、ビジュアルスノウ発症当時から
出ていて、両耳に耳鳴りが今もある状態です。

最初は「こんなに煩い音に耐えられるのか?」などと
心配になってしまうぐらいでしたが、
最近は…”慣れ”てしまいました笑

耳鳴りも、ビジュアルスノウの砂嵐も
不思議と「慣れる」ものです。

今回は、ビジュアルスノウの併発症状の
耳鳴りの「慣れ」について実体験をお話していきます。

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耳鳴りの完治は難しく、慣れが重要

私の場合の耳鳴りは
ビジュアルスノウと同じ時期に出てきたため、
ビジュアルスノウの併発症状としての耳鳴りだと
思いますが、耳鳴りを引き起こす原因は
色々と存在しており、
ビジュアルスノウではない人も
たくさんの人が耳鳴りに苦しんでいます。

そして、耳鳴りはザンネンなことに
”完治”が非常に難しいもので、
治る人もいれば、ずっと長い付き合いになる人も多いです。

薬などによる治療が行われることもありますが、
耳鳴りを0にする、ということは
実際のところ、かなり難しいのが現実なのです。

そのため、ある程度、耳鳴りがしている、という状況に
慣れていく、ということも場合によっては
必要になってきます。
勿論、原因のを突き止めるための検査や
必要な治療をしつつ、ということが
前提になりますが、それでも完治しないケースは
多いために、慣れることも重要になる、ということですね。

ビジュアルスノウ自体の砂嵐も、やはり
一度発症してしまうと、完全に治す、ということは
難しいために、こちらも「慣れ」が必要になってきます。

時間と共に慣れてくる

ビジュアルスノウになって、耳鳴りを併発したり
した場合、信じられないことだとは思いますが、
その耳鳴りにも、だんだんと「慣れて」いきます。

私は2018年にビジュアルスノウを発症し
その周辺で耳鳴りも悪化(元々少しはありました)し、
最初はとても気になりましたし、
このままさらに耳鳴りの音が大きくなってしまうのではないか?
というような不安にも襲われました。
ビジュアルスノウの症状と、それとセットになっている
症状のせいで、精神的なバランスを崩したほどです。

相当、耳障りな音で、
何をしていても気になってしまう、というような
そんな感じでした。

しかし、その耳鳴りも、今はすっかり慣れてしまって、
耳鳴り自体は治っていないのですが
日常生活で普通に生活でき、
普通に生活していれば全く気にならないぐらいまでに
なっています。

耳鳴り自体は最初と変わっていないか、
もしかしたら少し悪化しているか、
そんな感じではあるのですが
もはやそれが私の中で”普通”に、なってしまっている感じですね。
ビジュアルスノウの砂嵐自体もそうですが、
最初は”本当にずっとこんな状況で過ごさなければいけないのか…”と
いう絶望感がありましたが、今はもう、そういう絶望感の
ようなものもなくなっています。

人間の適応能力は
想像以上にすごい…ということですね

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どのぐらいで慣れるかは個人差あり

耳鳴りにどのぐらいで慣れるのか。
ビジュアルスノウの砂嵐にどのぐらいで慣れるのか。
これは一概に「半年で慣れますよ」だとか
「1年で慣れますよ」だとか
そういうことを言い切ることはできません。

どのぐらいで慣れるのかどうかには
個人差もありますし、
症状も人によって大きく異なります。
耳鳴りの聞こえ方、大きさ、度合い、
色々なものが変わりますからね。

そのため、”どのぐらいで耳鳴りに慣れるのか”は
人によって全然変わってきます。

私の場合は、はっきりと「この頃から!」というよりかは
気づいたらあまり気にならなくなっていた!みたいな
感じなので、具体的に「何か月で気にならなくなりました!」
ということは言えないのですが、
大体の感覚だと1年経過して少ししたあたりから、
耳鳴りがだんだんと気にならなくなっていった、
と、いう感じでしょうか。

今、この文章を書いている時点では既に
2年以上経過していますが、
ビジュアルスノウの砂嵐自体と同じように
「耳鳴り」の方も治ってるわけでも、
軽くなってるわけでもないのですが、
ほとんど日常生活を送る上で
必要以上に気になってしまうようなことは
無くなりました。

生活を送る上では、非常に楽になった、
ということだけは確かですね。

慣れるまでがつらい。でも慣れるしかない

…厳しいようですが、
ビジュアルスノウの併発症状として
耳鳴りが出てきてしまった場合、
私の体験談としては「薬などで治す」というよりも
「慣れるのを待つ」という感じに
なってしまうと思います。

劇的に耳鳴りが回復するような
治療方法、というものは
なかなかないのですね。

特に、ビジュアルスノウが原因となっていると
思われる耳鳴りの場合、
ビジュアルスノウ自体の治療方法も
見つかっていない状態ですので、
”治療”は現実的にかなり困難です。

対症療法を行いながら
”一番効果が出るもの”を見極めつつ、
あとは経過観察をしていく、
という形になっていきます。

いきなり「これを飲めば治る!」とか
そういうものは、まず、ないですね。

慣れるのを待つ前に確認しておきたいこと

ビジュアルスノウの併発症状として
耳鳴りが出現してしまった場合は、
残念ながら、長い付き合いになってしまう
可能性が高いです。

そのため、上でも書いたように「慣れるのを待つ」
ということになってしまいます。

ただし、いろいろ”確認”しておくことが重要になりますね。

慣れるまでに確認しておきたいこととしては
・目に異常がないかどうか
・脳に異常がないかどうか
・耳に異常がないかどうか

この3点です。

この3点を確認しておけば、
基本的には、(辛いですが)心配はしなくても大丈夫、
という状況には持っていけます。

お金がかかってしまいますが
ビジュアルスノウと思われる状態の際に
耳鳴りを併発した場合は、
各箇所に異常がないかどうか、確認しておくことは
大事になります。

そもそも、ビジュアルスノウは検査で明確に
「ここが異常」と出るわけではないため、
”ほかに異常がないか”を確認する、ということは
とても大事なことですし、
しておかないと「安心」と言える状況ではありません。

耳鳴りの原因も、
目の異常の原因も、
検査をしない限り、本当にビジュアルスノウかどうか
判断することは難しく
「他の原因・病気」である可能性もあります。

耳鳴りを併発しているビジュアルスノウらしきもの、の
場合は

・目の検査
・脳の検査
・耳の検査

を、それぞれ受けておくことが望ましいです。

お金も時間もかかってしまって
本当に面倒ですし、つらいとは思うのですが
安心のためには(可能なら)全ての箇所の検査を
終えておくことが一番であるのは事実です。

この3つの検査を受けて、
それでも”異常なし”と、いう状態なのであれば
あとは経過観察をしながら
”耳鳴りに慣れる”のを待つ、と言う感じが
現実的ですが、
何も検査せずに”待つ”のは、もし違う何かであった
場合を考えると、非常にリスクが高いです。

まとめ

ビジュアルスノウの併発症状の耳鳴りも
やはり”慣れて”しまいます。

私は慣れました。
慣れると、耳鳴り自体は変わりなくても
本当に楽になりますから、
その点に関しては「助かる」というのが
正直なところです。

ただ、慣れるまでは本当に辛いと思いますし、
私の経験上から言えば、
それでも最終的には慣れるしかない、
というしかないので、
辛いですが、今を耐えてください…
ということしか、言いようがないのも事実です。
(薬で少し楽になることはあっても、なかなか0にはできません)

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