光視症はストレスが原因でも発症するの?その場合の対処と注意点!

光視症は目に見えるはずのない光などが
一時的に視界に見えてしまう症状です。

実際にそこには光はないのに、
目に対する何らかの刺激によって、
本来存在しない光が見えてしまう、という
目の症状の一つです
(脳が原因のものとは別です)

この光視症の原因としては、
「病気」が関係するものもあれば
「ストレス」や「疲労」などが原因の
”病気以外が原因”のものも、存在しています。

こちらでは、そのうちの”ストレス”が
原因のものについて、解説していきます。

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ストレスが原因になることはあるの?

光視症の症状が出てくる原因は色々と
あるのですが、そのうちの一つが
「ストレス」とされています。

そのため、目に何も異常がなく、
目自体は健康な状態であったとしても
ストレスがたまることによって
光視症の症状が出てしまう可能性は
十分にある、ということになります。

目の症状全体を見てみても、
ストレスや精神的負担などが引き金と
なって発症するようなものも
そこそこの数存在しますし、
目以外の部分に目を向けてみても、
ストレスなどが引き金となってしまい、
発症する病気はたくさんありますので、
日常生活において、できる限り
ストレスを蓄積させないようにする、
ということも、一つの大事なポイントになります。

一時的なものであれば様子を見ても大丈夫?

光視症の症状が出たらすぐに病院に
行かないといけないのかどうか。

もちろん、理想を言えば診察を受けたほうが
安心なのは確かなのですが、
絶対に行かないといけないのか?と言われると、
ある程度であれば、様子を見ても
良いかとは思います。
なかなか、忙しくて時間が取れない人もいると思いますし
症状が出るたびに病院に行っていたら
病院まみれになってしまいますからね…

ストレスや疲れなどが原因である場合は、
一時的なもので解決する可能性も十分にあります。

しかしながら、下記のような場合は
注意をするようにしてください。

・症状がいつまでも続く場合
・症状がどんどん悪化していく場合
・明らかに症状がひどい場合
・他の異常も感じる場合
・自分で気になってしまう場合

こういった場合は、放置しておくと危険な
可能性もありますので
(例えば、網膜剥離などの症状のひとつとして
光視症の症状が出るような場合もあります)、
診察をすぐに受けるようにしておいた方が良いでしょう。

最終的には自己責任ではありますが、
上のようなことに当てはまらなければ
しばらく様子を見ること自体は、
問題はない(場合が多い)です

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必ずしもストレスが原因とは限らない

光視症はストレスによって
生じることもあります。

が、必ずしもストレスが原因とは限らないので
その点は勘違いしないようにして下さい。
勝手に「これはストレスが原因だから」と
思い込んでしまうようなことは
無いよう、注意してください。

上でも書いたように、症状がどんどん悪化したり、
症状がいつまで経っても治らなかったり、
他の症状も併発していたり…
そういったことがある場合は「危険信号」です。

仮に何らかのストレスを抱えているような場合でも
必ずしもそれが原因とは限らず、
病気などを原因とするもの(網膜剥離など)も
ありますので、症状が続いたり悪化したりする場合に
関しては、一度眼科で診察を受けることを
おすすめします。

網膜剥離の場合は、放置しておくと
最終的に重度な視力障害に繋がってしまう
可能性もあり、非常に危険です。

全体的に見れば、網膜剥離が原因である
可能性は”低い”のですが、
それでも「0」ではない、ということは
覚えておかないといけません。

ストレスが原因の場合はどうすれば?

ストレスが原因で光視症の症状が
出てしまっている場合に関しては、
対処法は「ストレスの原因となっているものを取り除く」
しかありません。

ストレスが原因の場合は
目自体に何か病的な原因があったりしているわけでは
ありませんので、
目の治療をしようにも、出来ることは
限られています。

せいぜい、光視症の症状による
疲れ目などを抑えたりする目薬を
処方したりだとか、
そういったレベルが限界で
”根本的な治療”を眼科でするようなことは
なかなか難しいでしょう。

ストレスが原因となって、
光視症が出てしまっている場合に関しては
最終的には、その”ストレス”をどうにかするしか
ないのです。

自分自身に思い当たるものがあるのであれば
そのストレスを解決させることが出来るかどうか、を
考え、可能なのであれば、
”なるべくストレスが蓄積しないような生活”を
心掛けることが重要です。

ストレスは、光視症に限らず、あらゆる症状の
引き金になってしまうので、
早いところ、”解決できるのであれば”
解決することが重要になりますし、
そのまま放置しておけば、目以外の部分にも
悪影響が及ぶ可能性は十分にあります。

ただ、”ストレスの原因”が
取り除けないような場合もあると思います。

この場合に関しては、
”ストレスを少しでも減らす”
”何かで誤魔化す”ことを中心に
うまく付き合っていくしかありません。

「趣味」など、
ストレスがあったとしても、
それ以上に楽しめるものを見つけて
ストレスの原因は取り除けないけれど
”それを発散する”よう心掛けたり、
睡眠時間など、少しでも、肉体的な負担も含め
軽減できるようんば工夫をしていくしかありません。

が…それでもどうにもならないことも
あると思います。

”ストレスになっている原因となるもの”を
どうしても取り除くことが難しく、
かつ、趣味や睡眠時間などで、その
ストレスをカバーしきれないような場合に
関しては「医療」の力を借りるしかありません。

状態によっては
心療内科などを受診して相談を受けるなど、
そういった対応が必要になって来る場合があります。

ストレスや精神的な負担を放置しておくと
光視症の症状だけでは、もはや済まない可能性も
十分にあり、
体調を大きく崩してしまうような可能性も出てきます。

そのため、「自分の力だけではどうすることもできない
ストレス」が溜まっていて、それで調子を
崩しているような場合に関しては、
心療内科の受診や、カウンセラーの利用なども
検討してみてください。

これは、決して恥ずかしいことではありませんし、
そう言う時のために、心療内科などは存在するので、
「ダメだ!」と思ったら遠慮なく利用していくことも大事です。

異常がなければ経過観察で大丈夫

光視症の症状が出てしまった場合でも、
特に思い当たるストレスが無ければ
ストレスの線はそれほど気にしなくても
良いとは思いますが、
疲れなどが蓄積していないかどうか、
無理していないかどうかは注意しましょう。

その上で眼科でも検査などを受け
特に異常が無ければ、それほど気にしなくても
大丈夫です。

生理的な原因により(何も異常がないのに症状が出る)
こともありますので、
その場合は医師の指示のもと、経過観察を行い
症状に何も変化が出たりしなければ
そのまま様子見で問題はありません。
(何もなければ)特に手術だとか
そういうことも必要ないので、
その点は(症状が出たとしても)過剰に
心配する必要はない、ということですね。

飛蚊症(目に黒い浮遊物が見えてしまう症状)も
そうですが、特に異常はないのに
症状が出ることもあるので、
光視症が出た=病気・ストレスと
決まっているわけではありません。

まとめ

ストレスが原因で光視症の症状が
出ている!と思われる場合に関しては、
まず、その
その”ストレス”を取り除く、ということが
何よりも大事になります。

ストレスを放置しておくと、
やがて大きな体調不良を招くことになる可能性も
あるために、注意が必要なのです。

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