光視症と閃輝暗点の違いとは?見分けるためのポイントは?

光視症(こうししょう)と閃輝暗点(せんきあんてん)。

どちらも、光の見えないはずの場所で
光が見えてしまうという症状ですが、
両者には大きな違いが存在します。

しかしながら、
どちらも経験したことがなければ、
初めてどちらかの症状を経験した際に
「これはどっちなのか」ということは
なかなかわかりにくいかと思います。

私は何もうれしいことではないのですが
両方経験しているので、はっきりとその違いが
分かるのですが、普通は分からなくて当然だと思いますし
見分けはなかなか難しいかと思います。

今回は、その2つの病気についての”違い”を
まとめていきたいと思います。

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まずは2つの病気を知る

光視症と閃輝暗点、どっちか分からない、という人も
多いかとは思います。
まず、その2つがどんなものなのか、
それを見ていきましょう。

・光視症
これは、目を原因とするもので、
光のないところでチカチカしたり、
ピカッと光ったように見えたり、稲妻のような光が急に見えたり
そういった症状が現れます。
場合によっては繰り返すこともあるようですね。
基本的に整理的な原因(ストレスや加齢)になっており、
多くは心配する必要はないのですが
場合によっては「網膜剥離」などが原因で症状が
出ることがありますから、その点には注意しましょう。
眼科で検査をし、危険なものかどうかはわかるので
不安に感じたら眼科の診察を受けるのが良いでしょう。
光視症の詳細はこちらからどうぞ。

・閃輝暗点
こちらは、脳を原因とするもので、
突然歯車のようなものやギザギザしたいびつなかたちのものが
数分~数時間程度見える、という症状です。
片頭痛などの前触れとして現れる症状で、
光が消えた後に、頭痛が現れるのが基本(現れないこともあります)と
なりますね。
この場合の光は一度出現したら、しばらく持続して
治り、頭痛が現れて(現れない場合はそこでおしまい)、
症状が落ち着くと普段は特になんともない、ということが
多いものになります
閃輝暗点の詳細はこちらからどうぞ。

基本的な概要としてはこちらになりますね。
それぞれの記事でさらに詳しく解説しています。

頭痛の有無

まず、閃輝暗点の方は片頭痛の前触れとして
出現することのある症状です。
そのため、光がキラキラと見えた後に
頭痛が起きるのであれば
それは「閃輝暗点」だと思ってほぼ間違いはないと思います。

光視症の場合、基本的には頭痛を伴わない
(光視症とは関係なく、頭痛が出ている方は覗きます)ので、
頭痛がセットになっている場合は閃輝暗点の可能性の方が高いでしょう。

光⇒頭痛のパターンであれば、ほぼ確実です。

ただし、”頭痛を伴わない閃輝暗点”というものも
存在しており、その場合は頭痛で両者を判別することは
難しいです。

症状の現れ方で判断

症状がどのように出現するか。
これでもある程度判断はできます。
日常的にキラキラしたり、チカッとしたり、
特に決まりなく、不定期に光が
見えたりするのであれば、光視症、
普段は何ともなくて、あるタイミングで突然、
歯車のような、いびつな形のギザギザした光が見えて、
見えている間は、強烈に焼付くかのように見え、
数分~数時間で消える…
そして、消えたあとは嘘かのように
普通の見え方に戻る…これは、閃輝暗点の症状ですね。

明らかに「あるタイミングから」光が見えて、
それが続き、少しして落ち着く、というタイプであれば
閃輝暗点の可能性の方が高いと言えるでしょう。

一応、閃輝暗点の見え方を
(人によって見え方は異なります)
下記に示しておきます。

こんな感じですね…
とにかく、いびつな形状です。

併発症状で判断

光と一緒に飛蚊症(黒い浮遊物)が見えていたり
他の、目の調子が悪い部分があるのであれば
光視症の可能性の方が高いです。
閃輝暗点は脳の症状なので、
目の調子が悪い、、というよりかは
脳に原因がありますから、閃輝暗点そのものが
目の他の症状を引き起こす可能性は低いです。

逆に、頭痛、ろれつが回らない、しびれ、吐き気、
ふらつきなどがあるのであれば、脳のほう、
つまりは閃輝暗点の可能性の方が強い、
ということになってきます。

病院で判断するのが一番早い

一番確実なのは病院で検査を行うことで
判断をつけてしまうことですね。

頭痛が酷い、めまい、吐き気、ふらつき、
ろれつが回らない、しびれ、などなど
脳を起因とするような症状が出ている場合に
関しては閃輝暗点や、脳の系列を疑い
先に脳神経外科などを受診することを
おすすめしますが、そうではない場合で
どちらかの判断がつかない場合は、
まず眼科を受診するのが良いかと思います。

眼科で検査を行い、
異常がないのであれば、ひとまず、目自体の方は
大きな心配はいりませんし、
光視症が網膜剥離を起因として出現している可能性についても
とりあえずはなくなった、と考えて良いかと思います。
その上で必要であれば、脳神経外科などの紹介状などを
出してくださると思いますから、
判断がつかず、脳の症状などが出ていない場合は
まずは眼科の診察を受けるのが早いかと思います。

まとめ

光視症と閃輝暗点…
両方を経験すれば、どちらがどちらの見え方なのか
よく分かるとは思いますが、初めての経験だと
どちらがどっちなのか、ということを判別することは
非常に難しいことであると思います。

それぞれの特徴を把握しつつ、
自分なりに判断していきましょう。

ただ、最終的には病院で診察を受け、
きちんと検査してもらう、というのが
一番であるかと思います。