光視症は自然治癒するの？自然に治る可能性と注意点！

目の症状の中には、自然に治癒するような病気も
存在します。

では、光視症（こうししょう）は自然に治る
可能性はあるのでしょうか。

その点についてのお話と
自然治癒に関連する注意点を
まとめていきたいと思います。

症状が出てきたからと言って
そこまで深刻に考える必要はありませんが
注意するべき点に関しては
しっかりと注意をするようにしていきましょう。

※光視症の基本情報は別記事にまとめてありますので
そちらの方をご覧ください。
こちらでは、光視症が自然に治ることはあるのかどうか、
ということについて書いていきます

自然に治る可能性は？
まとめ

自然に治る可能性は？

光視症の症状が自然に治る可能性は「０」ではありません。
光視症には大きく分けて２つの原因があり、
一つは、加齢やストレス、疲労などを原因とした
生理的なもの、
もうひとつは網膜剥離などの病気を原因とした
病的なもの。

このうち、生理的なものに関しては
その原因が取り除かれれば治る可能性は
十分にあります。
そのため、意識しないうちに、疲労やストレスなどが
緩和されれば、光視症の症状が自然に消えるような可能性は
充分にあるかと思います。

逆に、病的な原因の場合に関しては
その病気を治すことをしない限り、
症状がどんどん悪化していく可能性がありますから
その点はしっかりと覚えておきましょう。

では、自然治癒に関連する注意点やポイントを
それぞれ見て行きましょう。

病的な原因の場合は治らない

光視症は基本的には生理的な原因であることが
多いのですが、中には上でも書いたように「病的な原因」で
ある可能性もあります。

もしも自分の光視症が病的な原因によるもので
あった場合は、これは放置しておいてもザンネンながら
治ることはありません。
どんどん悪化していくだけでしょう。
病的なものの場合は、自然治癒は望めないので
早めに眼科で治療を受けることをおすすめします。

網膜剥離などの病気が隠れている場合に関しては
そのまま放置を続ければ、最悪の場合
失明することになってしまいます。
そのようなことにならないためにも
病気が原因の場合は、早めにしっかりと治療を
受けることが大事になります。

ただし、”見分け”は自分ではつきません。
自分の光視症が病気によるものなのか
そうでないのかは眼科に行かないと分かりませんから
症状が続いたり酷くなる場合は、
自然治癒云々を考えるのではなく、眼科に
しっかりと足を運ぶようにする、ということが
大事になります。

生理的な原因のものでも必ず治るとは限らない

一方、生理的な原因の光視症であっても
必ずしも自然治癒するとは限りませんし、
しない人も大勢います。

生理的なものが原因であっても
その原因は様々ですし、
加齢などの場合は、自然治癒する可能性は
低いでしょう。
そのため、生理的なものである場合”治る可能性”はありますが、
治らない可能性も高く、
場合によっては、長い年月、光視症の症状と共に
生きて行くことになる可能性は十分にあります。

その点は覚えておきましょう。

ちなみに、自然治癒しない＝何か病気なのか、と言われれば
決してそうではありません。
生理的なものが原因の光視症であっても
自然治癒しないことも多いですから、
自然治癒しないからと言って
深刻な病気が発生しているわけではありません。

様子見のしすぎに注意

よほどひどい症状が出て来たりだとか、
他の症状を併発しているような場合を除いて、
ある程度様子を見てみる、というのは良いかとは思います。
が、症状の様子を見過ぎてしまって、
病気を見落とすことがないようには注意が必要です。

もしも症状が長々と続くようなことがあれば、
早めに眼科を受診するようにしましょう。

症状が続くような場合は
何らかの病気である可能性も否定はできません。
そして、上でも書いた通り、その見分けを個人でつけることは
出来ませんから、最終的には眼科に行くしかない、
というのが、現実になります。
ネットで色々な情報を漁っても
あなたの光視症が何が原因で起きているのか、
その答えを知ることはできません。

面倒だと言う気持ちは分かりますが
どうにもならないこともあるので、
眼科を受診するようにしましょう。