ビジュアルスノウの症状で障害者手帳は貰えるの?その答えは…?

視界に見えないはずの砂嵐が
常に見えつづけてしまう症状…
それがビジュアルスノウです。

非常に厄介な症状で、
現時点では知名度も低いために
眼科などでも、間違った病名を
告げられたりしてしまうこともありますし、
治療方法に関しても、現時点では見つかっておらず
非常に難しい病気です。

私自身も、昨年からこのビジュアルスノウになっており
一度なってしまうと
なかなか治らないものなのです。

場合によっては、一生の付き合いになってしまう可能性も
ある恐ろしい病気ですね…。

では、このビジュアルスノウは障害者手帳などの
対象になるのでしょうか。
その点についてのお話をしていきたいと思います。

ビジュアルスノウについての記事に
障害者手帳関連以外の情報をまとめてありますので
そちらの方も参考にしてみてください。

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障害者手帳は貰えない

ビジュアルスノウの症状では
基本的に、障害者手帳はもらえません。
何故なら、ビジュアルスノウという病気自体が
ほとんど認知されておらず、現時点では
難病に指定されているわけでもありませんから、
当然のことながら、障害者手帳を貰える、ということはなく
健常者として扱われることになります。

今後、病気自体の知名度などが変れば
この流れも変わってくるかもしれませんが
今の時点では、ビジュアルスノウの症状が
どんなに酷かったとしても、
それによって特別扱いされたりすることは
ない、ということになります。

仮に失明でもしてしまった場合は
話は別ですが
基本的にビジュアルスノウ自体が
失明に至ることはありません。
そのような情報については見当たらず、
症状がひどくなってしまった場合でも
粒粒に埋め尽くされて失明してしまうだとか
そういったことはないものと考えられます。

そのため、ビジュアルスノウの症状で
障がい者と認定されるのは難しい、
ということになりますね。
もちろん健常者として普通に生活できるのであれば
それが一番良い事は事実ですが…。

補助なども特にない

ビジュアルスノウはそもそも知名度が低く
眼科の先生であってもご存じでないような
先生がいらっしゃる病気ですから、
世間的な知名度はザンネンながら「ない」に
等しいものになります。
最近では、昔よりかはその知名度も
上がっているように感じますが
それでも一般レベルで考えれば
ほぼ、「ない」に等しいレベルの
知名度であることは否定のしようがない
事実であると思います。

ビジュアルスノウになると
どうしても検査をしたり、経過観察をしたり
耳鳴りや片頭痛などの併発症状が出ている場合に
関しては、その対症療法も行っていく必要がありますから
どうしても費用がかかることに
なってしまいます。

医療費も、積み重なれば本当に
大きな出費になってしまいますから
補助やそういったものがあれば
力を借りたい、というのが正直なところでは
あるかと思います。

が、ザンネンながらビジュアルスノウにおいて
そういったものは今のところは一切
存在していません。
どんなにお金がかかったとしても
他の病気と同じように、普通の扱いに
なりますから、その点は覚悟しておかなくてはいけません。
3割負担なら3割負担、とそういうことになります。

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日常生活に支障はある?

実際のところ、日常生活に支障は出てくるかどうか。
これは、ビジュアルスノウの程度によります。
例えば、それほど重度ではないものであれば、
症状自体はとても気になると思いますし
辛いと思いますが、
日常生活を送ることができないか、と言われれば
そこまでではないかとは思います。
私自身も、色々と不便な部分はありますが
何とか日常生活は普通に送ることができています。

世の中には日常生活を送ることができなくなって
しまうような病気もありますから、
それと比べれば…ということにはなるかと思います。
私自身も当初は精神的に相当ダメージを受けましたが
今はなんとか受け入れて、気にはなりますし
砂嵐を消したいですが、普通の生活を送る、ということ
自体は出来ています。

ただし、重度な場合は、日常生活に支障がでるほどに
精神的に参ってしまうような場合もあるとは思いますし
車を運転するような場合、ビジュアルスノウが重症化すれば
例え視力が残っていても、それは難しいことになるでしょう。

なので、日常生活に支障が出るレベルかどうかは
症状が重度かどうかによっても左右されてくるかと思います。

つらいけれど…

ビジュアルスノウの症状はとてもつらいです。
明確な治療方法がないのも、辛い部分ですよね。
私も1年以上、この症状と付き合って
なんだか最初より悪化しているような気がするときも
ありますし、正直言えば砂嵐には消えてもらいたいところです。

ですが、幸いなことは「命」を落としたりするようなことは
基本的には無さそうですし
(ストレスで参ってしまって他の病気に繋がったり
 自ら…なんてことはあるかもしれませんが)
失明することも、私が調べた限りではなさそうでした。

そういった意味では、世の中には
なってしまったらもう助からない病気もありますし、
目でも失明する病気もありますし、
足や手などを失ったり、そういった人も
いるのは事実です。

辛いですが、もっとつらい人もいる…と
考えると、私自身は少し頑張れるような
そんな気も少ししました。

決して他人事で言っているのではありません…
私もビジュアルスノウですから…。

私は別で、「太陽の光に当たることができない病気」
というものも持っています。
これは、太陽の光に当たると、
湿疹だらけになってしまうというもので、
これも障害者手帳などの対象には
当然なっていません。

そういったことから考えると
仮にビジュアルスノウの症状が今後、
知名度が高まったとしても、
本当にそう言った対象になるのかという点に
関しては、なんとも言えない、というのが
現状であるかと思います。

今後はどうなる?

ビジュアルスノウという病気の研究は
海外などを中心に、大規模ではないにせよ
行われていることは確かです。
日本でもネットなどを中心に、その情報は
少ないながらも存在しています。

もしも、こういった症状に苦しむ人が
今後も増えて行くと、知名度は嫌でも
上がっていくと思いますし、
現代社会は何かと目を酷使する世の中ですから
こういった症状に苦しむような人は
今後もさらに増えて行くかもしれません。

そうなると、治療薬の開発なども
研究がより進むことになるかと思いますし
知名度が高くなっていけば
もしかしたら何らかの別の対応などにも
繋がって行く可能性は
充分に考えられることでは
あるかと思います。

が、もし知名度が上がったとしても
ビジュアルスノウの症状が、障害者手帳の
対象になるかはワカリマセンし
他の病気と同じように
”ふつう”の扱いになるかもしれません。
こればっかりは実際にビジュアルスノウの症状の
知名度が上がっていかないと分かりません。

ただ、いずれにせよ、
治療薬の開発など、そういった方向から考えると
知名度が上がって行く、ということは
ビジュアルスノウを治す!という点においても
とても大事なことになってくるのではないかと思います。

まとめ

現時点では、ビジュアルスノウ自体の
知名度が低く、障害者手帳を貰うことは
できませんし、補助なども出ることはありません。
それどころか、病気について認識されておらず
気のせいだとか、仮病、精神的な問題などで
片づけられてしまう可能性もある、
という点では、なかなか厳しい病気であるのも
また事実です。

ただ、知名度が上がらないことには治療薬の
開発などもなかなか進まないと思いますし
今後の流れはとても大事なことだと思います。

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