眼鏡は、近視や乱視、老眼など、
何らかの症状がある人にとっては
とても大切なものです。
しっかりと自分に合ったものを
作ることも、メガネを快適に使っていくためには
大切なポイントとなってきます。
しかしながら、
この眼鏡、
”自分に合わないもの”を使っていると
目の助けになるどころか、
逆に自分の体調に悪影響を与えてしまうことなどもあるのです。
甘く見ている人もいるかもしれませんが、
本当に恐ろしいことなので、
しっかりと注意しておきましょう。
合わないメガネは体調不良の元！
合わないメガネを使う…
これは人間にとって、良くないことであり、
場合によっては目だけではなく、他の部分にまで
影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
最初に眼鏡をしっかりと作ってもらうことも
もちろん大切なポイントの一つですし、
もしも眼鏡が合わないと感じたら
無理に我慢し続けるのではなく、しっかりと
お店などで調整してもらうことが大切になります。
我慢していたり、
無視して合わないメガネを使い続けていれば
場合によっては、体調不良を引き起こす可能性があるのです。
では、どんな体調不良を引き起こす可能性があるのか。
その点について、見ていきましょう。
ちゃんと見えない
まず、メガネが合っていない、ということは
ちゃんと見えない可能性があります。
せっかく眼鏡を作ったのにも関わらず、
思うように目が見えない、というのは悲しいことですし、
見えにくいまま我慢していることによって、
眼精疲労などを引き起こす可能性もあります。
「よく見えない状態」で無理して眼鏡を
使うことは別の悪影響に繋がる可能性もありますから
明らかに「合わない」と感じるのであれば
早めに眼鏡の調整をする必要があります
視力の低下などを招く
合わないメガネを無理して使っていれば、
目を守るどころか、逆に目に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
例えば、見えにくいものを無理やり見つめようとするわけですから
目は疲れるようになってしまいますし、
結果的にそれは「視力低下」にも繋がります。
また、老眼などの場合であってもそういった症状を
進行させてしまう可能性があります。
「メガネをかけると目が悪くなる」なんて
お話があるかと思いますが、
それは、合わないメガネをしている場合のお話になります。
合わないメガネをかけていれば、当然のことながら
目に負担がかかって、それが視力低下などに
繋がってしまうことにもなりますから、
気を付けていかなくてはなりません。
ぼやけ、かすみなどを引き起こすこともあります
目の疲れや眼精疲労を引き起こす
見え方が悪い、という状態は当然目の疲れだとか
眼精疲労にも繋がる重大なポイントになります。
一度眼精疲労になってしまうと、
なかなか目の疲れが取れず、
その他の部分の体調も崩すことに繋がってしまう
可能性もありますから、その点に関しても
注意をしなくてはいけません。
当然のことですが、目の疲労が蓄積した状態が
続けば、上でも書いたように視力などの部分にも
影響が出てきてしまう可能性は十分に考えられます
身体の痛み
合わないメガネを使い続けていることで、
身体に痛みが出てくる可能性があります。
一番多いのは「首」「肩」の痛みになりますね。
この２か所に関して言えば、
目が見えにくいことによって、姿勢が悪くなったり
眼精疲労を引き起こしたりしてしまうことによって
痛みが出てきてしまうことがあります。
首にせよ、肩にせよ、場合によってはかなり強い痛みに
なることもあるので、その点に関しては
注意が必要です。
また、メガネのフレームなどがあっていないと
鼻の周辺、こめかみ、耳の周りなどが痛くなってしまうこともあります。
メガネを使い始めてから、いずれからの部位に痛みが
出てくるようなことがあれば、
メガネが合っていない、ということも
１つの可能性として疑った方が
良いかとは思います。
吐き気など
見え方が悪いことにより、吐き気などの症状に
繋がってくる可能性もあります。
消化系統へのストレスや、色々な原因が
重なって、胃にも負担がかかってしまう、ということですね。
場合によっては、めまいやふらつきなどの
症状にも繋がる可能性がありますから、
メガネが合わないことは、本当に色々な部分に
影響を及ぼしてしまう、ということは
覚えておいた方が良いでしょうし、
もしも体調を崩してしまった場合は
なるべく早めに対応をすることをおすすめします。
なお、めまいなどに関しては
必ずしも眼鏡が原因であるとは限りません。
メガネを変えても症状が無くならなかったりだとか
そういうことがある場合に関しては
耳鼻科などを受診し、何か他の病気などが
隠れていないかどうかをしっかりと突き止めておくことも
大切な部分の一つになります。
眼鏡が落ちる
これは体調不良…とは違いますが
メガネが合っていないと、メガネがずりおちてしまったり
することもあります。
いちいち直すのも面倒だと思いますから
合わないなぁと感じた場合に関しては
しっかりと先に先に対応しておくことをおすすめします。
お店で眼鏡を購入した場合は、早い段階で
メガネ屋さんに相談するようにすることが大切です
かゆみを生じる場合も
これは、メガネの素材の問題ですが
メガネの素材にアレルギー反応などを起こす場合も
稀に存在します。
自分にアレルギーがある場合は、メガネを作る段階で
しっかりとお店に伝えておく必要がありますし、
知らずに自分に合わないメガネを作ってしまった場合に
関しても、どうしてもかぶれてしまうのであれば
早めに対応しなくてはいけません。
精神的な疲れ・自律神経の乱れ
メガネが合わない状態は、
精神的な疲れだとか、自律神経の乱れにも
繋がってしまう可能性があります。
自律神経が乱れると、
身体中のあらゆる部分の調子を崩す可能性も出てきてしまいますし、
自律神経失調症（じりつしんけいしっちょうしょう）と呼ばれる
状態になってしまうと、その治療には長い時間がかかってしまう
可能性もあります。
精神的な乱れは、本当に身体のあちこちに
不調な部分を出すことになってしまいますし、
メガネが合わないだけでそんなことになるのか？と
思う人もいるかもしれませんが、
そんなことになる人もいるので、
決して「メガネが合わないぐらいで」と侮ったりすることなく、
メガネが合わないと感じた場合は、ちゃんと対処するように
することが大切になります。
合わないと感じたらどうすれば？
もしも自分の使っている眼鏡が合わないと感じたら
どうすればいいのか？
これはそのまま我慢せずに、メガネ屋さんに相談するしか
ありません。
面倒であっても我慢して使い続けることで
結果的に目の調子を崩すことに繋がってしまうので
そういったことになってしまわないためにも
「メガネが合わない」と感じたら購入したお店で必ず早いうちに
相談を行うようにしましょう。
メガネ店で購入した眼鏡以外の場合に関しては
眼科医の先生に聞くか、近くの眼鏡販売店に
相談してみることをおすすめします。
まとめ
メガネが自分に合わない状態のまま無理して利用を
続けていると今回ご紹介した症状が出てきてしまう
可能性も十分にあります。
メガネが合わないと感じたら絶対に我慢することなく、
なるべく早い段階で、メガネ販売店などに相談し、
自分に合わない部分を修正してもらうようにしましょう。
我慢してそのまま使っていると
色々な部分の体調を崩してしまうことにもなりますし
時間や費用をけちけちしていると
かえって体調を崩したりしてしまい、
費用や時間を余計に無駄遣いすることにも繋がってしまいます。
