細隙灯顕微鏡検査とは?簡単な検査で色々なことが分かります!

細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょうけんさ)とは、
眼科でよく行われる検査の一つになります。

細隙灯顕微鏡を用いた検査で、
非常に簡単に行えるため、
眼科で何度も受けたことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

もしかすると、検査の名前も分からないまま
この検査を受けているかもしれません。

これから細隙灯顕微鏡を使った検査をやりますので・・・
なんて、通常は言わないと思いますからね…。

こちらでは、この、眼科でよく行われる検査について、
ご説明していきます。

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どのような検査なの?

細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)と呼ばれる
特殊な顕微鏡を用いて検査を行います。
この顕微鏡は、
目の組織に対して縦長の光を当てることにより、
目の状態を確認し、目の病気の有無などを
確認することが可能になっています。

検査を受ける側の負担も非常に少なく、
ごく短時間で終わる検査のため、眼科を受診するごとに
行われることも多いです。

また、専用の眼圧計を用いることにより、
眼圧の検査を行ったりだとか、
検査専用のコンタクトレンズなどを用いることにより
眼底検査などを行うことも可能になっており、
眼科にとっては、非常に重要な検査の一つになっています。

検査でどのようなことが分かるの?

顕微鏡を用いて、目に光を当てて、その状態を
確認するだけのシンプルな検査ではありますが、
目の色々なことが分かり、病気の発見にも役立ってくれる検査です。
そのため、非常に重要な検査の一つといえるでしょう。

この検査で角膜、虹彩、前眼房、水晶体、硝子体などの
部位を確認することが可能になっており、
その結果をもとに、

・緑内障の診断
・白内障の診断
・水晶体の傷や炎症などの有無
・角膜の傷
・角膜や水晶体の混濁の有無
・涙の層を観察することによるドライアイの有無

などを判断することが出来ます。
検査結果に応じて、必要であれば、他の検査などを
追加で実施して、さらに細かい状況の把握などが
行われることもあります。

シンプルな検査ではありますが、
色々なことが分かる大事な検査ということになりますね。

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検査の手順は?

検査の手順としては、非常にシンプルです。
時間としては本当に1分もするかしないかぐらいの
短時間で終わる検査です。

用意された顕微鏡を除き、
それぞれの目に光を当てる、
これだけで検査は終りです。

検査に痛みもありませんし、検査で何か苦痛に
思うようなことは全くないはずです。

検査、と書くほどのことでもなく、
本当に一瞬で終わりますから、初めての場合でも
怖がる必要はありません。
安心して検査を受けるようにしましょう!

どのような場合にこの検査を受けるの?

この検査を受けるかどうかは、眼科医の判断によりますが、
上記で書いたように、本当に簡単に行うことが
できる検査のため、問診の際に、
「ちょっと覗いてみましょうか」みたいな感じで、
サクッと検査することが多いです。

自覚症状のない病気などの兆候も見つけることが
できますので、眼科にもよりますが、
毎回のように検査を行う場合も多いです。

実際に、私の通っている眼科では、毎回受診するたびに、
細隙灯顕微鏡検査を行って、目に異常がないかを
確認してもらっています。

そのため、特に何か大きな病気で眼科を受診した!
とかそういう場合でなくても、
この検査は流れで行われることも多いです。
急に検査をされると、何か大きな病気なのかな…
とか思ってしまう人もいるかもしれませんが
不安に思う必要はありません。
眼科で一般的に行われている検査のひとつであり、
この検査をしたから「病気を疑われている」ということではなく、
あくまでも「何かないかどうか確認している」という意味合いですから
(もちろん病気が見つかる場合もありますが)
顕微鏡で覗かれた=病気の可能性が高い、ではないので、
安心して下さい。

検査の体験談…!

体験談を語るほどの大きな検査でもないのですが、
私も、上でも書いた通り、受診するたびに
この検査を行っています。

本当に簡単な検査で、眼科の先生の指示通りに
台に顎を乗せて、顕微鏡で見てもらうだけです。

本当に数秒で終わる検査ですし、
それで病気が見つかることもあるわけですから、
とても有意義な検査ですよね。

ちなみに、私は今のところ、この検査で
何か異常が見つかったことはありません。

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異常が見つかった場合

もしもこの検査で何らかの異常が見つかった場合、
見つかった異常に応じて、追加で別の検査を
行ったりする可能性もありますし、
そのまま治療方法についてのお話になるかもしれません。

このあたりは眼科の先生の判断次第になりますし、
見つかるものにもよりますから、
どのようになるかは具体的にはその時次第ですが、
異常が見つかった場合は、すぐに眼科の先生が
適切な判断を下してくれるかと思います。

まとめ

眼科にも色々な検査がありますが、
これがそのうちの一つですね。
ただ、検査と言っても、先生の指示通りに
顎を台に乗せるなどして、後は目を開いている
だけでOKですから、
眼底検査などのように、薬を使う必要もありませんし、
視力検査などのように、何かを答える必要もありません。

時間としては数秒で終わることですし、
痛みも、負担も全くありませんから、
そのあたりの心配は全く必要ありません。

大事な検査ですが、受ける側への負担は
ほとんどありませんから、安心して検査を受けましょう!

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