ビジュアルスノウは仕事に影響はあるの?体験談から解説!

ビジュアルスノウになってしまうと
仕事に影響は出るのかどうか。

職場側に自分がビジュアルスノウに
なったことを伝えるべきかどうかも
含め「仕事上への影響」を
解説していきたいと思います。

社会人になっている場合、
仕事への影響は気になるところだと思いますので
実際のビジュアルスノウ経験なども元に
お話していきます。

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仕事に影響は出るの?

これは、仕事の内容にもよりますが、
基本的に「仕事が出来なくなってしまう」という
ことは、あまりないように思います。

発症直後は精神的な負担などもかなり大きくなるので
そういった面での影響は
私もそうでしたがある程度出てきてしまう
可能性はありますが、
ビジュアルスノウは失明したりするものでは
ないために、
仕事ができなくなる、というレベルにまで
到達してしまう可能性は低いかと思われます。

ただし、併発症状によっては
それとうまく付き合いながら…という感じに
なってしまうことは、事実ですね。
(例えば、私の場合は同時期からめまい・耳鳴りなども
 発症しており、こちらに関してはメリスロン、アデホスなどの
 内服薬でうまく安定させながら…という感じになっています)

細かく、ポイントを見ていきたいと思います。

仕事は続けて大丈夫?

症状や職業などにもよりますが
基本的に、ビジュアルスノウになっても
仕事は続けても問題はありません。

私も、仕事はビジュアルスノウ発症前から
続けている仕事をそのまま続けています。

ただ、発症直後など、
かなり精神的に堪えるような部分は
出てくると思いますし、
仕事の内容次第ではやりにくいと
感じるようなこともあるかとは思います。

また、併発でめまいや片頭痛などが
出て来るケースもあるので
(私はめまい)
そう言った、”日常生活に支障をきたす可能性”の
ある部分については対症療法を行いつつ、
最低限の行動が出来るような
内服薬などを内服しつつ、
対応していくことになると思います。

とはいえ、仕事自体は
基本的には続けることの出来る場合が
多いかと思います。

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影響のある症状は…

仕事や日常生活に支障のある症状の中で
抑えることが出来るようなものに関しては
病院で相談しつつ、対応していきましょう。

例えば、ビジュアルスノウの併発症状として
多いと言われるものが
「片頭痛」と「耳鳴り」になります。

どちらも、薬などである程度抑えることが
できるものになっているため、
こういった部分に関しては
病院の先生などと相談しつつ
「日常生活に支障が出ないレベル」に
抑えつつ、生活していく、というのが
ベストではないかと思います。

耳鳴りも片頭痛も実際のところは、
そう簡単に治るものではなく、
投薬による治療などを行っても
長く付き合うことになる可能性も高いです
(私も耳鳴りは既に3年以上続いています)

ただ、治らなくてもある程度”安定”
させることが出来る可能性は十分にあるので
(もちろん、治る可能性もあります)
日常生活を送る上で「邪魔」にならない程度に
上手く付き合っていけるようにする、
ということはとても大事なポイントの一つになります。

他の併発症状に関しても、
仕事に影響するようなもの、
仕事中に気になってしまうようなものは
あると思いますので
自分に出てきた症状ごとに
「なるべく普通の日常生活を送れるような対応」を
医師と相談しながら考えていくことが
重要な点の一つになっています。

仕事で悪化する可能性は?

基本的には、あまりないとは思います。
診察が必要なときは診察を受け、
無理をしないようにしながら、
普通に働いている分には、
働いていることが原因で
ビジュアルスノウが悪化したりするような
ケースは、あまりなさそうです。

ただし、パソコン作業など、
目を使う作業の場合に関しては
目に必要以上の負担がかかってしまい、
”間接的に”影響が出てきてしまう可能性は
十分にあります。
私も、パソコンを使う時間が多い仕事なので、
最初はこのあたりは、苦しみましたが、
出来る限りの(目の)疲労対策をすることで
今はなんとか安定しています。

ビジュアルスノウの症状は
私も色々併発症状が出ていますし、
人によって、併発症状の種類なども
異なっているので、
自分に出ている症状ごとに、
医師とも相談しつつ、適切な対応を取っていく…
ということがベストになるのではないでしょうか。

なかなか難しい部分もあるとは思いますが、
上手く加減をしていくしかありません。

ただ、基本的には、仕事が原因で
さらに症状が悪化してしまう…ということは
可能性としては低いかと思います。

職場の人に伝えるべきかどうか

これは、非常に難しいところです。
正直なところ、私の経験上からも
「ビジュアルスノウになりました」と言っても
たぶん、理解してもらえない可能性の方が
非常に高いです。

「は?」という感じになる可能性の方が
高いでしょう。

また「視界に砂嵐が見えるようになりました」も
おそらく、なかなか分かってもらえないと思います。

それだけ、ビジュアルスノウの知名度は低い…
ということでもありますね。
変に「精神的な問題」だとか、マイナスイメージのほうで
間違った解釈をされる可能性の方が高いです。

そのため、職場に伝えるべきかどうか、
という点に関しては
「職場の雰囲気」「上司の性格」など、
色々な点を考慮して判断していく方が良いと思います。

仕事上の特に支障はない
(辛いとは思いますが…)場合は
わざわざ職場に「ビジュアルスノウになりました」と
伝えても、プラスになるようなことは
あまりないと思うので、
職場に無理をして伝える必要はないと思います。

色々な点から判断して
もしも「伝える」と決めた場合に関しては
「ビジュアルスノウになりました」と伝えるだけでは
ほぼ確実に伝わらないので、下記のような点に
注意することをおすすめします。

・ビジュアルスノウの記述のある専門的なサイトを見せながら説明する
・写真を用意し、どういう風に見えるのかを、視覚的に説明する
・相手が理解して当たり前、のような雰囲気で説明しない

こんなところでしょうか。
ビジュアルスノウというものは、基本、なかなか
理解してもらえないので、
私も人に説明するときには↑に注意しながら説明しています。

相手は理解するべきだ!してくれるはずだ!ではなく、
なかなか理解してもらえない前提で、説明していく方が
結果的に、うまくいくと思います。

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症状が重く、仕事に支障が出る場合は?

ビジュアルスノウの症状の程度は様々です。
もしも、重度な場合で、本当に仕事に出るのが
困難になってしまったような場合は、
職場に相談することはもちろんですが、
上でも書いたように「ビジュアルスノウになりました」と
言われても、残念ながらいきなり職場側は
理解できないのも(ほとんどの場合)事実です。

そのため、症状が重く仕事に支障がある場合は
いつも見てもらっている医師(いれば… いなければ
そういう医師を見つけることをおすすめします)に
相談し、必要とあれば文章を書いてもらうなどして
上手く対応していく必要があります。

いきなり「ビジュアルスノウで仕事が厳しいです
どうすればいいですか?」だと、
なかなか真面目に対応してもらえない可能性もあります。

まとめ

ビジュアルスノウを発症後も
仕事は、続けられるケースも多いです。
が、最初はかなりつらいと思うので、
うまく併発症状などを安定させることができるよう、
医師と相談しつつ、対応していく必要があります。

職場に言うかどうかについては、そこまで重度でなければ
無理に言わなくても良いかと思いますが
最終的には個人個人の判断次第になりますね。

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