ビジュアルスノウかどうか判断がつかない場合はどうすれば?

自分の症状がビジュアルスノウかどうか判断がつかない…
と、いう人もいると思います。

確かに、ビジュアルスノウは”この検査をすれば白黒つく”というものは
残念ながら存在せず、
断定するのは非常に難しいです。

ただ、判断がつかない場合に大事なことは
”自分で勝手に決めつけてしまわない”ということなので
その点をしっかりと覚えておきましょう。

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必ず医師の診察を受ける

ビジュアルスノウのような症状が
出てしまった際には”必ず”医師の診察を
受けるようにし、自己判断したり、
ネットの情報を見て”これだ!”と勝手に判断したり
しないようにしてください。

このサイトはあくまでも実際にビジュアルスノウになった
体験談などが中心ですし、
私はただの患者でしかありません。

また、医師の先生が運営されているようなサイトであったとしても、
そこに書かれている内容は
”あなたの目”を見て書かれた内容ではありませんので
あくまでも”基本的には”ということが書かれているだけです。
それが、あなたの症状に当てはまるとは限りません。

そのため、ビジュアルスノウかもしれない…と思ったとしても
ネットの情報などを見て”100パーセント自分はビジュアルスノウだ!”と
思ったとしても、それを決めつけてはいけません。

必ず、しっかりと確認するべきところを確認してから、
医師と共に判断していく必要があります。

判断がつかないのに決めつけるのは危険

自分でビジュアルスノウと判断がつかないのに
ビジュアルスノウだと決めつけてしまうのは
非常に危険な行為で、
最悪の場合は命にも関わります。
(※ビジュアルスノウは辛いですが、命に直接的に関わるわけではないです)

と、いうのも、私も実際にそうでしたが
ビジュアルスノウで出て来る症状の(主に併発症状のほう)数々には
”他のことが原因で出て来る可能性のある症状”も多く、
それをビジュアルスノウによるものだと決めつけてしまうと、
”実はビジュアルスノウではなかった”場合に
重大な結果を招いてしまう可能性があります。

例えば、併発症状の一つに”片頭痛”もありますが、
片頭痛を勝手にビジュアルスノウによるものだと決めつけて、
実は脳に重大な病気が隠れていた…
なんてことになってしまうと、これは本当に命に関わってしまう事態なので
注意しなければならない、ということです。

目の方の症状もそうですが、
仮にその症状がビジュアルスノウによるものではなかった場合、
命を落としたり、失明に至ったりしてしまう可能性は
十分に考えられるため、
しっかりと”他の病気ではないこと”は確認しておかなくては
いけませんし、最終的に原因不明と診断されるにしても
”考えられる危険な病気の可能性”は潰しておかなくてはいけません。

私も実際に最初はビジュアルスノウかどうかなんて
分かりませんし、そもそも知らなかったので
眼科や脳神経外科など、色々なところで
”考えられる危険性”を潰していきました。

脳関係の病気の可能性も当然考えられたので、
CTやMRIの検査なども受けています。

この点はとても大事なことなので、
しっかりと覚えておくことが大切ですし
”ビジュアルスノウかどうか”判断がつかない場合も、
自分自身で”その可能性が高い”と思う場合も
とにかく医師の診察を受けて
”他に考えられる可能性”については
しっかりと排除していく必要があります。

まずは医師の指示に従う

病院を診察して、いきなり”ビジュアルスノウだと思います”と
言い放ったりするのは失礼ですし、
診察にも影響を及ぼしかねません。
私も当然、眼科の先生の指示に従って必要な検査を最初は受けましたし
どんなに知識があっても、やっぱり眼科の先生の話はしっかりと聞き、
先生が”この検査を受けた方が良い”という検査は
しっかりと行っていくことが重要です。

その過程で、先生が最終的に
「ビジュアルスノウ」と診断したり、
「そうかもしれない」という話になったのであれば
あとは経過観察や対症療法を行っていく、ということに
なると思いますが
いきなりこちらから”ビジュアルスノウだと思います!”と断言することは
目の病気に限らず、あまり良くないことなので、
まずはしっかりと症状を説明して、先生の診断は
どのような感じなのか、ということをしっかりと聞くことが
大事になるかと思います。

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他の可能性を潰していく

上でも少し書きましたが
ビジュアルスノウは”この検査をすればビジュアルスノウかどうか分かる”
というようなものは残念ながらありませんので、
”他の可能性を潰していきながら”
他の病気ではないから、じゃあビジュアルスノウの可能性が高いね、
というのが限界になります。

そのため、ビジュアルスノウかどうか判断がつかない場合、
自分に今出ている症状から
”他に考えられる可能性”を考え、
その可能性を検査などで潰していく、ということが大事になります。

例えばビジュアルスノウで出て来るような併発症状の中には
網膜剥離など、目の他の病気でも出て来るような症状が
たくさんあります。

が、網膜剥離をはじめ、白内障など、目のその他の病気の中には
”検査”をすれば「その病気かどうか」を判別できるものは
たくさん存在しています。

ですので、ビジュアルスノウと判断はつかなくても
検査を行っていくことで
「何かはまだ分からないけど、少なくとも網膜剥離ではない」
「何かはまだ分からないけど、少なくとも白内障ではない」
などと、どんどんその可能性を削っていくことができます。

脳に関しても同じことで、
目の症状の中には脳の異常などが原因で
出て来るものもあり、
中には命にかかわるようなものもあります。

しかしながら、そういった病気である可能性も
CT検査やMRI検査を行うことで排除していくことが可能で、
このように”目”と”脳”、その他考えられる場所の
”可能性”をどんどん削り取っていくことが大切です。

その結果、”命に関わったり、失明などに繋がる病気ではない”
ということだけでも分かれば、
自分自身もだいぶ安心できると思いますし、
病院の先生にとっても”可能性のある病気”をどんどん削っていくことが
できれば、だんだんとビジュアルスノウも含めて
”これかもしれない”というようなものに
近付いていくことができます。

他の可能性を放置しておくと、もしもビジュアルスノウ以外
だった場合、重大な結果を招く可能性があるので、
”ビジュアルスノウかどうか判断がつかない”という場合に
関しては、しっかりと”別の可能性”がないということを
確認していく必要があるのです。

100パーセント確証を持つのは難しい

ビジュアルスノウは、
”この検査をしてこういう結果が出ればビジュアルスノウですよ”
というものは残念ながら今現在はないので、
上のように”他の可能性を全て潰していき”、
その結果「じゃあビジュアルスノウの可能性が非常に高いですね」と
いうところに持って行くまでが、基本的には限界となります。

そうなってくると不安に感じる人も当然いるとは思いますが、
少なくとも”他の危険な病気かどうかを検査して、違うと確定している”
状況にまで持って行けば、ひとまず命や失明の心配を
する必要は無くなります。

そのため、100パーセントの確証を持つことは
現実的には困難ですが、
ビジュアルスノウかどうか判断がつかない場合、
”他の病気ではない”ということを調べておくことは
とても大事なことです。

まとめ

ビジュアルスノウで良く出る併発症状の数々は
他の病気の時にも出ることが多い症状も
たくさんあるので、
ビジュアルスノウと判断がつかない場合、
まずはしっかりと、医師の診察を受けて
”ビジュアルスノウ以外の可能性”を
潰していく必要があるのです。

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