ビジュアルスノウを人に説明するときの注意点まとめ!

ビジュアルスノウは、知名度が非常に低い病気です。

もしも、あなたがビジュアルスノウになってしまったとしても、
そのことを、なかなか周囲には理解
してもらえないと思いますし、
「実はビジュアルスノウになったんだ」なんて
言っても、当たり前のことですが、
その意味は相手には伝わりません。

そのため、相手に自分がビジュアルスノウになった、
と伝える際にはいろいろと注意しなくては
いけないポイントや、知っておきたい
ポイントが存在しています。
ただ単に言うだけでは
なかなか相手に理解してもらえない、
ということは覚えておきましょう。

※「伝える」以外のビジュアルスノウの情報は、
ビジュアルスノウまとめ
ページからご覧ください!

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伝えるためのコツとポイント!

自分がビジュアルスノウになってしまったことを
相手に伝えるためには、
ポイントをしっかりと理解することが大事です。

と、いうのも上でも書いた通り
ビジュアルスノウの知名度は”ない”に
等しいです。
眼科の先生ですら、ビジュアルスノウについて
ご存じでないこともあるぐらいなので、
普通”知らない”と考えたほうがいいですね。

私もビジュアルスノウになるまで
このことは知らなかったですし、
いきなり言われても、???となったと思います。

まず、ビジュアルスノウは知名度の
低い病気であるということは自覚しないと
周囲になかなか理解してもらえませんし、
”周囲は知らない”という前提を理解し、
受け入れることが大切です。
”自分がこうなっているんだからみんな知っているはずだ!”
だとかそういう考えになってしまうと
理解してもらえるものも、なかなか
理解してもらえなくなってしまいます。

では、人に説明する際のポイントを
解説していきます

症状を伝える

病名だけを伝えたり、
病名⇒症状ではなく、
なるべく先に症状の方を
伝える、ということが
大事になります。

病名だけ「ビジュアルスノウです」なんて
言われても、
一般の人は理解できません。
そもそも、そういった症状が存在する、ということも
知らない人が多いと思いますし、
”ビジュアルスノウ”という名前は
人によっては、ふざけて適当なことを
言っている、と思われてしまう可能性もあります。

漢字表記の病名が多いのも事実ですし、
有名なもの以外で、カタカナ表記の病名を
言われても”適当なことを言っている”と
判断されたり、今適当に考えた名前じゃないの?とか
思われたりする可能性も十分にあります。

そのため、病名ではなく
まずどういう症状なのか”をお話して、
相手に伝えることが重要になってくるかと思います。

”ビジュアルスノウなんだ”と言われるよりも
”目に砂嵐のような粒粒が見えるんだ”と説明されたほうが
相手からしてみれば、まだ理解しやすいかと思います。

もちろん、そう説明しても
色々な誤解をされたりすることもありますが
(例えば、そんなの気のせいだよ、だとか
精神的な病気じゃないの?だとかそんな感じですね)
少なくとも、まずはビジュアルスノウではなく、
症状から説明に入った方が、
相手に伝わりやすいかと思います。

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視覚的に伝える

「目に粒粒が見える」と言われても
健康な人はなかなかその症状を
想像できないものです。

私はビジュアルスノウも飛蚊症も
発症していますが、
そうでない人にとっては
「なにそれ?」という反応だったり
「それって飛蚊症じゃないの?」という
反応だったりするかと思います。

ですが、実際に両方経験してみると
ビジュアルスノウの粒粒と飛蚊症で見えるものは
”まったく違う”ものです。

しかし、これは言葉で伝える手段がない。
こと細かく説明しても、相手は「???」と
なってしまうだけでしょうし、
説明している側も自分で混乱してしまう
可能性は十分にあるかと思います。

だからこそ、視覚的に相手に
伝える必要があります。

どういうことかと言うと、
写真などを用いてうまく説明する、
ということですね。
言葉で見えているものを伝える、
というのには限界があります。
ビジュアルスノウの症状の場合、
どうしても飛蚊症扱いされてしまったりと
うまく正確に伝わらないケースが
非常に多いです。

その対処法として
言葉ではなく視覚的に相手に
伝えていく、ということになります。

例えば、自分で写真(なんでもいいので風景写真など)を
用意して、そこに”自分がどう見えているのか”を
ペンなどで書き込むのです。
例えば粒粒が見えているのであれば
自分が見えている風景と近いようなイメージを
その写真に書きこみ、
それを相手に見せる、ということですね。

こうすることによって
”どう見えているのか”という部分が
相手に伝わりやすくなる、というのは
まぎれもない事実であると思います。

私自身も、眼科の先生にビジュアルスノウの
症状をお伝えする際に、
印刷した写真にペンで粒粒
(きれいに書かなくてもいいです)を書き、
それを見せて理解していただきました。

言葉だけでの説明には限界があるので
その点は、理解しておきましょう。

サイトなどを直接見せる

ビジュアルスノウについて
書かれたサイトや文献など(あれば)を
直接相手に見せることも
ひとつの方法です。
口で言ったり、
上で書いたように写真を見せて
説明しても
「気のせいじゃないの?」だとか
「そんな病気ないよ」と言う人にとっては
この方法が有効的であると思います。

海外サイトも含めると
ビジュアルスノウの専門的なサイトも
多少ありますし
国内でも掲示板だとかそういうレベルのものが
多いですが、ビジュアルスノウに関係する
サイトも存在しているにはしています。

そういったサイトの画面を
スマホなどで説明したい相手に見せつつ
うまく説明していく、ということも
一つの方法にはなるでしょう。

相手がどうしても信じてくれない場合は
試してみても良いかと思います

理解してもらおうと焦らない

ビジュアルスノウもそうですし、
その他の知名度の低い病気もそうですが、
知名度が低い病気というものは
なかなか理解を得られないものですし
理解を得ることができたとしても、
残念ながら時間がかかってしまうことも
多いのが事実です。

ただ、理解してもらおう!もらおう!と
焦ってしまうと、
相手にもうまく伝えたいことが
伝わらなくなってしまいますから
その点にはしっかりと注意をするようにし、
根気よく周囲に伝えていくようにする、
というのが今時点でできる
一番の方法かと思います

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知名度が上がれば…

今後、ビジュアルスノウの知名度が
上がっていけば、説明に気苦労することなく
相手に理解してもらえるようになると思いますし、
そうなっていくことが、
ビジュアルスノウの治療方法確立にも
つながっていくかと思います。

アリス症候群やアーレンシンドロームなどなど
目に関係する症状が出るものには
まだまだ知名度が低く、
「気のせいじゃないの?」みたいに
扱われてしまう病気が
数多く存在します。

私がこのサイトを始めたのも
自分がビジュアルスノウになって
少しでもビジュアルスノウの知名度が
上がれば、と思ったことがきっかけです。

今後、ほんの少しずつでも
知名度が上がっていけば、
私にとっても、ビジュアルスノウに苦しむ
皆様にとっても、良いことだと思います。

まとめ

周囲に理解してもらうのは
本当に大変です。
眼科の先生にもなかなか
理解してもらえないような場合も…

上のようなポイントを
理解した上で
根気よく説明していく、
というのが今の時点では
必要です。

今後、ビジュアルスノウが広がって
治療方法が見つかることを
私も一患者として、祈っています。

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