目の調子が悪い…
そう感じることも
生きていれば必ず出てくるかと思います。
一言で調子が悪い、と言っても
その原因は様々で
病気が原因であることもあれば
病気以外の原因であることもあり、
目の調子が悪い=必ずしも病気、ということでは
ありません。
目以外の部分の病気である可能性も十分に
ありますし、そもそも病気ではなく
病気以外の何かが原因になっていて
目の調子が悪い、ということも
ありますから、一概には言いきれないのが
「目の調子が悪い」という状態ですね。
では、目の調子が悪い原因として
考えられることは何でしょうか。
それを見て行きましょう。
最終的な答えは病院に行かないと分からない
まず、大前提として
「目の調子が悪い」という状態の
最終的な原因は”病院”に足を運ばないと
分かりません。
自分で大体の予想をつけることは
できても、それはあくまでも予想でしかありませんし、
実際に自分の目に何らかの病気が発生しているのか
それとも病気ではないのかを
知ることは、病院で検査などをしないと
分かりません。
なので、目の調子が悪い状態が続く場合は
病院に必ず足を運ぶ、ということが
とても大事なポイントになります。
では、目の調子が悪い原因として
考えられることを
それぞれ見て行きましょう。
目の疲れ
目が疲れていると
視力が若干下がったり、
目の調子が悪い、と感じることは
あるかと思います。
この場合は病気ではありませんので
目の疲れを解消させてあげるような
生活を心がければ基本的には
問題ないかと思います。
ただ、目の疲れも放置しておくと
眼精疲労(がんせいひろう)などに繋がり
そこから目の病気などに繋がってしまう
可能性は十分にありますから、
目が疲れているなぁ、と感じる場合は
それを放置したりせずに
出来る限りの対応を
していくようにしましょう。
一番良いのは、
目自体を使わないようにすることですが
今の時代、スマートフォンやパソコンは
日常生活には欠かせないものに
なっていますから
なかなか完全に使わない、ということは
難しいと思います。
疲れ目対策の目薬を利用したり、
上手く休憩を挟みながら
対策をしていくようにしましょう。
精神的な問題
精神的にストレスを溜めていたり
強い不安を感じていたり、
精神的に疲れてしまっていたりする場合、
それが原因で目の不調を引き起こしている
可能性も十分にあります。
視力や視野などに影響する可能性もあり、
場合によっては目自体に異常はないのにも
関わらず、急激に視力が低下したりだとか
そういったことが起きてしまう可能性もあります。
この場合、精神的な不安などを取り除くことができれば
視力や目の不調なども回復する可能性があります。
もしも自分自身で精神的な不安やストレスなどに
心当たりがあり、対処ができるのであれば
それを対処するようにしましょう。
ただ、目にも影響が出るようなストレスを
自分でどうにかするのは難しい場合もあるかと思います。
ある程度様子を見てみて厳しいようであれば
心療内科などに相談することをおすすめします。
ストレスなどによる異常は目にとどまらず
色々な場所に出現する可能性がありますから
注意しなくてはいけません。
目の病気
当然、目の不調は、目の病気が原因と
なって、出てきていることもあります。
最初は少しの視力低下だったり
かゆみだったり、ちょっとした痛みだったり
ほとんど症状のないものだったり
する病気もあり、
”あ、これはやばいぞ”とすぐに分かるような
病気というのは案外少ないものです。
もしも目の不調が続くようであれば、
もしも症状が軽い場合であっても
念の為眼科に相談した方が良いかと思います。
症状が重くなってきた段階では
既に大分病気が進んでしまっている、というような
ものもあるので、その点は注意をしなくてはいけません。
目の病気の中には放置しておくと
失明につながってしまうような恐ろしい病気も
たくさんありますし、
上でも書いたように、目の不調の原因が
病気が原因なのか、それとも他の原因なのかは
調べないと分からないために、
注意しなくてはいけません。
脳の病気
脳の病気から目に症状が出る場合もあります。
この場合、脳梗塞だとか脳腫瘍など、
命に関わる可能性のある病気である可能性も
出てきますから、この点には
注意をしなくてはいけません。
頭痛や吐き気など、目以外の部分の
体調不良も出てきているのであれば、
一度脳の検査なども受けておいた方が
確実でしょう。
脳の病気の場合は、本当に
取り返しのつかないことになってしまう
可能性もありますから、
この点には注意をするようにしなくてはいけません。
他の部位の病気
目・脳以外の病気で
目の不調を感じるようなものは
基本的には少ないとは思いますが
これも、注意はしなくてはいけません。
どのような点に注意するべきかというと、
例えば「全身疾患」などがそれに当たりますし
「糖尿病」などでも目の症状に
繋がってしまう可能性があります。
まずは眼科で検査を受けて、
目以外の病気が根本的な原因と
なっていることが分かった場合などに
関しては、しっかりとその部位の
治療を行っていくことが大事になります
一時的な不調
特に原因がなくても、
一時的に不調だと感じるようなことは、
人間、誰にでもあることだと思います、
これは目に限ったことではありません
原因不明で一時的に何らかの症状が
出てしまうようなこともあるでしょうし、
何らかのアレルギーで目がしょぼしょぼ
してしまうようなこともあるかと思います。
こういった場合は、基本的には
しばらく様子を見ていれば症状は
落ち着いていくと思いますから、
しばらく経過観察をしてみましょう。
もしも症状が続く場合は
これまでに紹介してきた何らかの原因が
隠れている可能性がありますから
その点は注意し、”放置のしすぎ”には
ならないように警戒するようにして下さい。
外部的要因
外部的な要因によって
目の調子が悪くなってしまうこともあります。
例えば、上でも少し書いたような
アレルギー反応が(花粉など)起きれば
目がかゆくなったり、なんとなく見えにくく
感じたりするようなこともあると思いますし、
目に強い衝撃などが加わってしまい、
怪我をしたような場合は、
何らかの症状が出る可能性もあります。
思い当たることがあるのであれば
それが原因だと思いますが、
ボールなどによる強い衝撃や
何らかの薬などの液体が
目に入ってしまった場合などは
最悪の場合、重度な視力障害に
繋がる可能性もありますから
注意するようにして下さい。
自分で原因を突き止めるのは難しい
目の調子が悪い、と感じる場合、
上記のようなことが考えられます。
本当に原因は様々あって
自分自身で判断するのはとても
難しいことです。
自分に何か心当たりがあれば
”それが原因かな?”と自分の中で
ある程度予測することはできるかと思いますが
それでも、予測どまりです。
確実な答えを手に入れるためには
やはり病院で診察を受けるしか
ありませんから、そのことは
しっかりと覚えておくようにしましょう。
まとめ
目の調子が悪いからと言って、
確実に目の病気とは限りません。
他の部位の病気である可能性もありますし
病気ではなく、単純に一時的にたまたま
調子を崩してしまっただけの可能性もあります。
目の調子が悪い、と感じる場合は
まずは冷静になって、
何か思い当たることがないかどうかを
自分で考えてみましょう。
もしも思い当たることがあるのであれば、
しっかりと病院で診察を受けて
病気なのか、病気じゃないのかということは
はっきりさせておかなくてはいけません。