眼軟膏以外の軟膏を目の周りに使う際の注意点は?

塗り薬は、基本的に
目の周りへの利用は控えるように
ほとんどの軟膏に書かれています。

眼軟膏と呼ばれる、
眼の周辺に用途が絞られた軟膏であれば
良いのですが、
それ以外の軟膏は基本的に
何も書かれていない限り、
目の周りに使ってはいけないものになっています。

が、時々、医師の処方の元、
「眼軟膏以外の軟膏」が処方されることも
あります。

そんな場合は、どのような点に注意して
利用していけばよいのか。
私も実際に目の周りの湿疹などが酷くなった際に
眼軟膏以外の軟膏を処方されたことがあります。

その時の経験や説明も元に解説していきますので
参考にしてみて下さい。

なお、必ず処方される際には、先生から
お話があると思いますので
その注意点をしっかり、優先して守るようにして下さい。

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独断はダメ。医師の指示に従って

目の周りに、眼軟膏以外の軟膏を
「独断」で塗ってはいけません。
必ず、医師から処方を受けた場合のみ
使うようにし、ルールはしっかり守るようにして下さい。

自分の判断で使っても良いのは
眼軟膏と、
「目の周りにも使える」と明記されている市販のモノだけです。

他は、医師の指示に従って使うようにし、
独断での利用は控えましょう。

目に適していない軟膏を独断で使うことで、
種類によっては
眼圧の上昇などを招き、緑内障などの
リスクを高めたりするケースもありますので、
その点に注意し、
間違っても独断で利用しないようにして下さい。

目に直接入らないようにする

眼軟膏以外の軟膏は、基本的には
目に直接入らないようにして利用する、というのが
基本になります。
医師の指示のもと、目の周りにつけるのは
問題ありませんが、
必要以上に目の中にたくさん入ってしまったりだとか、
そういったことはないようにしないといけない、
ということですね。

目のまわりにある程度入ってしまう程度であれば
すぐに問題になることはありませんが、
多量に目に中に入ってしまっただとか、
目に直接塗り付けてしまっただとか、
そういったことがないように、と言う点は
注意しておきたいところです。

あくまでも基本的には
「目の周りに塗る」ということですね。

目の中には、出来る限り入れないように、
目の周りに塗る、という使い方を
心がけましょう。

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異常があったらすぐに使用を中止して相談

万が一、目の周りに軟膏を使って
何か異常を感じたりした場合は
すぐに使用を中止してください。

他の部位に使う場合も当然そうですが、
「異常があったらまず使用を中止すること」
これは基本中の基本であり、”鉄則”です。

特に、目の回りの場合、
何か異常が起きたら、他の場所以上に
デリケートな部位になりますので、
絶対にそのまま軟膏を使い続けるようなことはせずに、
医師に相談するようにしてください。

何か異常があったのにも関わらず、
そのまま軟膏を使い続けることによって
重大なトラブルが発生する可能性があります

常用は避ける

基本的には「常用」は避けるべきことです。
目のまわりに眼軟膏以外の軟膏を使う場合は、
医師の指示に従って使用し、
回復した後には、なるべく使わないようにする、
という点にも注意しておきましょう。

どんな薬でも同じことですが
長々と常用し続けることは、
出来る限りは避けたいものです。

他の薬と併用しない

目の周囲に軟膏などを塗る際には
他の塗り薬や目薬などと併用しないように、
という点も注意点の一つです。
医師から指示された場合を除き、
処方された薬のみを使用するようにしてください。

なお、目薬などを併用する場合も
医師からの指示がない場合は
なるべく同じような時間に併用しないことを
心がけましょう。
目の周囲に軟膏がついている状態で
目薬を使えば、当然、目の周囲に塗った薬が
そのまま目の中に入る可能性があります。

出来れば、時間を空けるなり、工夫するようにしてください。

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目をこすらないようにする

眼軟膏を塗ったあとには「目をこすらないようにする」
ということも大切なポイントです。

もちろん、眼軟膏を塗っていない場合でも
目をこすることはプラスになることではありませんが
眼軟膏を塗っている場合に関しては
特にこすらないように注意しましょう。

目の中に多量入ることはよくない薬なども
ありますから、寝ている間は無理でも、
せめて、起きている間は目をこすったり
そういうことをしないよう、気を付けて下さい。

治りそうになければ眼科に相談を

眼軟膏以外の軟膏を処方されるケースは
「眼科以外で診察を受けた場合」が多いです。

もちろん、それで治れば全然良いですし
医師の指示のもと、眼軟膏以外の軟膏を
目の周りに用いることは
時々あることです。
これ自体は、悪いことではありませんし、
通常の治療の一つなので、
安心して貰って良いのですが、
「治らない」場合もあります。

そんな場合は、やはり、面倒かとは
思うのですが、そこをぐっとこらえて、
眼科に足を運ぶ、眼軟膏を処方してもらった
方が良い場合もあります。

まとめ

眼軟膏以外にも「目の周りに使える軟膏」は
多数存在しています。
そういったものでも、目の周りのかぶれは
抑え込めることもありますから
医師から処方された場合は、
その指示に従って、治療を進めていきましょう。

ただ、それでもどうしてもかゆみなどが
収まらない場合に関しては
面倒でも眼科に足を運び、
眼科の先生から薬を処方してもらったほうが、
より確実かとは思います。

最終的に目のことが一番よくわかるのは
眼科の先生ですからね…。

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