飛蚊症がひどいときはどうすれば?注意点を細かく解説!

飛蚊症の症状がひどい…
そんな時はどうすれば良いのでしょうか。

飛蚊症はほとんどの場合が
「生理的飛蚊症」というもので、
病的な原因ではなく、
治療の必要などがないものである場合が
ほとんどですが、
稀に病的な原因による飛蚊症も
存在しており(※個人で見分けるのは難しいです)
注意が必要な症状です。

では、飛蚊症の症状が「酷い」ときは
どうすれば良いのでしょうか。
その点について、解説していきます。

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症状が「酷い」場合は?

飛蚊症の症状が「酷い」と言っても
色々なパターンがあります。

それによってもどうするべきか、
緊急性があるかどうか、
という点は変わってきます。

例えば、今まで何ともなかったのに、
「急激に」飛蚊症の症状が「酷い」と感じるぐらいに
出てきてしまった場合、
これは危険信号です。

逆に、常に飛蚊症が「酷い」場合で
既に検査なども終えている場合に関しては
症状が”今まで通り”なら、それほど
急を要するものではありません。

このように、一言で「飛蚊症がひどい」と
言っても色々なパターンがあるので、
自分の症状がどのようなパターンに
当てはまるのかを理解して、
対応していきましょう。

なお、最終的に飛蚊症の症状の原因を
突き止められるのは、病院(眼科)だけです。
そのことは、忘れないようにしましょう。

では、パターンごとに解説していきます

今までに症状がなかった場合は?

飛蚊症の症状が今までになかった場合…

いきなり「酷い」症状が出てきた場合は
危険信号です。
出来るだけ早く、眼科で診察を受けたほうが
良いでしょう。

飛蚊症は、ある日急に自覚することも多いですが、
「いきなり酷い状況」である場合は
注意が必要です。

飛蚊症は、たいていの場合、
生理的飛蚊症と呼ばれる病的な原因ではなく
治療の必要もないものである場合が
ほとんどなのですが、
稀に網膜剥離(もうまくはくり)などの病気が
原因となって飛蚊症の症状が出ることがあります。

酷い症状がいきなり出ている場合、
病的な原因である可能性もある程度高いので、
眼科で診察を受けておくことをおすすめします。

もちろん、いきなり「酷い」と感じても
人によって感じ方は異なります。
今まで飛蚊症を感じたことがない人にとっては
慢性的に飛蚊症の症状が出ている人からすれば
「こんなの全然ひどくないよ」と言うような飛蚊症で
あっても、「ひどい」と感じる可能性は十分にありますから、
このあたりは一概には言えませんが
自分の感覚で「ひどい飛蚊症」と感じた場合は
早めに眼科に行ったほうが、確実です。

一応、勘違いしてはいけない点としては、
「いきなり酷い」場合でも確実に病気が原因とは
限りません。
生理的な飛蚊症である可能性も高いです。
ですので、必ずしも病気とは限りませんので
過剰に不安がらず、ただ、万が一の可能性も考えて
眼科を受診しましょう。

また、症状が「軽い」場合でも
網膜剥離などが原因となっている可能性は「0」では
ありませんので、こちらも勘違いしないように
注意したいとことです。

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これまでも飛蚊症の症状があった場合

これまでにも飛蚊症の症状があった場合で、
いきなり「ひどくなった」場合。
これは、注意が必要です。

単純に生理的飛蚊症が何らかのきっかけで
少し悪化しただけ、と考えることも
できますが、
「今までの飛蚊症とは異なる原因」が
発生して急激に悪化した可能性も否定はできません。

過去に一度も眼科で診察を受けていない場合は
もちろんですし、
過去に飛蚊症で検査を受けていて
「問題ない」と診断されている場合であっても
それはあくまでも「そのときの飛蚊症」に対する
診察結果になりますから、
「今」急激にひどくなった症状は、
別の原因である可能性もあります。

そのため、いずれにせよ
”今まで飛蚊症の症状があったけど、急にひどくなった”という場合は
早めに眼科で診察を受けたほうが良いでしょう

今までも酷かった場合

今までも飛蚊症の症状が酷かった…
という場合に関しては
”症状が変わっておらず”
”診察も既に受けている”のであれば
他のパターンと比べて、緊急性は低いかと思います。

”今までも酷かった飛蚊症”を
”既に病院などで検査して原因判明済み”なのであれば、
特別、慌てるようなことはないでしょう。

酷い場合は恐らく経過観察などになっていると
思いますから、基本的には指示通り行動していれば
問題はないかと思います。

ただ、「元から酷い場合」でも
「何か変化を感じた場合」
「さらにひどくなった場合」
「強い不安を感じる場合」
等に関しては、もう一度眼科で診察を受けておいたほうが
より確実です。

辛いとは思いますが
”元々酷かった場合”に関しては
「初めて飛蚊症の症状が出てきて酷いと感じる」パターンや
「飛蚊症が急激に悪化した」パターンに比べれば
緊急性としては、低いと言えます。

もちろん確実に安全、とかそういうわけではないですから
しっかりと注意しておくことは大事ですが
過剰に焦る必要はありません

一時的に酷かった場合

何らかの原因で、飛蚊症が一時的に
酷くなるようなことも、場合によってはあります。

私も実際に、因果関係は結局不明でしたが
一時的に飛蚊症の症状がひどくなったことがあります。
(原因は別件で片耳が聞こえなくなっていたことによる
もので、それを治療したとたんに治りました
目には直接関係ない原因だったので、
精神的な部分が影響していたものと思われます)

で、一時的に酷くなった場合に関してですが
一番安全なのは「酷くなったタイミング」で診察を
受けることです。
何事も無ければそれで良いですが
万が一ということもあります。

もし「一時的に酷くなって落ち着いた」場合は
時間があるときに眼科で診察を受けておくと確実です。

もちろん、先ほどから書いている通り
大抵の場合は「病気が原因ではない飛蚊症」では
あるのですが、確実にそうとも限りませんし、
自分自身で「この飛蚊症が安全かどうか」を
調べる、突き止める方法はありませんので、
眼科で診察を受ける、ということが
確実な方法になります

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酷い時の乗り越え方は?

飛蚊症自体が、ひどい場合でも
病的な原因でない場合、
手術などを行うことはなく、
基本的には経過観察を行うことになると思います。

慣れると、気にならなくなってくるのですが、
慣れるまでが本当に大変なのも確かです。

酷い時の乗り越え方のポイントとしては、
「出来る限り気にしないようにする」ということが
一つ、そして
「出来る限り目に負担をかけないようにする」ということが
重要なポイントになります。

飛蚊症の症状を一気に緩和させるような
夢のような方法はザンネンながらありませんが
とは言え、そのまま気にしてばかりいると
余計にひどくなっていってしまいます。

最初は確かに大変です。

が、それでも、確実に飛蚊症は
徐々に慣れて来るものです。

病院で検査をしていないのであれば
まずはそこからですが、
既に検査をしていて、
病的な原因ではない、と分かっている場合に
関しては、過剰に気にしたりするのではなく、
ある程度受け入れて
「うまく付き合う」ということも
大事になってくるのは、事実です。

まとめ

飛蚊症の症状が酷い場合について
まとめました。

まずは(今までも酷くて既に検査済みの場合を除き)、
眼科で診察を受けて、その飛蚊症が
「病気によるもの」なのか「そうではない」のかを
知っておく必要があります。

特に”急激にひどくなった”場合に関しては
危険性も若干高いですから、
念のため、診察を受けておくようにしましょう。

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