これをしておけば、ひとまず安心!飛蚊症の症状が出たら…?

飛蚊症の症状が初めて出てきてしまったら
どうすれば良いのでしょうか。

不安な人のために、
飛蚊症の症状が出てしまった場合に
するべきこと、をそれぞれお話していきます。

”ひとまず安心”という状況に
するためには、どうしたら良いのか、
という点を中心に解説します。

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飛蚊症が出たらするべきこと。危険性は?

飛蚊症自体の危険性は、基本的には「低い」です。
と、いうのも、大半の場合が
病気などを原因とするものではなく、
”生理的飛蚊症”と呼ばれるもので、治療の必要のないものです。
気になるとは思いますが、次第に慣れてきますし、
視力が落ちたり、失明することはありません。

ただし、稀に網膜剥離(⇒網膜剥離の詳細)などの他の病気の症状として
飛蚊症が出て来ることもあり、その場合は「失明」の
危険性もあるので、こちらに注意しなくてはいけません。

シンプルに言うのであれば
「大抵の場合は問題ない症状」であるものの
「稀に危険な場合もある」
ということです。

”自分がどっちなのか”を自力で知ることは
難しいので、飛蚊症が出てきた場合は
下記の対応をすると安心です

眼科で検査を受ける

飛蚊症が初めて出てきた場合、
するべきことは「眼科で検査を受ける」ということのみです。
市販の目薬を買ったりだとか、
そういうことをするのではなく、
眼科で検査を受ければ、答えは分かります。

眼科で、飛蚊症の症状が出てきた、と伝えて
診察を受ければ、網膜剥離などが発生していないかどうかを
調べるための検査(眼底検査など)をしてもらえると
思います。

その検査で異常が無ければ、
網膜剥離などの可能性は限りなく低く、
ひとまず安心、という状態になりますので、
飛蚊症が初めて出てきた場合は、
眼科で検査を受ける、というのが
最も安心かつ、確実な方法です。

逆に言えば、自分の飛蚊症が危険な飛蚊症かどうか、を
知る手段はそれしか存在していないので、
眼科で診察を受けなければ
”たぶん大丈夫”という状態が限界になります。

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その後は経過観察

飛蚊症の症状が出ていても、検査で異常が無ければ
そのまま経過観察ということになります。
そのうち急に消える可能性もありますし、
長い間飛蚊症と付き合うことになる可能性もありますが
何も異常が無かったのであれば
失明したり、視力が急激に落ちたり、
そういうことは起こりませんので、
その点は安心してください。

なお、網膜剥離などが眼底検査で見つかった場合は、
手術(レーザー治療などの場合も)が必要になるケースが多いですが、
日帰りの簡単なものなので、
そこまで怖がらなくても大丈夫ですし、
(とは言え、手術と聞くと怖いとは思いますが…)
ちゃんと治癒できますので、
治療を適切に受けていれば失明などの心配はなく
”安心”しても良いと思います。

定期的に検査を受けるとより安心

飛蚊症が出た場合でも、上で書いたように
眼科で検査を受けて、異常がないことを確認していれば
ひとまず心配する必要はありません。
少なくとも、そのまま急に失明したりだとか
命に関わったりだとか、そういうことは絶対ありません。

ですが、飛蚊症が続くようであれば、
定期的にこういった検査を受けておくと、
”より安心”です。

絶対に必要、とまでは言いませんが
こういった検査を受けておくことで、
目に何か変化があった場合でも、すぐに対応できますから
眼科の先生から指示があったり、
自分で心配な場合は、定期的に検査を受けるように
しておくと、より安心であると思いますし、確実です。

ただ、基本的には一度検査を受けておけば
飛蚊症の症状が変化したり、別の症状が
急に出現したり、そういったことがないのであれば、
それほど心配しなくても大丈夫だとは思います。

症状に変化があった場合は再度診察を

一度検査を受けておけば基本的には安全ですが、
既に出ている飛蚊症とは”別”で、
網膜剥離などを今後、起こす可能性は
当然、0ではありません。

そのため、飛蚊症の症状が
長い間ずっと安定していた場合でも
急に「変化」があった場合は、再び眼科を
診察するようにしましょう。

再び診察を受けて、また異常がなければ
「安心」ですが、そうでないと
何か異常が起きている可能性があります。

急激に症状が変化した場合
”今まで起きていた飛蚊症”とは異なる”原因”が
隠れている可能性がありますので、
注意しなくてはいけないのです。

特に「少し飛蚊症の見え方が変わったかな?」と
いうようなレベルではなく、
「明らかに飛蚊症の見え方が変わった」というような
変化の場合は注意が必要です。

急激な変化であればあるほど、緊急性は高いので、
早めに眼科を受診することをおすすめします。

一度検査を受けていて「特に変化がない」状態で
あれば過剰に心配する必要はないですが、
変化が出ている場合は、
心配したほうが良いですし、時間を見つけて
眼科に足を運んだほうが良いです。

先ほどご紹介したような「網膜剥離(もうまくはくり)」などで
ある可能性もあるために、注意が必要です。

まとめ

飛蚊症の症状が出たら、
眼科で検査を受けて、網膜剥離などの異常が
起きていないことを確認する。

これが、飛蚊症で「安心」するための
最大の方法であり、唯一の方法です。
自己判断だと答えは絶対に分からないので、
心配であれば、眼科に行きましょう、としか
言いようがありません。

ネットで情報をいくら探していても、
あなたの目の飛蚊症が
「生理的飛蚊症(治療の必要なし)」なのか
「病的なもの(治療の必要あり)」なのか、
その”100%”の答えが見えてくることは、絶対にありません。

飛蚊症について、さらに詳しい情報をお探しの方は、
飛蚊症まとめをどうぞ!

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