飛蚊症悪化の体験談…。今までに体験した悪化をお話します。

黒い浮遊物のようなものが見える症状…
それが、飛蚊症です。

私は小さなころから飛蚊症があるため、
昔はみんなこういう風に見える…と思っていたぐらいで、
長年の付き合いなので、もうすっかりと
飛蚊症自体には慣れているのですが、
これまでに2回だけ、飛蚊症が「悪化」したことがありました。

基本的に、長年飛蚊症の症状が出ていると
自分の中で「この見え方は普通だ」という見え方が
出来てきます。
ですが、それが”変化”したことが2回ほど
今までにあったのです。

その体験談と原因、どうしたのかを
それぞれお話していきます。

スポンサーリンク

変化があった場合はどうしたほうがいいの?

まず、私の体験談の前に
”飛蚊症の症状に変化があった場合はどうしたらいいの?”と
いうことをお話しておきます。

これは、正解を言うならば
自分で悪化したと感じる場合
「眼科で診察を受けること」が正解になると思います。
もちろん、単純に少し見え方が変わっただけの
可能性は十分にあるのですが
飛蚊症の症状が出て来る病気(網膜剥離など)もあり、
これは、放置してしまうと、最終的に重大な
視力障害に繋がってしまうこともあるものにんまります。
その可能性も捨てきれませんので、眼科で検査しておく、
というのが理想です。

それを踏まえた上で、私の体験談をお話していきます
(2回のうち1回は、まだあまり知識が無かったので
 眼科に行かずに終わってしまっています汗)

1度目の変化の体験談

まず、一度目の変化は、
「別の部分の体調を崩したとき」でした。

別の部分、というのは耳で、
ある時、左耳の調子を崩し、聞こえなくなってしまった
ことがありました。
ほとんど音が聞こえず、右耳だけで音を聞いていた感じですね。

早めに耳鼻科に行きたかったのですが、
当時、仕事が非常に忙しく
(ブラック企業勤務で、耳鼻科に行く時間もなかった感じです笑)
数か月間ずっと片耳だけで生活していた感じです。

そんなある日、飛蚊症の「見えるもの」が
増加しました。

明らかに、大幅に増えたわけではないのですが
「普段はない場所」に飛蚊症が見えるようになり、
非常に邪魔に感じたものです。
(長年飛蚊症と付き合っていると、上でも書いた通り
ある程度「このあたりに見える」という傾向が
分かって来るのですが、その場所以外の場所に
見えるようになった感じですね)

この時は、上でも書いたように眼科に行くことは
しなかった(そもそも耳鼻科に行く時間もなかったぐらいなので)で
放置することになってしまったのですが、
耳が聞こえない状況が続き、さすがにまずいと思ったので、
強引に仕事を途中で抜ける許可をこぎつけて
そのまま耳鼻科に行きました。

その結果、耳の方の問題は解決して
耳の方は無事に聞こえるようになりました。

目の方も時間を作って…とは思っていたのですが
不思議なことに耳が聞こえるようになってから
数日程度で飛蚊症の増えた分が消えていき
「いつも通り」に戻りました。

もちろん、小さいころから私の目に見えていた分の
飛蚊症は消えずにそのままでしたが
その時に「いつもより増えた」と感じた分に関しては
耳が聞こえるようになってから
みるみる回復していき、なくなりました。

この際は、眼科で検査・診察を受けていないので
原因については不明ですが、
耳が片方聞こえない状況で数か月過ごしたことによる
「強いストレス」が引き金になっていたのかな…?と
個人的には思っています。

スポンサーリンク

2度目の変化の体験談

2回目の変化は、ビジュアルスノウと呼ばれる症状を
発症し、目の調子が全体的に悪くなってしまったときに
起きました。

飛蚊症が「小さいころから見えているいつもの見え方」ではなく
少し増えてしまった…
1度目の変化と同じような変化が起きたのです。

この時は、ビジュアルスノウの症状として
(その時はまだビジュアルスノウのことは知らず、
そんなものだとも思っていませんでした)砂嵐のようなものが見えたり、
人生初の閃輝暗点を経験したり、
光視症の症状が出て来たり、と
色々な目の異変を感じ取ったために、
眼科で診察を受けました。

その際に眼底検査なども行いましたが
原因ははっきりせず
(少なくとも、飛蚊症自体は、網膜剥離などを要因とするものでは
ないことは、検査で分かりました)
後々、ビジュアルスノウではないか、という話になり、
結果的には、そのまま経過観察、ということになっています。

この際に少し悪化した飛蚊症ですが、
それに関しては残念ながら、
そのままのような感じです。
最近でこそ、ビジュアルスノウを発症してから2年以上
経過したため、既に”悪化した状態”に慣れてしまって
何も感じなくなったのですが、
(おそらく)元の”小さいころからあった状態”には
戻っていないです。

これに関しても”原因は不明”ですが
同時期に発症したビジュアルスノウが原因で
若干見える量が増えたものと思われます。
(ビジュアルスノウの併発症状の一つに
飛蚊症も入っています)

とは言え、ビジュアルスノウとの因果を検査や数値で
示すことは不可能なので、実際のところは不明のままです。

まとめ

2度ほど、飛蚊症が悪化した体験談を
お話しました。

私の場合は、どちらのケースも急激な悪化ではなく
結果的に網膜剥離などではありませんでしたが
場合によっては網膜剥離などの危険な病気の兆候として
飛蚊症が出てくることもありますので、
”急激に悪化した場合”は特に注意を
しておくようにしましょう!

タイトルとURLをコピーしました