老眼を放置するとどうなってしまうの?解説します!

老眼(ろうがん)は、目の老化現象で、
誰でもいずれは通ることになるものになります。

そんな老眼を
”何もせず”に放置しておくと
どうなってしまうのでしょうか。

その点について、
最悪のケース、最良のケース、
それぞれのパターンごとに解説していきます。

なお、あなたの目が最良のケースになるのか
最悪のケースになるのか、という点については、
これは、誰にも分らないことです。
状態をよく把握しながら、
必要であれば、適切な対応を
するようにして下さい!

※老眼の基本的な情報については
老眼情報まとめの方からご覧ください。

こちらでは、老眼になったのに
何もせずに放置しておくとどうなるのか、
という点を解説していきます。

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急を要するものではない

まず、老眼自体は、急を要するものではなく、
しばらく放置しておいたとしても、
すぐに重大な問題が発生したりだとか、
そういったことは基本的にはないでしょう。

老眼の症状自体も、じわりじわりとだんだんと
進行してくる感じのもので、
急激に失明する、とかそういうことは
老眼自体ではありえません。

そもそも、老眼というモノは、
病気ではないので、その点は必要以上に
怖がったりすることなく、
落ち着いて対処すれば怖がるようなものでは
ありません。

ただし、無理に放置を続けることによって、
悪影響を与えるケースは考えられますので
自分自身でよく注意しながら
対応していくようにしましょう。

最良は「放置しても問題ないケース」

老眼を放置した場合の最良のケースとしては
「放置しても問題ない」ケースですね。

老眼は誰でも通る可能性の高い道になりますが、
人によっては、あまり日常生活に影響は出ず、
そのまま過ごすことができるような人もいます。
日常生活において、特に不便だと
感じる部分がなかったり、無理をして文字を
見るような場面がないのであれば、
老眼自体は特に何もしなくても、問題はありません。

もちろん、さらに年齢を重ねれば、老眼の症状が
進行する可能性はありますが、
老眼の進行を食い止めるような治療は
基本的にはありませんので、
「不便だな」と感じるようになったタイミングで
対処すれば、問題はありません。

そのため、症状が気にならない程度のレベルで
あれば、放置しても問題はないですし、
ずっとそのまま「日常生活を送る上では不便さは感じない」
状態であれば、それは最良のケースと言えるでしょう。

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最悪は「目の大きな負担になり、別の症状に繋がる」ケース

上で最良のケースを紹介しましたが、
当然、自分の老眼が最良のケースになるとは
限りません。

老眼自体は治療自体は必要はない…
と、いうよりも老眼を治す、などということは
難しく、上手く付き合っていく、ということになるのですが、
何もせずに、かつ、老眼によって「見えにくい」などと
感じる状態を無理して我慢しているような状態が続くと、
目に負担を与えてしまうことになります。

上でも書いたように、自分自身で不便を特に
感じないレベルで、無理もしていないのであれば
別に良いのですが、
「見えにくいなぁ」と思っているのに何も対策をせずに
無理して文字を見続けたり、そういうことをしていると
目の疲労蓄積などに繋がってしまい
他の症状が出てしまう可能性がある、ということです。

当然、無理をして目を酷使していれば
視力などにも影響が出て来ることもあるでしょうし
(失明にまで進むことはまずないと思いますが)
目の疲労蓄積から眼精疲労(がんせいひろう)などを招き
色々な不快症状が出て来たり、
そういった”別の症状”に繋がる可能性があります。

特に眼精疲労と呼ばれる状態にまで
疲労が蓄積してしまうと、目の不快症状や、
精神的な症状、首や肩の痛みなどの症状に
繋がる恐れもあるため、
そこまで無理して放置しておくことは
デメリットでしかありません。

最悪のケースとしては
「老眼を無理して放置することによって
 目に負担がかかってしまい、視力が落ちたり
 疲労が蓄積したりしてしまう」ということになります。

失明にまで至る可能性は?

老眼自体で失明にまで至る可能性は
薄いとは思いますが、老眼を我慢して放置を続け
目の疲労が蓄積して眼精疲労などに発展し、
さらに目の不調を放置し続けることで、
また別の何かに繋がり、それでも放置していることで
失明にまでつながる可能性は…0ではありません。

さすがに↑に至る前に、自分で眼科に
足を運ぶとは思いますが
我慢我慢を続けていれば
最終的には、老眼から離れた部分で
失明にまで至る可能性は、
あるのではないでしょうか。

かなり極端な話ですが、老眼を無理やり放置、
老眼を飛び越えて別の症状になっても放置、
と、続けていけばそういうことも
可能性としては、あるでしょう。

そうなってしまう前に、眼科で
診察を受けることは重要です。

自分の年齢を自覚することも大事

老眼の症状が出てくる…ということは
基本的にはある程度の年齢になっている…
かと、思います。
そのため目に限らず”自分の年齢を自覚する”
ということは、大事なことですね。

どうしても、高齢になればなるほど
目に関してもそうですし、他の部位に関しても
どんどん、何らかの異常が出て来たりは
してしまうものです。
中には何歳になっても健康に見える人もいますが
やはり”人間である以上”
これは、仕方のないことです。

目に関してもそうで、老眼もそうですし、
他の病気のリスクも高まっていきます。
目以外の部分もそうです。

そのため、老眼になるような年齢になった場合は
あまり無理をし過ぎたりせずに、
自分の年齢をある程度自覚した上で、
行動をしていく、ということも
大事なことになってきます。

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ほかに症状がある場合は要注意

老眼の症状以外にも
何らかの症状が出ている場合に関しては
要注意です。

老眼は、基本的に近くの文字が
見えにくい、だとか、そういっいた
限られた症状であり、
その他に色々な症状が出てきていたり、
視力が低下していたり、目がチカチカしていたり、
視野が狭くなったり、そういったことは
基本的には起きません。

そのため、他に症状がある場合に関しては
「老眼以外」である可能性もありますし
「老眼+他の何か」である可能性も
「老眼を放置したことで悪化して、他の症状に繋がった」
可能性も考えられます。

いずれにせよ、
老眼以外の症状が出てきてしまった場合に関しては
早めに眼科の診察を受けることをおすすめします。

老眼以外の症状が出ている場合は
上で書いた通り「老眼以外」の何かが起きている
可能性が高く、それを放置しておくことによって
最終的には失明などにつながる可能性も
否定することはできません。
目の病気や症状には膨大な種類があり、
「老眼以外の症状が出ている」状態では
それが何か、自己判断することは
非常に難しいです。

例えば、視界に黒い浮遊物が見える
飛蚊症(ひぶんしょう)と言われる症状だけでも、
その原因は様々存在していて、
検査しない限り、それを突き止めることは難しいです。

よって、老眼以外の症状を放置した場合、
最悪は、失明する可能性もある、ということは
否定できない事実であり、
注意が必要なのです。

まとめ

老眼は基本的には、
老眼鏡などで、見えにくいと感じる場面を
カバーし、うまく付き合っていく形で
良いのですが(特に治療も基本は必要ないです)、
無理をして老眼鏡もせずに我慢していたり
老眼以外の症状が出ているのに放置したり
しているのは危険を伴いますので、
その点は、注意をした方が良いですね。

何事も無ければないで、安心できますし、
あるなら治療をすることができますから
早めに診察を受けておいて、損はありません。

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