スマホ老眼を放置するとどうなってしまうの?最良・最悪のケース解説

スマホ老眼は、
スマートフォンやパソコン、タブレットなどの
画面を見続けることによって、
一時的に老眼のような症状が出てしまうことを言います。

このスマホ老眼を放置してしまうと
どうなってしまうのかどうか、
その点についてこちらでは解説していきます。

※スマホ老眼の基本的な情報については
スマホ老眼とは?の記事の方で解説しています。

こちらの記事では
”スマホ老眼を、”何もせず”放置し続けた場合どうなるのか”
ということについて、解説していきます。

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基本的にしばらくすると治る

まず、スマホ老眼というものは、
基本的には”しばらくすれば治る”ものです。

スマートフォンやタブレットなどの画面を
長い間見続けてしまったことによって、
一時的に目のピントの調節機能が上手く
働かなくなってしまう…という症状になります。

あくまでも”一時的”なものであり、
基本的には、時間の経過と共に、
あるいは、一晩眠っていれば
朝、起きたころには治っているでしょう。

そのため、あんまり”なってしまった時”にも
必要以上に気にする必要はないのですが、
一度スマホ老眼になった場合、
そのままの生活スタイルでいれば
何度でもスマホ老眼を繰り返す可能性は
高まっていきます。

”なってしまった時”は
放置でも構わないのですが
対策は必要、ということですね。

では、もしも対策せずに
スマホ老眼になって、自然と治る、を
繰り返すようなことがあると、
どうなってしまうのでしょうか。

最良のケースと最悪のケースを
それぞれ見ていきましょう。

最良のケースは…

スマホ老眼になってしまうような
生活スタイルを何の対策もせずに
放置した場合の最良のケースとしては
「いつの間にかならなくなる…」ということになると思います。

基本的には、生活スタイルを何も変えなければ
スマホ老眼になってしまう、という状態を
繰り返す可能性は高いですが、
”ほんのわずか”であっても”何か”の要素が変われば
スマホ老眼の症状が出なくなる可能性も否定はできません。

睡眠時間が伸びたり、瞬きが増えたり、
”何か”ほんの小さな要素であっても
それが原因となって、スマホ老眼にならなくなる可能性は
決して0ではありません。

そのため、放置していた場合の最良のケースとしては
「気づいたときにはスマホ老眼にならなくなっていた」
ということになるかと思います。

次点として「変化なし」あるいは「頻度が減った」に
なるでしょうか。
スマホ老眼になるような生活を繰り返していたとしても
必ずしもそれが、悪いケースに繋がっていく、
とは限りません。
何の改善もせずに、放置した場合の最良のケース、
良い結果は、こんなところになるでしょう。

ですが、当たり前のことですが
あなたのスマホ老眼が必ずしも
この最良のケースになるかどうかは、分かりません。
放置を続ければ”最良”にも”最悪”にも
転ぶ可能性がある、ということは
しっかりと理解しておかなくてはいけませんし
”自分は良い方向に転ぶはずだから”と
思い込んでしまうことは、良くないことです。

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最悪のケースは…?

最悪のケースとしては
スマホ老眼の状態を繰り返すことによって
目に負担を与えることになってしまい、
他の症状・病気などに繋がっていく可能性がある、
ということですね。

スマホ老眼を繰り返すうちに
視力の低下に繋がったり
目の疲労が蓄積されて眼精疲労に繋がったり、
…と、どんどん悪い方向に進んでしまうことは
十分に考えられることです。

スマホ老眼自体も、なかなか治りにくくなったり
慢性化したり、ということも
ずっと”何も対策せずに”放置を続ければ
あり得ることです。

スマホ老眼自体が失明につながる可能性は
まずありませんが、
最悪の中の最悪をお話するのであれば
スマホ老眼⇒目の疲労蓄積から眼精疲労など⇒
さらに負担がかかり別の目の病気に⇒
それをも放置しておいたことにより病気悪化⇒
最終的に失明
という、悪夢のようなルートをたどることになる
可能性も0%ではありません。

流石に↑のような流れの間、それでもずっと
放置してしまうような人はまずいないとは
思うのですが、万が一それをしてしまうと、
最悪失明になってしまう可能性も…
ということですね。

あくまでも”最悪の中の最悪”のお話ですので
スマホ老眼を必要以上に怖がる必要はありませんし
スマホ老眼そのものは失明するようなものでは
ありませんが、とにかく、どんどん症状が
変化し続けているような状況になってしまった
場合に関しては、それをそのままずっと無視していては
いけませんよ!
というお話です。

対処できれば様子見でも大丈夫

スマホ老眼自体は、スマホやタブレット、パソコンなどで
目を酷使しすぎることによるものです。
先ほども書いたように、症状自体はあくまでも
”一時的”なものであり、
目を休めたりすることで、回復します。

ひとまず回復さえしていれば、
特に眼科などで治療を受ける必要もなく
様子見で大丈夫かと思います。

ただし、繰り返すような場合、
目を酷使しすぎているか、別の病気であることも
考えられますから、この場合は
眼科で診察を受けたほうが良いでしょう。

検査も受けずに
100%自己判断で「スマホ老眼だ!」と
言い切ることは誰にも出来ません。
見て見なければ、病気の見落としがあるかもしれません。
もしも、スマホ老眼であると思い込んでいて
実は別の病気だった、なんてことになれば
スマホ老眼だと思い込んでいる間に
その”別の病気”が進行してしまい、
最終的に重度な視力障害や失明にたどり着く可能性も
ないとは言い切れません。

また、スマホ老眼であった場合も
繰り返すのであれば、やはり一度眼科で
診察を受けたほうが確実です。

いずれにせよ、症状が続く場合、
繰り返す場合に関しては
”スマホ老眼の悪化”か
”別の病気の可能性”も
出てきますから、
時間を見つけて早いうちに眼科で診察を
受けることをおすすめします。

そうでないと、
最悪の場合、上で解説したような
「最悪のケース」の最悪の部分に向かってしまう
可能性も十分にありますからね…。
(繰り返す場合も、放置していたから
”必ずそうなる”ということではありませんが
そのリスクはあります)

放置する場合の注意点

もしも、どうしてもスマホ老眼を放置する、
という場合は下記のような点に
注意しつつ、慎重に判断してください。
もちろん、一番良いのは「眼科に足を運ぶ」ことであることは
忘れないように、ということも大切です。

注意点としては
・症状が長続きする場合は、診察を受ける
・症状が変化したり、急激に悪化した場合は診察を受ける
・スマホやパソコン、タブレットの使い方を考える
・目の疲労を蓄積させないように、何らかの対策(目薬やアイマスク、睡眠時間確保など)を取る
・気になる場合は、悩まず、自暴自棄になって放置したりせず相談する

あたりになるでしょうか。

放置したから「すぐ」何かが起きるようなものではないので
ある程度様子を見ることは良いかとは思いますが、
それでも、↑のようなポイントには注意しつつ
自分の症状に変化が生じた場合などに関しては
慎重に判断するようにして下さい。

まとめ

スマホ老眼自体は、あくまでも一過性のものであり
放置で一度は治ります。
ただし、それを何度も何度も繰り返していたりするのは
危険な行為ですし、
目への疲労・負担などの蓄積にもなります。

診察を受けない限り確実にスマホ老眼と判断することもできず、
何度も何度も繰り返すことで思わぬ症状に繋がる可能性も
あるため、続くようであれば、やはり眼科へ、
というのが、一番の対応になると思います。

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