飛蚊症が悪化した!考えられる原因は?放置しても大丈夫?

病気・症状

視界に虫のような浮遊物が見えてしまう病気が
飛蚊症(ひぶんしょう)です。

これについては、別記事
飛蚊症とは?の記事で解説しましたが、
多くの場合は「生理的飛蚊症」と呼ばれるもので、
心配する必要のないものです。

実際に私も生理的飛蚊症が小さい頃からずっとあり、
もう20年以上経過していますが、
目に特別異常を引き起こしたりはしていません
(別の病気にはなりましたが、これは飛蚊症とは関係のないものです)

ですので、飛蚊症が出てきたら眼科で診察を受けて
”異常なし”と判断された場合に関しては、
ひとまず、心配する必要はありません。

だんだんと慣れてくるものですし、
レーザー治療などもできますが、
基本的にはそのまま放置することになります。

が、こういった飛蚊症が急激に悪化した場合に関しては
注意をしなくてはなりません。

急激に症状が悪化した場合

これまでに飛蚊症の症状が出ていて、
ずっと何年も、何十年も飛蚊症とともに
過ごしてきたような場合でも、症状が急激に悪化・変化
してしまった場合は、注意が必要です。

これまでの飛蚊症は”生理的な飛蚊症”だったとしても
急激に症状が悪化・変化した場合に関しては
”別の原因”で黒い糸くずが増えた可能性がありますから
注意が必要です。

要注意な傾向としては、
(元々飛蚊症が出ていた場合)
・急激に黒い浮遊物の数が増えた
・数は増えていないものの、見え方が大幅に変わった
・光のようなものも見えるようになった
・他の症状が出ている
などでしょうか。

こういった場合、
どのような原因が考えられるか、
どうすれば良いかを開設していきます。

考えられる原因

今までにもあった飛蚊症が急激に悪化・変化した場合に考えられる
事柄を下記にまとめていきます。

・生理的な原因
急激に悪化した場合でも、生理的な原因である可能性もあります。
例えば、ストレスや疲労、体調不良など、
そういったことが引き金となって飛蚊症が悪化することはあります。
体験談として、私は、あることが原因で片方の耳の張力が大幅に
落ちてしまったことがあるのですが、
その際にストレスを感じたのか、一時的に飛蚊症が悪化したことがあります
(原因は耳の聞こえにくさによるストレスだったようで、
耳が治ったすぐあとに、飛蚊症も元の量に戻りました)
そのため、急激に悪化した=100パーセント病気、というわけではありません。
何事もない場合もあります。

・網膜剥離などの病気
急激に悪化した場合のケースとして、何らかの病気が
考えられます。
代表的なものとしては「網膜剥離(もうまくはくり)」でしょうか。
この病気は、放置しておくと失明に至ってしまう危険な病気です。
眼科で眼底検査を行えばすぐに発見できる病気ですから
早期の発見、治療が大切になります。
網膜剥離のほかにも、飛蚊症が出る病気はありますから、
急激に飛蚊症が悪化した場合に関しては、それらについても
考えておかなくてはいけません。
網膜剥離とは?の記事も参考にしてみてください)

・別の症状の可能性
まず、光のないところで光が見えるような症状が
出てきた場合に関して。
これは、飛蚊症ではなく、光視症(こうししょう)という別の症状になります。
原因としては生理的なもの(治療の必要なし)や網膜剥離などが考えられます。
また、頭痛を伴う場合(一部例外あり)は閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる
症状になります。
加えて、空を見上げた際などに粒粒が見える症状は、飛蚊症の悪化ではなく
「ブルーフィールド内視現象」と呼ばれるもので、病気ではありません。
視界全体に砂嵐のようなものが見える場合は、
「ビジュアルスノウ」と呼ばれる別の病気である可能性もあります。
このように、他の症状である可能性もあるため、
これらが出ている場合は、一度眼科で検査を受けた方が良いでしょう。

考えられる事柄としては上記のようなものになります

悪化した場合どうすればいいの?

仮に今までに何年、何十年と飛蚊症と付き合ってきた場合でも
症状に変化が会った場合に関しては、
やはり眼科の診察を受けることをおすすめします。

ストレスなどによる一時的な変化か、
それとも網膜剥離などの病気が隠れているのか、
検査をしない限り答えを知ることはできません。
このサイトでも、他のサイトでも、あなたの目に起きていることを
ネットの向こうの人間が判断することはできないのです。

そのため、飛蚊症が悪化してしまった場合に関しては、
面倒であっても、一度眼科を受診し、
検査を受けておくことを強くおすすめします。

網膜剥離などの場合は、早期の治療が大切になります。
治療が遅れれば遅れるほど困難になりますし、
後遺症を残す可能性も出てしまいますから、
おかしいな?と思ったら眼科へ、が大事なポイントです。

まとめ

元々飛蚊症が出ていた!という場合でも、
症状が悪化した場合に関しては
別の原因が隠れている可能性や、
別の何かが発症した可能性がありますから、
その点に関しては気をつけなくてはいけませんし、
放置するようなことがあってはいけません。

特に、明らかに急激に変化した場合は
何らかの異常が起きたと考えて間違いないでしょう。
なるべく早い段階が眼科を訪れて
何か病気があるのであれば早い段階で治療を行うことが
目の健康を守るための大切なポイントになります。

なお、症状が悪化しても、検査で異常なしの場合もあります。
その場合は、引き続き経過観察を行うことになります。