これで安心!閃輝暗点編!何をすれば「安心」なのか解説!

「閃輝暗点」の症状が出てしまった場合、
不安になるかと思います。

色々なサイトなどで、情報を調べたりする人も
多いのではないでしょうか。
(私も、最初はしました)

が、ネット上には情報が乱立していて、
結局のところ、閃輝暗点にせよ、他の目の病気にせよ、
自分が”安全”なのかどうか、ネットの情報で
判断することは、難しいです。

こちらでは、閃輝暗点の症状が出てしまった場合、
「何をすれば安心」なのかを、分かりやすくお話していきます。
(※症状自体の解説は、⇒閃輝暗点トップページからご覧ください)

こちらでは”何をすれば安心と言えるのか”を
分かりやすく解説していきます。

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安心を得るためにはどうすれば?

閃輝暗点の症状が出てしまった場合、
「気にしなくても大丈夫なケース」もありますし、
「脳の病気」が原因の場合もあります。

これを、自己判断することは
ザンネンながら、できません。
病院で検査を受けない限り
「答え合わせ」はできず、
”たぶん大丈夫だろう”までが限界になります。

”たぶん”で済ませておいて
もしも脳の病気だった場合
最終的に命を落とす可能性もあります。

閃輝暗点自体、命に係わる割合は、かなり低いのですが、
”低い割合”に、自分が入ってしまう可能性も
0ではない、ということです。

ネットでどんなに調べても、
あなたの頭の中の状況が分かるわけではありません。
ですので、調べても調べても
「これで安心だ」という状況には、ならないのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

脳の検査を受ける

自分に閃輝暗点の症状が出た場合、
「ひとまず安全」という状態を確信するためには
「脳の検査」を受けるしかありません。

大抵の場合、閃輝暗点は、
命に関わるようなものであることは
少なく、片頭痛の前兆現象として出現したり
(片頭痛を伴う閃輝暗点の場合は、片頭痛の度合いに
よっては大変つらいと思いますので、診察を受けて
片頭痛薬などを処方してもらうのがベストです)
あるいは片頭痛も伴わず、単に閃輝暗点だけの
ケース(特に大きな病気が原因というわけではない
パターンが割合としては多いです)が、ほとんどです。

放置しておくと、命に関わるようなケースは
「閃輝暗点経験者のごくわずか」であるのは事実です。

しかし、その”ごくわずか”かどうか、
これが、検査を受けないと分からないのです。
”頭痛なしの閃輝暗点は危険だ”みたいのも、見かけますが
そうではなく、頭痛があろうがなかろうが、
”安全”を確信するためには、脳のCT検査、あるいはMRI検査
(これは先生が判断すると思います)を受けなくては
”答え”が分かりません。

脳神経外科などの病院で閃輝暗点について
相談すれば、先生の判断次第にはなりますが、
CT検査やMRI検査が行われます。

その検査の結果、特に脳に「目に見えるような異常」が
無ければ、あなたの閃輝暗点は、ひとまず
命に関わるようなものではなく、いったん「安心」と
言える閃輝暗点だということが分かります。
繰り返す場合は経過観察などは必要ですが、
とりあえずは、安心していい、というものになります。

逆に、何か異常があった場合は
放置してしまうと、最悪の場合、命に関わるような
病気である可能性も高いですから
早めに発見できたことは(自分が病気だと分かるのは
決して良いことではないですが)その後の治療においては
とても大きなプラスになりますし
命を助けるものになることは確かです。

閃輝暗点が出てきた場合、
”安心”を得るためには、脳の検査を受けるしかありません。

検査に異常が無ければ、ひとまず「安心」
異常があれば、早期治療ができる
と、どちらの場合でもプラスになります。

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異常がなかったら「絶対安心」なの?

絶対安心、というのは、生きている限り
ありえないことです。
それまで健康でも急変するような人もいるわけですからね。

ですが、基本的には「安全」です。
閃輝暗点の症状が出て、検査を受けて、
特に脳に異常がなかったのであれば、
特別、心配したり「大丈夫かな、大丈夫かな」と
思ったりする必要はありません。

その後の対処としては病院の先生の指示に
従うのが一番ですが、
目安としては
「頭痛がないタイプ」の場合は、閃輝暗点の症状以外は、
特に問題がない状態なので、経過観察がメインになると思います。
特別、回数が増えたり、あまりにも頻繁だったり、
他の症状が出たりしない限りは、そのまま医師の指示に従いつつ
経過観察で、安心できるかと思います。

「頭痛があるタイプ」の場合、脳の検査をした以上は
命に関わる心配はしなくても良いと思いますが
とは言え、頭痛はつらいものですから、
片頭痛の薬だとか、そういったものを医師の指示に従い
(頭痛がひどい場合は、おそらく処方されると思います)、
使用しつつ、うまく付き合っていく感じでしょうか。

いずれにせよ、脳の検査を受けて異常がなければ
(不安や、頭痛がある場合は痛くてつらいとは思いますが)
「ひとまず安心」と言える状態であるのは
確かなことです。

こんな異変が起きたら再度診察を

一度検査を受けて異常なしだった場合でも
下記のような異変が起きた場合は要注意です。

と、言うのも
”今までは、問題ない閃輝暗点”だったとしても
”この先もずっとそう”とは限らないわけです。

一度は検査に異常が無くても、
今後、”今まで出ていた閃輝暗点”と”別の原因”が
出てきてしまう可能性も十分にあるわけです。

”今までの閃輝暗点とは、また違う原因”ということですね。

異変が無ければ、過剰に心配する必要はないですが、
異変が出た場合、再度診察を受けることを強くおすすめします。

要注意な異変としては
・閃輝暗点の頻度が増える
・閃輝暗点の症状が悪化する
・今まで頭痛が無かったのに頭痛が出て来るようになった
・閃輝暗点以外の症状が出てきた
このあたりですね。

今まで自分の中に出ていた「閃輝暗点」とは
また別の原因で「閃輝暗点」が出ていたりする可能性も
ありますので、
異変があった場合、過去に脳の検査を受けて
異常なしだった場合であっても、
”安心”とは言えませんので、
タイミングを見計らってもう一度診察を受けておくことが望ましいです。

”検査を受けておけば安心”なのは
あくまでも、その後、異変がなかった場合の話です。
異変があった場合は、何か自分の身体に変化が
起きているかもしれないので、そこは、注意しましょう。

完全に治癒させるのは難しい?

閃輝暗点は、「完全に治癒」させるのは
難しく、
一度閃輝暗点が出てきた場合
「2度と閃輝暗点の症状が出ないようにする」というのは
とても難しいことです。

もちろん、適切な治療を行うことで、
頻度を減らすことは(人によっては)できますが
「100パーセント閃輝暗点が出ないようにする」のは
厳しいです。

とは言え、上でも書いたように、脳の検査を受けておき
”異常がない”ことを確認できれば
ひとまず”安心”することはできます。

あとは油断せずに経過観察、変化があったら都度対応する、
ということになると思いますが、
場合によっては閃輝暗点とは、ある程度長い付き合いに
なることも、あるのです。

まとめ

閃輝暗点の症状が出たら
”安心”と言える状態にするためには
「脳の検査を受ける」ことです。
検査を受けて異常がなければ、
とりあえずは安心でしょう。

また、閃輝暗点と光視症など、自分ではどっちだか
あまり分からない、という場合は
念のため眼科での診察も受けておくと
より安心です。
(閃輝暗点だと思い込んでいたら違った!、ということを防ぐため、ですね)

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