視力が低下して変わったと感じること。考えの変化の体験談。

視力が低下すると、
見える世界が変わります。

私も、とある目の病気をきっかけに
視力が低下しました。
ずっとある程度の視力があったので
なかなか視力の低下、ということを
実感できなかったのですが、
成人してから視力に影響が出始めて
ようやく視力低下、という世界(?)を
実感することができました。

これは確かに…
自分で経験してみないと
なかなか想像できないことですね…。

視力が低下して何が変わったのか
その点をお話ししていきます。

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視力が下がって感じること

視力が下がって感じることを
それぞれお話していきます。
あくまで私個人の感じたことなので
感じ方は人によってさまざまですし、
視力の低下の仕方も人によって
様々ですので、
あくまでも”一例”として
参考にしてみてください。

また、視力の低下の原因はさまざまで、
単純に近視が進んでいるだけの
可能性もありますが、
それだけではなく、何らかの病気が
原因となっている可能性もありますし、
場合によっては精神的なものが原因に
なっている可能性も十分にありますから
その点は注意をするようにしましょう。

急激な視力低下や視力の低下が続く場合は
眼科で診察を受けることをおすすめします。

見えにくくなった

まずは単純に”見えにくく”感じるように
なりました。
当たり前のことですね(笑)
視力が下がると、本当に遠くのものが
見えにくくなります。
ぼやけているような…
そんな感じですね。

視力が良かったころからしてみれば
想像もできないようなことでしたが、
本当に見えにくくなりました。
「え!?え!?」って感じですね…

今でこそ慣れてきましたが
最初、視力が低下を始めた時には
目をやたらとこすったりしていたものです。
時々寝起きに目がぼやけているようなとき、
目をこするとすっきりする…みたいな
あんな感じで、こすれば見えやすくなる、
みたいな間違った感覚になっていて…笑

視力が良かった時代が長ければ
長いほど、視力の低下を
なかなか受け入れにくいのではないかな、と
個人的には思いました。

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光がぼやける

光っているものや白いものが
ぼわーっと、少しだけ
ぼやけ見えるようなことも
多くなりました。
これも距離による変化ですね。

また、私の場合は、
モノの上の部分が少しだけぶれて
見える状態にもなってしまっていて、
(例えば、テレビの画面の上のほうの部分だけ
少し二重に見えたりする感じです)
これも最初はかなり違和感がありました。

夜のライトなども、
やはりぼやけて見えにくく、
最初はこの見え方がかなり苦痛に感じました。

私の場合は少し乱視もある、と言われているので
それが原因でそういう見え方がより
強まっている可能性もありますが
いずれにせよ、なかなか嫌な感じで
最初はかなり負担になっていました。

夜が特に怖い

昼間よりも夜のほうが怖い印象ですね。
昼間は眼鏡なしでも、今も全然大丈夫
なのですが、夜になるとだいぶ
見えにくいです。

夜だけ見えにくい病気もありますが
私の場合は検査などをしているので
そういったものではなく
視力低下によるものと思われます。

夜は眼鏡をしていないとかなり
見えにくいので、自転車などに乗るときも
夜はより注意をするようにしています。

転倒してしまったら
危ないですからね…。

このあたりは人によっても個人差が
あるのかもしれませんが、
結構見えにくく感じましたね。

目が疲れやすくなった?

これは感覚的な部分のお話に
なってしまいますが、
目が疲れやすくなったように
感じますね。

と、いうのもおそらくは、
視力が低下したことによって
無理してモノを見ようとしてしまうため、
目に負担がかかっているものと
思われます。

最近は、だいぶ良くなってきたのですが、
これは、”落ちたあとの視力”に自分自身が
慣れてきたことによるものですね!

最初は、視力が落ちた、という自分の
見え方の状況にまだ慣れることが
出来ておらず、それによって
無理に見ようとしたため、
目の疲れを招いていたのだと思います。
また、眼鏡を作ったことにより、
遠くのものを見たり、視力が必要な
作業をするときには眼鏡を
かけるようになったことも
目の疲れ、という点では
解消につながったかとは思います。

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回復は難しい

視力の回復は
正直、難しいですね。
現実的にはレーシック手術などの
一部の方法(これもリスクが高い)を
除き、視力の回復ということは
難しいです。

私も最初は、視力を戻そうと
無茶な考えを持ってましたが
諦めました…(汗)
目が疲れないようにしたり
目のマッサージを毎日したり、
ブルーベリーを食べたり…
そういうことをしたところで、
なかなか視力と言うものは回復
できないものですね…
実際に一度自分が視力を落としてみないと
視力回復は難しい、という事実にも
なかなか気づけなかったりするのは
事実であるかと思います。

まぁ、簡単に視力回復なんて
出来てしまったら、
それこそ眼鏡も必要ないものに
なってしまいますからね…。

眼鏡のありがたみ

視力が低下してみて感じたことのひとつが
眼鏡のありがたみ、ですね。
本当に眼鏡はありがたい存在です。

それまで、眼鏡に対するイメージは
かけるとぼやぼやしてしまって
なんだか気持ち悪くなるぐらいの
イメージでしたが、実際にかけてみると
全然そんな感じではなかったですね。

むしろ、眼鏡に対するありがたみを
実感することができました。

視力の低下が始まって最初に
眼鏡をかけたときには
本当に感動したものです。
”こんなに見えやすくなるのか…”という
驚きですね…笑

凄く変なたとえ方ですが、
それまで黄色と白と赤のケーブルで
繋いでいたブルーレイプレーヤーを
HDMIケーブルに付け替えて、
映像が綺麗になった、、みたいな
感じの出来事が自分の目で起きたので
とてもびっくりしたものです。

同時に、眼鏡って大事なんだなぁ、と、
そういう実感もできました。

視力検査がきつい

視力が良いころは、視力検査なんて
通過点ぐらいにしか考えておらず、
本当に軽い気持ちで受けていたのですが
視力が低下してからは
視力検査に恐怖すら覚えるようになりましたね…

”この前よりもっと見えなくなっているんじゃないか”
みたいな、そんな恐怖です。
また、裸眼で見ると、自分の落ちてしまった
視力に愕然としますね(笑)
こんなはずじゃなかったのに…みたいな…

また、免許の更新時の視力検査も
だいぶきつくなってきましたね…汗

失明の恐怖を実感する

視力が低下すると
初めて失明と言うものを意識し始める
ようになる気がします。

それまで私は失明とか、
そういうことを聞いても漠然とした
イメージしか浮かびませんでしたが
視力の低下が始まってからは
”もしも目が見えなくなったら?”と
最悪の事態についても
頭の中でなんとなく考えるようになりました。

ただの視力低下ですし、
私がなっているビジュアルスノウという病気自体で失明
してしまうようなケースは基本的にはないようですが、
それでも少し見え方が悪くなった、というだけで
少しそういうことを考えてしまいました。

ありきたりな言い方ですが
視力低下を起こしたり
目の健康を損なってみて初めて、
”目は大切にしないと”と
考えることができました(汗)

まとめ

視力の低下は、
経験がないと、どうしても実感が
ないと思います。
私も実際に視力低下を経験するまでは
実感がありませんでした。

ただ、視力低下なんて
経験しないで良いのであれば、
経験しないまま終われた方が
絶対に幸せです。
全然良いことなんかありませんからね…

そういった意味でも、日ごろから
目は大切にしておきましょう。

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