目に砂嵐や残像が見えるようになって受けた検査とその結果

私は、昨年の春から、
目に砂嵐のようなものが見える症状、
ビジュアルスノウが続いています。

最初は、視界のモノの上部が二重に見える、
というところから目の異変を感じ、
最終的に、砂嵐のような症状が出てきて
ビジュアルスノウではないか、という
診断が出た、という流れです。

モノが二重に見える、という症状は
ビジュアルスノウの併発症状にもないものなので
これはあくまでもきっかけの一つで、
それがストレスとなって、砂嵐に繋がったのか、
それとも眼精疲労を引き起こして結果的に砂嵐に
繋がってしまったのか、これに関しては何とも言えません。

それはさておき、昨年は、目の症状が出始めた時期だったために
色々な検査を行いました。

私の場合の行った検査と、その結果、感想を
まとめていきたいと思います。

なお、どの検査を行うのか、については病院の先生の判断に
なりますので、仮に私と全く同じ症状だったとしても、
私と同じ検査をやるかどうかは分かりません。

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私が出ていた症状

私が昨年から発症している一連の症状は下記の通りです。

・視界のモノの上の部分だけ二重に少しぶれる
・視力の若干の低下
・砂嵐のようなものが見える
・光視症
・飛蚊症(これは小さい頃から)
・1回だけ閃輝暗点
・残像が消えにくい
・寝起きの目のチカチカ

・耳鳴り
・めまい
・高血圧(一時的 すぐに治りました)
・寝る前のピクピク
・首の痛み
・肩の痛み

こんなところですね。
これらの症状が順番に出てきて…という感じです。

これらで眼科や脳神経外科を受診し、
受けることになった検査をご紹介していきます。

視力検査

眼科で最初に行った検査です。
この検査は↑のような症状に限らず、眼科を受診した場合、
多くの人が受けることになる検査であるかと思います。

やり方としては、ごく普通の視力検査です。
私は少し視力の低下が認められたために
その後の検査で、メガネの処方箋を作っていただき
人生初めての眼鏡を使うことになりました。

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眼圧検査

緑内障などの原因となる眼圧の検査も
行いました。
目に空気をしゅっと当てるだけの検査ですね。
これも、眼科では特に疑いがなくても
検査をすることが多いようです。

私の行く眼科では行くたびに毎回眼圧の測定
だけは必ず行います。

眼圧検査の結果に関しては異常はなし。
緑内障などの可能性は現時点では低い、
とのことでした。

細隙灯顕微鏡検査

細隙灯顕微鏡を用いた検査で
顕微鏡で目に光を当てて、目の状態を確認するだけの
受ける側からしてみればとても簡単な検査です。

私も、眼科や紹介された先の病院などで
何度もこの検査を受けていますが
特に異常は見つかりませんでした。

検査自体は痛みも何もなく、非常に短時間で
終わるために苦痛は何もありませんでした。

眼底検査

眼科では、眼底検査が行われました。
散瞳薬というものを点眼して、
目の中を確認するものです。

生まれてから上記の症状が出るまで
私はこの検査を受けたことがなかったので
最初は驚きました。
散瞳薬を使うと、本当に見え方が変わりますね(汗)

戸惑いながらも検査は終了。
結果的には「異常なし」でした。

その後、数か月後に別の眼科で再度
眼底検査を行いましたが
この際には「眼底の色が変色している部分があるけど
気にする必要はない」と言われました。
それが何を意味するかまでは教えてもらえませんでした汗

そして、最初の眼科で、その数か月後に
先生からの勧めにより、再び眼底検査を
実施しましたが、この時も異常はありませんでした。

全部で3回、ビジュアルスノウ発症後から
眼底検査をしていますが、特に異常は
見つかってはいません。

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視野検査

最初の眼科で何の異常も出なかったために大病院を
紹介され、そこの眼科でもいくつかの検査を行いました。
上記の検査を含めたあらゆる検査を行ったほか、
視野検査も行いましたが
この病院で行った検査に関しても全て異常なし。

眼科の先生も頭を悩ませる結果になってしまいました。
なかなか難しいものですね…。

CT検査

目の方に異常が確認されなかったため、
次に眼科の先生は「脳の方に原因がある可能性もある」という
お話をしていました。
紹介状などは特に無かったのですが、その言葉が気になったために
自主的に脳神経外科を受診しました。

そこで、CT検査をすることになり、
脳の検査を生まれて初めてすることになりました。
寝台に横たわり、5~10分程度だったでしょうか。
何もせずに機械音を聞きながらぼーっとしていたら
検査が終わりました。

検査の結果、CT検査でも異常はなし。
とりあえず、脳の大きな異常もない、とのことでした。

聴力検査

これは耳鼻科で行いました。
目の症状が出てきてから「耳鳴り」が酷くなってしまい
その治療のために耳鼻科を訪れた感じですね。

ちなみに、耳鳴りはビジュアルスノウで併発することの多い
症状の一つになっているので、
何らかの因果関係があるのかもしれません。

検査の結果、聴力的には問題ないものの
若干低い音が聞こえにくくなっている傾向にある、
ということは言われました。
ただ、耳に関しても、大きな異常はなかったということになります

MRI検査

続いて行うことになったのがMRI検査。
最初に受診した脳神経外科ではCTの設備のみだったので、
症状が数か月回復せず、閃輝暗点が出てしまったタイミングで
別のMRIの設備がある脳神経外科を受診しました。

ここではMRIの検査を実施。
基本的にはCT検査と同じような感じでしたが
MRI検査の方が検査時間は長かったように思います。
また、機器の音も(種類にもよるかもしれませんが)
MRI検査の方が音としては大きかったと思います。

ちなみに、このMRI検査でも異常が見つかることは
ありませんでした。
これにより、少なくとも、脳梗塞や脳腫瘍、脳出血など
脳の中でも危険な病気の可能性はほぼ無くなった、
ということが言えるのではないかと思います。

血液検査

これは、ビジュアルスノウ自体とはあまり関係が
ありませんが、一時期高血圧の状態が続いたこと、
めまいが続いたことなどから
血液検査を行うことになりました。

結果的にこの検査でも調べようとしていた部分の
異常は出なかったのですが、
尿酸値と呼ばれる数値(痛風に繋がる)が
少し高くなっていることが判明し、
目の症状や耳鳴りとは別に、
これには気を付けましょう、ということになりました。

これに関して言えば、
この血液検査をしていなければ
気付くこともなかったと思いますから
早めに気付くことができてよかったと思います。

現在は…

現在、受けた検査は上記のモノになります。
今後、眼科などで必要と判断されれば
受ける検査などが増える可能性もありますが
最近は、異常なしということで
新しい検査などは特に行っていません。

ビジュアルスノウをはじめ、
目の検査をしても、脳の検査をしても
異常が見つからない、という病気は存在します。

ただ、自分自身では予想はできても
実際に目の中や脳に異常があるのかどうかは
検査して見ない限りわかりませんから、
やはり、検査は大切なものになってくるかと思います。

しっかりと必要な検査は行うようにしましょう。

まとめ

今回の症状で、受けた検査は今のところ上記の通りです。
今後も増える可能性もありますが
もしも増えた場合は追記していければ、と思います。

私と全く同じ症状だったとしても、他の検査が
行われる可能性はありますし、
検査結果も別の結果が出る可能性は十分にあります。
医師の判断で、必要だと判断された検査に関しては
しっかりと検査を受けるようにしていきましょう。

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