診察を受けた際に目の残像を「気のせい」と言われてしまった場合の対処法

目の「残像」が残りやすいという症状で
診察を受けたにも関わらず、
医師から「それは気のせい」と言われてしまうと、
”気のせいでこんな症状が出ているの?”と
不安になってしまうと思います。

私も、残像の症状が出た際に
そう診察された病院もあり、
病院に行って安心するどころか、
余計に不安になってしまったものです。

「そんなの気のせいだよ」みたいな風に
言われると、患者の立場からすると
余計に心配になってしまいますよね。

では、そう言われてしまった場合は
どうすれば良いのか、
この点を解説していきます。

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残像が残りやすい症状は「気のせい」なの?

これは、必ずしもそうではなく、
もちろん、精神的なストレスなどが原因となって
そういったものが出てきてしまったり、
気にしすぎな人も中にはいるかもしれませんが、
必ずしもそうとは限らず、
例えばビジュアルスノウと呼ばれる病気の中で
出てくる併発症状でも”残像が見えやすくなる”というものは
挙げられていたりします。

ただ、全体的に「目の病気」について見てみると
確かに「残像が見えやすくなります」みたいなことが
書かれている病気と言うのは決して多いわけではないので、
そんな一面も、”なかなか理解してもらいにくい”状況を
作り出してしまっている要因になっていることが
考えられます。

とは言え、絶対に気のせいなのか、と言われれば
そうではありませんし、
実際に病院の先生から”気のせい”以外の
診断を受けることもありますから、
いきなり”気のせい”とバッサリ言われてしまうのは、
やはりつらいものです。

不安に思っていることをしっかり伝える

病院の先生からいきなり”気のせい”と言われてしまうと
不安になってしまうと思いますが、
そのまま、その気持ちを飲み込んでしまうと、
”不安を抱えたまま”過ごすことになり、
仮にその「残像」が、
なにか原因があって出ている場合、
それを見落としてしまうことになりますし、
仮に先生の言う通り、本当に精神的なストレスなどが
原因だったとしても、
自分で納得しないまま、不安を抱えていれば
さらに不安が強くなって症状の悪化などに
繋がってしまう可能性も十分に考えられます。

そのため、”絶対に話を聞いてくれない”ようなタイプの
先生の場合はどうにもなりませんが、
そうではない場合は、不安に思っていることをしっかりと伝え、
症状も含めて今一度しっかり伝えることも大事になります。

先生も人間ですから、詳しく話をされれば、
それに応じてくれる可能性は十分にあります。

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別の病院で診察を受けてみる

残像を気のせいと決めつけられてしまった場合に
関しては”別の病院で診察を受けてみる”というのも
方法の一つです。

もちろん、先生の言う通り
本当に気のせいのケースもあると思いますし
こちらも、先生の話を聞かずにいきなり
”この先生は話を聞いてくれない!”と決めつけてしまうのは
よくありませんが、
実際に話をあまり聞いてくれなかったりする先生も
いるとは思います。

その場合に関しては
その病院ではなく、他の病院で相談してみることを
おすすめします。

実際に私も経験がありますが、
同じ症状に対しての診察でも、
診察を受ける先生が変わると、その診断は
大きく変わるようなこともあり、
結果的には同じことになったとしても、
”話を聞いてくれる先生”に巡り合った時の安心感は、
本当に大きなものがあります。

もしも、自分が相談した先生と、
あまり相性が合わない、話を聞いてもらえていないと
感じた場合に関しては、
一度診察を受ける病院を変えてみることをおすすめします。

病院を変えることで新しい発見があるかもしれませんし、
そうでなかったとしても
”この先生の診察を受けた方が安心できる”というようなことは
確実に出てくると思いますからね。

かかりつけ医の先生に聞いてみるのも〇

眼科の先生でなくても、
もしもあなたに「かかりつけ医」の先生がいるのであれば
雰囲気に応じて聞いてみるのも良いかもしれません。

流石に、皮膚科や歯科の先生の場合は
完全に分野が違いますし、具体的な診断や検査は
することはできないと思いますが
それでもある程度話は聞いてもらえる可能性もありますし、
内科や脳神経外科などであれば
ある程度可能性に近付ける場合もあると思います。

もちろん、かかりつけ医と言っても、
その病院の先生が
”関係ない話は聞かない”みたいな先生だったりすれば
なかなか話しにくいとは思いますが
普段から雑談をしたり、話をすることができる先生なのであれば、
ダメ元でこういう症状が出ている、みたいな話を
してみても良いとは思います。

もしかしたら、予想以上に話を聞いてもらうことができて
新しい可能性も見つかるかもしれませんからね…。

最終的に相性の良い先生を見つけることが大事

残像を”気のせい”と言われてしまった場合は、
その病院が普段利用している病院だったりしたとしても
”その症状”に関しては別の病院を利用することを検討するなど
”柔軟に対応を行っていく”と、いうことが大切になります。

眼科に拘っていたり、
脳神経外科に拘っていたりするのではなく、
他の科でも良いので「相性の合う先生」「相談に乗ってくれる先生」を
最終的に見つけ出すことが大切になります。

もちろん、最初は眼科・脳神経外科などで必要な
検査を受けた方が良いと思いますし、
全く見当違いの科(例えば、流石に歯医者とか皮膚科とか
そう言った場所だと、全く関連性がなくなってしまいます)は
残像の場合は避けた方が良いとは思いますが、
目の検査や脳の検査など、
必要と思われる検査を一通り行い、
異常がないことさえ確認できていたり、
原因が特定できていれば、
後は眼科・脳神経外科に無理にこだわる必要までは
ないとは思います。

もちろん、眼科や脳神経外科の先生が
残像の症状に関しても診察してくれて
ある程度話を聞いてくれるのであれば
それに越したことはありませんが、
そうでない場合には、
ある程度、別の科の先生でも、
話を聞いてくれるような先生がいれば、
その先生の元で経過観察を行う選択も
一つの選択肢であると思います。

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事実確認と不安を和らげることが大事

残像を気のせい、と言われるだけで
片付けられてしまうと、やっぱり患者側の立場としては
私もそうでしたが余計に不安になってしまうかと思います。

仮に、残像の原因が精神的な部分にあったとしても、
そうでなかったとしても、
”強い不安を感じてしまう”ということは、
決して良いことではありませんし、
脳や目など、もしも何かが隠れていたら
重大な結末を招くかもしれない部分に関しては
しっかりと”問題ない”ということは確認しておくことが大切です。

検査などで目・脳など、可能性がある部分に関して
ハッキリと”問題ない”(あるいは何か病気が隠れていた場合はその治療)という
事実確認をすること、
そして、後はできる限り、余計な不安を感じないように
しっかりと話を聞いてくれる病院の先生を見つけ出すこと…

このあたりが大切になってきます。

”検査などによる事実確認”と
”不安を感じることなく診察を受けることのできる先生を見つけること”

この2つがとても大事なことになってくるかと思います。

まとめ

残像の症状は
実際になってみると分かりますが
本当に気持ち悪いモノですし、
何も異常がなかったとしても、
慣れるまでは”かなり不安”な症状です。

ですが、実際に気のせいだと決めつけられてしまうことも
ありますので、そう言った場合は
上のようなことも思い起こしながら
なるべく自分自身に負担がかからないように
行動していく必要があります。

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