残像が消えない！何をすればいいの？日常生活を送るポイントは？

目で見たモノが
焼付いてしまってなかなか消えない。

「残像視」とも呼ばれる状態…

何かの病気なのではないかと心配になりますよね。
明るいものを見たときに視線を逸らしても
それがなかなか消えなかったり、
カレンダーなどの太い文字を見た後に
視線を逸らしても、それが数秒間残ってしまっていたり…

大きな実害はないとは思いますが
大きな精神的負担になる症状です。

私自身も、残像の症状が昨年から出ており、
今でも、カレンダーの文字を見て視線を逸らしたりすると
視線を逸らした先でも、数秒間、その文字の
シルエットが残ってしまうような状況です。

では、この残像に関しての治療方法はあるのでしょうか。
色々と模索してみました

残像の病気は…？
まとめ

残像の病気は…？

そもそも、あらゆる目の病気や脳の病気などを
調べてみましたが、
”残像が残りやすくなる”などという症状が
書かれているものはほとんどありませんでした。

目に砂嵐の見える知名度の低い病気
「ビジュアルスノウ」の併発症状に「残像視」などと
書かれているところはありましたが
目の病気にしても、脳の病気にしても、
残像が消えにくくなる、などという症状の病気が
そもそも一般的には存在していないようです。

脳の方も疑いましたが、脳梗塞や脳腫瘍など、
目に症状が出るものに関しても、
こういった「残像」とかではなく、
視野が突然欠けたり、突然視力が無くなったりと
そういう大きな症状がメインであり、
残像と言った症状は見受けられませんでした。

実際に脳神経外科でも「それは病気じゃない」と
断言されています（笑）

ですが、残像が見えているのは事実ですし、
そのままだと鬱陶しいのも事実です。
そんな残像にはどのように対応を
していけば良いのでしょうか。

しっかりと各種検査をしておく

残像が強く残るようになってしまったら
そのような病気は見受けられないとはいえ、
何か異常が起きているのは事実です。
正常であれば、残像が強く残ってしまうことは
ないと思いますし、
一時的な疲れなどが原因であったとしても、
通常であれば、数日、数週間程度様子を見れば
治るはずです。
が、治らない場合に関してはやはり検査を受けた
方が良いでしょう。

私としては「目」と「脳」の検査を念のため
受けておくべきであると思います。
見え方に関する異常ですから目に異常が
ある可能性は十分にありますし、
脳のほうに何か異常がある可能性もあります。
私自身も眼科で一通りの検査と、脳神経外科でＣＴ／ＭＲＩの
検査を行いました

目と脳を調べて大きな病気が見当たらないのであれば
残像自体はとても気持ち悪いものですが
とりあえずは、命に関わるような異常は
ない、ということで、その点は一旦、安心しても
良いのではないかと思います。

日常生活を過ごす上でどうすれば？

検査しても異常がないのであれば、
治療のしようがありません。
どこかに何かが起きていて残像が残りやすい状態に
なっているのは間違いないとは思いますが、
原因不明であれば手のうちようがありません。

日常生活を過ごす上では、
”できる限り気にしないようにすること”が大切になります。
残像が強く残る、というのはとても
気になる症状です。
私もとても気になりますが、それでも気にしない以外に
方法がないので、出来る限り気にしないようにして
過ごしていくしか現状ではありません。

どうしても精神的な負担になっていて、
自律神経失調だとか、そういった症状に繋がってしまう場合は
抗不安薬などによる治療もひとつの方法ではあると思いますが
それをしたとしても、残像が根本的に消えたりするわけではなく
あくまでも見えているものに対する不安を消すだけになります。

精神的なものが原因で残像に敏感になっている可能性もありますが
それであれば抗不安薬などを服用した際に、見え方にも変化が
あるかと思います。
見え方に対しての効果が見受けられない場合に関しては
原因は精神的なものではなく別の部分にある
可能性が高いですが、目の検査でも脳の検査でも
異常が見受けられなかった場合は、
それを対処することは難しいです