真菌性眼内炎とは?真菌により炎症を引き起こしてしまう病気!

病気・症状

真菌性眼内炎(しんきんせいがんないえん)とは、
真菌の感染により引き起こされてしまう炎症です。

適切な治療を行うことが出来れば
後遺症などは残らないことが多いですが、
重症化などしてしまった場合に関しては
視力障害などが残ってしまう可能性もある病気なので、
しっかりと症状を把握し、医師の指導のもと、
治療を行っていくことが、とても大切になります。

では、この病気の原因や治療方法、概要を
それぞれ見ていきましょう!

どのような病気か?

真菌の感染により引き起こされる目の中の炎症になります。
真菌(カビ)が何らかの原因により、目の中に入り込むことで
発症してしまいます。

が、通常、手術経験が無かったり、
目の怪我などをしたことが無かったりする場合、
この病気を発症することはまずありません。
基本的に、事故や病気等なく、健康的な生活を送っている場合に
関しては、この病気について、あまり心配する必要は
ないのではないかと思います。

が、手術などの経験がある場合に関しては
注意しておかなくてはいけません。

真菌に感染する原因は何か?

真菌が原因で炎症を引き起こす…と言われても、
じゃあその真菌に感染するのはどうしてなの?と
いうお話になるかと思います。

真菌に感染する原因としては、
外因性、内因性の2種類に大きく分けられます。

外因性とは
目の手術などを行った際の傷口などから真菌が侵入したり、
目を怪我した際に傷口から真菌が侵入したりするケースです。
まさに”外からの侵入”ということになります。

もう一つの内因性とは、
身体のどこかに原因となる菌が存在していて、
それが血液から眼内に移動してくるケース、
この2つになります。

内因性の場合には、真菌が目に移動してくる前に
全身症状が出ることが多く、
次第に目に移動してくる、というかたちになる場合もあるようですね。

どのような症状が出るのか?

この病気になってしまうと、どのような
症状が出てしまうのでしょうか?

治療方法は存在する病気ではありますが、
治療を適切に行わないと重症化し、
視力の低下や、治療をしても、視力障害などが
残ってしまうようなケースも考えられます。

そのため、しっかりとした治療が必要になります。

出現する主な症状としては、下記のような症状が
言われています。

・目のかすみ
・虫のようなものが飛んでいる症状(飛蚊症)
・目の充血
・目の痛み
・視力の低下
・失明(最悪のケース)

初期症状としてはかすみや飛蚊症、
そこから進行してしまうと、充血や痛み、視力の低下などに
繋がって行くかたちになります。

適切に治療を行えばそこまで進むことは
ありませんが、本当に最悪のケースを述べておくと
「失明」する可能性もありますから、
その点に関してはよく覚えておき、注意をする必要が
あるかと思います。

怪しい感じがしたらどうすれば?

初期症状としては、目のかすみや飛蚊症の症状で、
あまり病気かな?と不安に思わないような症状が
多いので、この病気に気が付くことができない場合もあります。

ただ、それまで出ていなかった飛蚊症が急に出て来たりだとか、
目のかすみがずっと続くようであれば、
それは、この病気に限らず、何らかの目の異常のサインであると
考えるのが妥当です。

少なくとも、一度は検査を受けておいた方が良いでしょう。
飛蚊症の場合、網膜剥離(もうまくはくり)などの最悪の場合は
失明を招く病気の症状の可能性もありますし、
目のかすみに関してもドライアイから重症のものまで
色々な病気が考えられます。
早めに眼科で検査を受けた方が良いでしょう。

もちろん、飛蚊症は生理的なものが原因であったり
目のかすみもたまたま疲れていて、という可能性は
充分にありますが、調べておいて、損ではありません。

飛蚊症については飛蚊症とは?の記事で詳しく解説してありますので、
参考にしてみてください。

どのように検査を行うの?

検査方法としては、「眼底検査」が行われる場合が多く、
場合によっては、他の部位に真菌が存在していないかどうかの
検査も行います。

ほか、視力検査や顕微鏡による検査、眼圧検査など
一般的な検査を行う場合もあります。

眼底検査に関しては、散瞳薬というものを使用するため、
6時間程度眩しさが残りますが、
痛みなどは伴わない検査なので、その点に関しては
安心してもらっても良いかと思います。

眼底検査についての詳細は眼底検査とは?の記事の方をご覧ください!

治療方法は?

病気の治療方法自体はしっかりと確立されています。
服薬などによる治療と、手術が行われるケースが存在しており、
目の症状、菌の広がり具合などによって、医師が判断します。
どの場合にしても、しっかりと治療することで、
視力障害などの最悪のケースを阻止することができますから
しっかりと治療を行うようにしていきましょう!

手術を行わない場合の治療としては
抗菌薬の内服や点眼薬の使用が行われます。
抗菌薬を内服しても、すぐに病気が治る、というわけではなく
1か月程度服用を行い、その間に副作用が出ないかどうかを
しっかりと確認しながら、治療が行われていきます。
どんな薬でもそうですが、副作用のリスクというものがあり、
抗菌薬に関しては副作用も、一般の風邪薬などとは
違い、出やすいものですから、しっかりと医師の経過観察のもと、
治療を進めていくことが大切になります。

薬の効き目などから判断して、薬だけでは治療効果が不十分だと
判断されてしまった場合に関しては、投薬治療ではなく
手術による治療が行われます。

手術は主に硝子体手術というものが行われますが、
これに関しても、目の症状から判断して別の手術などが
行われる可能性があります。
手術に関しては、必ず行う場合は医師からの説明があると思いますから
しっかりと説明を聞いて、手術を受けるようにしましょう。

なお、症状が進行してしまっていた場合に関しては
手術を行っても、視力障害が残ってしまう可能性もあります。
そのため、なるべく早い段階でこの病気を発見し、
適切な治療を受けることが大切になります。
どんな病気でもそうですが、発見が早ければ早いほど
後々に影響を残す可能性は少なくなります。

放置しておくとどうなってしまうの?

この病気は放置しておいても、自然に治癒することは
ザンネンながら基本的にはありません。
放置しておけば、その症状は次第に悪化していき、
視力障害などが出始めるほか、
最悪の場合は失明してしまいます。

そのため、早期に眼科で治療を受けることが大切になるのです。
また、眼科で治療を受けたとしても、
発見や治療の開始が遅れてしまった場合、
視力障害などが残ってしまう恐れもあるのがこの病気の
恐ろしいところです。

面倒臭がらずに、怪しいな、と思った場合には
早めに眼科で治療を受けることをおすすめします。
早ければ早いほど、治療も投薬などで済む場合もありますし、
後々に視力障害などの重大な障害を残さなくても
済むようになります。

目は2つしかありませんから、大切にしましょう。

まとめ

放置しておけば、最悪の場合は失明してしまう可能性もあります。
幸いなことに治療方法は存在するので、手術の経験など
思い当たる原因があって、この病気と思われる症状が
出てきた場合に関しては、注意をしておいた方が良いでしょう。

治療は早ければ早いほど、良い方向で治療することが
可能です。
怪しいと思ったのであれば、一度眼科に足を
運んでおいても損ではありません。
病気でないならないで、それが安心材料になりますからね…!