ツイッターでビジュアルスノウの情報を探す際の注意点

「ビジュアルスノウ」は解明されていないことも多く、
情報量も非常に少ない症状です。

今でこそ、ある程度ネット上の情報は転がっているようには
なりましたが、それでも依然として
知名度は決して「高い」とは言えず
情報も少ないのが現状です。

「ビジュアルスノウかな?」と思ったり、
実際に自分がビジュアルスノウになっている場合、
ツイッターなどで情報を探したりする人も
中にはいると思います。

私も当初、ネットやツイッターで情報を
探したりしたこともありました。

実際にビジュアルスノウになった立場+
ネットで情報を探したことのある経験から
「ツイッターでビジュアルスノウの情報を探す際の注意点」を
お話していきます。

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情報の「取捨選択」が大事

ビジュアルスノウに限ったお話ではないのですが、
ツイッターで何か調べ事をする際には
「情報の取捨選択」がとても大事なことになります。

特に、ビジュアルスノウ発症直後だと、
精神的にも強い不安を感じているようなことも多く、
ついつい「良い情報」を見つけると、
それに飛びつきたくなってしまうこともあると思います。

しかしながら、ツイッターは「誰でも」利用できる
場所であり、ビジュアルスノウに関係なく、
”間違った情報”や”悪意のある情報”なども
転がっている世界です。

もちろん、中には有益な情報や、
正真正銘の体験談などもネット上には
多く存在していますが、
逆に悪質な情報や、嘘の情報などが
転がっているのも事実です。

特にツイッターは「誰でも匿名で情報を発信できる場所」であり、
メールアドレスさえあれば、アカウントも作ることが
できてしまいますから、
ツイッターで情報収集する際には
「情報の取捨選択をするスキル」は非常に大事になります。

これができない場合、かえって
ビジュアルスノウを悪化させてしまうような
行動を取ってしまったり、
余計な不安を抱いて、症状を悪化させるようなことに
繋がってしまう可能性もありますので、
何でも鵜呑みにしてしまうタイプの人や、
何かを見るとすぐに不安になってしまうような人は、
「ツイッターで情報を集める」ということを
控えた方が良い場合もあります。

症状が必ず同じとは限らない

ビジュアルスノウに限った話ではありませんが、
病気は「症状が必ずしも全員同じ」とは限りません。

例えば、Aさんはしばらく安静にしていれば治った病気も、
Bさんは入院が必要になってしまう…なんてことも
病気ではよくあることです。

ビジュアルスノウに関してもそうで、
その症状の度合いや、併発症状に関しては、
「人それぞれ異なる部分が多い」です。

特に、ビジュアルスノウはまだまだ未知の部分もある病気で、
実際に人によってかなり症状の度合いや
併発症状の種類も異なっています。

例え、相手の言っていることが事実であっても
「全員が同じになるとは限らない」のです。
私自身も、ビジュアルスノウの体験談を色々と書いていますが
よくお断りしている通り「私と皆さんのビジュアルスノウが同じ」とは
限りません。

例えば私の場合は1年目は非常につらかったですが、
2年目・3年目あたりになってきた時点で、
症状の進行はほとんど止まり
(実際には少しずつ進行しているのかもしれませんが、
 少なくとも変化を自覚できるレベルでは進んでいないです)、
かなり楽になりました。

ただし、他の人も必ずしも「同じ」になるとは限らない、ということです。

また、片頭痛の治療薬で、ある程度症状が落ち着く、という
お話もありますが、
逆に私の場合、これは”悪い方向”にズレていて、
私の場合は”まったく効果がなかった”状態でした。

このように「病気や症状は、仮に同じものであったとしても、
その症状は一人ひとり異なる」ということをしっかりと
認識しておく必要があります。

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相手との交流は慎重に

自分がビジュアルスノウかな?と思っていたり、
ビジュアルスノウで苦しんでいると、
ツイッター上で「同じ症状で苦しむ仲間」を見つけた時に
安心感や親近感を覚えるようなことも、
人によってはあるかもしれません。

しかし、これには注意が必要です。

相手が本当にビジュアルスノウかどうかも、
ネットだけの間柄では確実なことは言えませんし、
仮に本当にビジュアルスノウであったとしても、
「ビジュアルスノウになった人」=「良い人」とは限りません。

どんな病気でも、病気になっている人が良い人かと言えば
そんなことはなく、
悪い人もたくさんいます。

当然、ビジュアルスノウに苦しむ人の中にも
良い人・悪い人がいるわけです。
ビジュアルスノウの患者は全員良い人、なんてことは
ありませんからね。

ですので、ネット上で、同じビジュアルスノウに苦しむ人を
見つけたとしても、すぐにその人を信頼したりせずに、
「ネットで出会った人との交流は慎重に」という
ネットを利用する上での基本中の基本はしっかりと
理解した上で、接していくことが大事になります。

くれぐれも、ホイホイと個人情報を教えたり、
すぐに「実際に会って話をしましょう!」なんてことにしたり、
しないように注意をして下さい。
場合によっては重大なトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。

精神的に病まないようにする

ビジュアルスノウは、ただでさえ精神的に
非常に大きな負担となる症状で、
ビジュアルスノウになるまで、一度も精神的に
悩んだことのないような私も、精神的に
かなりダメージを受けてしまうぐらいでした。

そのため、もしもツイッターで情報収集をする場合には
「逆に」精神的に病んでしまったりしないように、
注意してください。

と、いうのも、ネット上には
平気で他人を攻撃するような人もたくさん存在しています。
中には、何も悪いことをしたつもりがなくても、
罵倒されるような場面に遭遇する人もいます。

ネットとは、そういうこともあるかもしれない世界である、
ということはしっかりと理解しておき、
注意する必要があります。

例えば、ビジュアルスノウについてツイートしているだけで
「仮病だろ」みたいなことを言ってきたり、
もっとひどいことを言ってきたりするようなケースも
可能性は十分にありますし、
同じビジュアルスノウを持っている人同士でも、
口論になったり、トラブルになったりするようなケースは
実際にあることです。

もしも、そういった場面に直面してしまった際に
「自分は悩んでしまうだろうな」と思う場合は、
あまり不用意にツイッターを利用せず、
「見るだけ」にとどめて置いた方が良いです。

ネット「だけ」では解決しない

「ネットだけ」では基本的に
ビジュアルスノウもそうですが、
目の病気全般、他の病気でも
根本的な解決にはなりません。

あくまでも”参考にする”というのが
限度であると考えて下さい。

私のような患者のサイトはもちろんですし、
眼科の先生がやっているようなサイトでも、
現役の医師の先生に質問できるサイトでもそうです。

いずれにしても”あなたの目を見ているわけではない”のです。

ですので、ツイッター・ネットの情報は
”参考”までが限界であり、
あなたが本当にビジュアルスノウなのかどうかも含めて
目の状態を正確に把握することはできません。

最終的には眼科に足を運び、
症状を説明し、
その上で、ビジュアルスノウなのかどうかも含め、
しっかりと診察を受けていく、ということが大切になるのです。

くれぐれも、ネットで自己完結しないように、注意です。

まとめ

私も、ネットで色々調べたりもしましたが、
眼科・脳神経外科・耳鼻科など、
ビジュアルスノウに関わる部分
(※耳鼻科は、私の場合耳鳴りを併発しているので)は
全て診察を受けました。

ツイッターの情報を”参考”にするのは当然良いですが、
最終的には、診察を受けることが、まずは何よりも大事なことになるのです。

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