ビジュアルスノウ発症後にパソコンを使った仕事はできるの?

ビジュアルスノウになってしまった場合、
パソコンなどを使った仕事を
そのまま継続することはできるのかどうか、を
解説していきます。

私自身、ビジュアルスノウ発症当時から
パソコンを使う時間が長い仕事をしており、
それを辞めるわけにもいかず、
今でもその仕事を継続しています。

実際に「パソコンを使った仕事」をしている私の
経験談も交え、
ビジュアルスノウ発症後にパソコンの仕事が
できるかどうかを解説していきます。

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私の場合は「可能」

ビジュアルスノウは人によって
併発症状の種類が違いますし、
症状の重さも違います。

私の場合も決して「軽い」ということはなく
最初の半年ぐらいは特に、精神的にも
かなり落ち込んでしまったぐらいでしたし、
耳鳴りや閃輝暗点、残像など、
併発症状もそれなりに出ています。

しかしながら、発症から3年、
現在でも同じ仕事を続けており、
パソコンの画面を見る時間は非常に多い状態です。

が、それでも今でもちゃんと目は見えていますし、
ビジュアルスノウの症状自体は
他の記事などでも時々触れている通り、
最初の1年を中心に少しずつ悪化していたのみで、
現在はその進行はほとんど横ばいとなり、
止まっている状態です。

もちろん、自分なりに対策は必要にはなりますが
「私の場合は可能だった」というのが答えになります。

ただ、当然目への負担は懸念されるので、
色々個人的に対策は練ってはいます。

目への負担を抑える

仕事でパソコンを使う場面が多いと、
やはり、どうしても目には負担を強いることに
なってしまいます。
これは、ビジュアルスノウでない人にとっても同じことですが、
ビジュアルスノウの人にとっては、私も含めて
さらに注意しなければいけない部分であるのは確かです。

私の場合は、ですが、ビジュアルスノウを発症してからは、
視界に砂嵐のようなものが見えたり、残像が生じたり
することがあるために、どうしても”今まで以上に目が疲れやすい”
状態です。
そのため、目の疲労に対する対策などは、
特に気を付けるように、意識をしています。

個人的に行っている対策としては、
・一定時間ごとにパソコンから目線をずらして他の方向を見たりする
・疲れ目対策の目薬を利用する
・ホットアイマスクを利用する
・目のマッサージ
・ブルーライトカットの眼鏡の利用
などになります。

ブルーライトや目のマッサージなど
はっきりと効果が分かっていない曖昧なものもありますが、
それでも気持ち的にプラスになるものは
どんどん積極的に取り入れています。

ただ、このあたりは人によって、
色々と感じ方も違ってくると思いますので
とにかく「自分なりに目の疲れ・負担を軽減できるようなこと」を
色々試して効果を実感できるものを、
試していくしかありません。

私も、色々試行錯誤しながら、
今のような形にたどり着いています。

またビジュアルスノウについて、医師の診察を受けている場合は、
先生としっかり相談しながら、対応していきましょう。

あなたの目の状況・症状を知っている人は
あなたのことを直接診察している先生だけになりますから、
その先生のアドバイスを受ける、ということは
とても大事なことになるのです。

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症状が辛い場合は一旦休むのも大事

今でこそ、私はパソコンを使った仕事を
何も問題なくすることができていますが、
発症当初は、パソコンを見ていると
気分が悪くなってきてしまったり、
めまいを感じるようなことも実際にありました。

これ自体は、ビジュアルスノウによる目の疲労が
原因なのか、
ビジュアルスノウの症状で精神的に疲労が
蓄積してしまい、精神的なものが原因で
出てきてしまっていたのかは分かりませんが、
大事なことは、とにかく”無理をしない”ということです。

私も↑のような症状が出てきてしまっていた時には、
一旦作業を中断して、外の空気を吸ったり、
飲み物を飲んでひと息ついたりしながら、
調子の悪いときには、調子がある程度回復するまで
待機していました。

気持に余裕を持つことは、とても大事なことですし、
パソコンで作業をするのに、どうしてもつらい症状がある、
という場合は医師に相談して、対処法を話し合うことも
大切です。

私自身もめまいの薬などを服用するなどして、
めまい自体は現時点では症状がかなり安定しています。

ビジュアルスノウと向き合っていく上で大事なことは
「対症療法」ですので、
自分に出ている症状のうち、辛い部分にあった治療
(根本的な治療はビジュアルスノウには、今のところないですが
対症療法を行うことでも、飛躍的に”楽”になるはずです)
を行いつつやっていくことが大切です。

どうしても厳しい場合は?

私の場合は、なんとか最初の1年を乗り越え、
現在でもパソコンを多く使う仕事ができていますが
場合によっては、辛くて続けることが難しかったり、
不安に感じるような人もいると思います。

そんな場合は、パソコンの作業時間を
今、自分がやっている仕事内で減らすことはできないかどうか、
検討・相談してみたり、
本当にもう無理!という場合は転職などを検討してみることも
一つの方法です。

そう簡単に”転職”などできるものではない時代なのも確かですが、
「耐えられないぐらい辛い」のであれば、
無理をしすぎるのも、禁物です。
医師などとも相談しつつ、うまく対処していきましょう。

まとめ

私自身は、最初はつらかったですが
現在は症状の悪化が止まり、安定、
パソコンを使った仕事も(気を付けながら、ではありますが)
続けることができています。

ただ、最初の1年ぐらいは本当につらかったので
やはり、ビジュアルスノウを乗り越える第1歩は、
私自身の実際の体験談から
私は「最初の1年をとにかく乗り越えること」であると思います。

一旦ある程度安定(私も治ってはいません)すれば
パソコンの仕事も可能であると考えますし、
私は実際にできています。

もちろん、画面を見る時間を減らすことができるなら
それに越したことはないですけどね。

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