ビジュアルスノウになると飛蚊症は悪化する?対処法は?

ビジュアルスノウにはたくさんの
併発症状が挙げられています。

多いものとしては「耳鳴り」や「片頭痛」などが
挙げられており、
私も「耳鳴り」のほうはビジュアルスノウを
発症したタイミングで、出てきており、
それからずっと続いています。
(片頭痛は私は出ていませんが片頭痛の前兆現象と言われる
閃輝暗点だけは数回だけ出たことがあります
※脳のMRI/CT検査済みで異常なしを確認済)

「飛蚊症」もそのうちのひとつで
ビジュアルスノウの併発症状のひとつとして
挙げられています。
飛蚊症は元々、ビジュアルスノウに関係なく
発症している人もとても多く、
”黒い浮遊物が見える”という人も多いのではないでしょうか。

ビジュアルスノウの併発症状として出てくる
飛蚊症について、個人的な体験談も含めて
お話をしていきたいと思います。

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黒い浮遊物が見える「飛蚊症」

飛蚊症は、ビジュアルスノウとは別の症状で、
「黒い浮遊物が見える」という症状です。
黒い浮遊物と言っても、見え方は人によって異なり
虫のように見えるものから
糸くずのように見えるもの、
中には黒…というよりアメーバのような感じに見える人…
その見え方は様々です。

飛蚊症には大きく分けると
2通りのものが存在しており、
ひとつは「生理的飛蚊症」と呼ばれる特に
目の病気などを原因とするものではなく
治療の必要のないタイプです。
大半の飛蚊症はこれで、この場合は
基本的には治療を行うことなく、
そのまま飛蚊症の症状と付き合っていくことになります。

もう一つは「病的なもの」で
網膜剥離など、他の目の病気などが原因となって
飛蚊症の症状が出ているケースがあります。
この場合は、治療をしないと失明などを
招く危険性があるために、(原因となっている病気にもよりますが)
なるべく早い診察が必要になります。

この2つを見極める手段は個人では
存在せず、眼科などで検査を受けないと
自分の飛蚊症は何が原因なのか、
ということを知ることはできません。

こんな感じの症状が
飛蚊症、ということになります。

ビジュアルスノウと併発する場合

ビジュアルスノウを発症すると
飛蚊症の症状を併発する場合もあります。
この場合の飛蚊症は基本的には
生理的飛蚊症の方である可能性が高いですが
100%そうと言い切ることはできない
(人によって、状況は違うので、
検査して直接目を見てもらわないと
分からない、ということです)ので、
心配であれば、最初に検査を受けておいた方が
より確実でしょう。
検査をして、網膜剥離だとかそういったものが
ないかどうかを確認しておくことは
大切です。

網膜剥離などの危険なものが原因では
ないと分かれば、飛蚊症に関しては
あとは経過観察、ということになるかと思いますし、
少なくとも、ひとまずは心配する必要はありません。

恐らく、飛蚊症の症状があるということであれば
眼底検査などを行い
(痛みなどはない検査です)、
異常がないかを確認することになるかと思います。

そこで、もしも何らかの病気が見つかった場合は
その治療を、
何もなかった場合は、ビジュアルスノウの症状ともども
経過観察、ということになっていくでしょう。

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併発の体験談

私自身は、ビジュアルスノウの症状が
出る前に、小さいころから飛蚊症の症状が
ずっと、ある程度は出ていました。
そのため、ビジュアルスノウになった=飛蚊症が出た、
ではないのですが、
ビジュアルスノウになってから飛蚊症の見える量が
若干ではありますが、増えてしまいました。

これは、おそらくはビジュアルスノウが何らかの
影響を与えてしまった、ということかと思います。
飛蚊症が若干悪化したこともあり、
眼科で眼底検査を行っていますが
特に異常は発見されなかったため、
ビジュアルスノウによって飛蚊症が
少し悪化した、ということではないかと
いうお話でした
(詳細な原因までは分かりませんでしたが)

今も、その状態のままもとには戻っていませんが、
慣れてきたので、
特に日常生活で特別気になるようなことは
無くなりました。
ただ、慣れるまではやはり、気になりましたが…(汗)

治療はできないの?

ビジュアルスノウで併発した飛蚊症や
ビジュアルスノウがきっかけで悪化してしまったような
飛蚊症を治療することは、残念ながら基本的にはしないと思います。
通常の生理的な飛蚊症もそうですが
基本的には経過観察をしていく、
ということになるかと思います。

網膜剥離などを原因とした飛蚊症の場合は
放置しておくと、最悪の場合
失明してしまいますし、
網膜剥離の方の治療が必要になり、
それを治療することによって飛蚊症も
改善することがありますが
そうでないタイプの飛蚊症の場合
基本は治療しないことが多いですね。

一応、レーザーなどを用いた治療は
可能にはなりますが
リスクを伴うものであるため
眼科で積極的に勧めてくるようなことは
あまりないかと思います
(私も特に勧められていません)

最初は「こんなモノが見える状況で生きていくの…?」と
思うかもしれませんが、案外、慣れて来るものです。

まとめ

ビジュアルスノウが原因で飛蚊症が
悪化してしまった場合や
発症してしまった場合、
まずは眼科で検査を受けるのが確実です。

単純に生理的な飛蚊症が悪化したり
出て来たりしただけであれば
(気になるとは思いますが)失明したり
することはありません。

ただし、網膜剥離などが原因である場合は
最悪、失明してしまいますから
迅速な対応が必要になるのです。

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