飛蚊症が急によくなった!もしも、急に回復した場合どうすれば?

飛蚊症(ひぶんしょう)とは、
黒い浮遊物が見えるようになってしまう…
という症状です。

多くは生理的飛蚊症と呼ばれるもので
病気などが原因のものではありませんから
深く気にしなくても大丈夫なものになりますが、
逆に言うと、一度出てきてしまうと、
そのまま長い付き合いになることもあります。
病的なものでないが故に、治療を行わずに
経過観察をすることが多いのです。

治療もあるにはあるのですが、生理的飛蚊症の場合、
リスクを冒してまで手術的な治療をすることを
避けるのが一般的ですね。

稀に網膜剥離などの病気が原因であることもあり、
こちらは警戒しなくてはいけませんが
そうでない場合は、慢性的に付き合うことになる場合もあります
(私も小さいころからずっと飛蚊症です)

が、人間何が起こるか分かりません。
もしも、”飛蚊症”の症状が急に回復したりした場合は
どのように対応していけばよいのでしょうか。

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急に回復する可能性はあるの?

基本的には、あまり考えられないことです。
若干回復したりすることはあるとは思いますが
ある日突然、飛蚊症が劇的に回復した、
ということはまず起きないでしょう。

あるとすれば、
一つは網膜剥離などの、何らかの病気が
原因になっていた場合で
それを治療した場合、

もう一つは、飛蚊症が出たばかりで
精神的なストレスなどが原因で、一時的なものだった場合、
それが払しょくされれば、飛蚊症が
見えなくなる、ということはあるかもしれません。
何らかの原因で一時的に出てきたものが
治れば、急に治ったように感じると思いますからね…

ただ、慢性的に長期化している飛蚊症が
何もせずに急に治る、ということは
難しいです。
(可能性は0ではありませんが多くの場合、
そのまま付き合っていくことになるでしょう)

※回復関係以外のお話は
飛蚊症情報まとめのページからご覧ください!

急に回復したらどうすれば?

↑で急に回復する可能性は低いとは書きましたが
それでも、可能性としては0%ではありません。

もしも万が一、飛蚊症の症状が
急激に回復した場合は
どうすれば良いのでしょうか。

答えとしては
後述するような例を除いて「経過観察」で良いかと思います。

”飛蚊症が消えたのは病気の合図”だとか
そういう話は特に聞いたことがありません。
逆に、飛蚊症が急激に悪化したり、増えたりしている場合は
注意した方が良いですが、
そうでないのであれば、必要以上に
心配したりする必要はなく、しばらく様子を
見てみる、というのが良いでしょう。

そのまま飛蚊症の症状が落ち着いたりしたままであれば
気にする必要は全くないですし、
むしろ、邪魔な飛蚊症が消えた、ということであれば
原因はどうあれ、それはラッキーなことです。

ただし、下記のような場合は
念のため眼科の診察を受けたほうが
良いでしょう。

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診察を受けたほうがいいケース

飛蚊症が急に回復した!という場合
基本的には良いことですが、
下記のような場合は眼科に相談するのが
確実です。

・心配な場合
自分自身が心配な場合、そのまま不安を
抱えていると精神的にもよくないですから
眼科に相談するのがベストです。
”何もないですよ”と言われればそれだけで
安心できますからね。

・他の症状が出た場合
飛蚊症は消えたり、落ち着いたけど
他の目の症状が出ている、と言う場合は
飛蚊症の変化が関係あるかもしれませんし、
何も関係ない目の別の症状が
出てきた可能性もありますから
診察を受けたほうが良いでしょう

・繰り返す場合
回復したり、出て来たりを繰り返すような
場合は一度眼科に相談した方が良いでしょう。
生理的飛蚊症であれば良いですが
何か原因が隠れていて、治療の必要が
あるのであれば、早めに対処することを
おすすめします。

こんなところでしょうか。
基本はそんなに心配することではなく
むしろ飛蚊症が治ればとてもラッキーなことですが、
気になる場合は、眼科で診察を受けるようにしましょう。

逆に悪化した場合は要注意

飛蚊症が回復したような場合、
それほど深刻に物事を考える必要は
ないのですが、
”逆”の場合は注意が必要です。

逆とはどういうことかというと
”飛蚊症が悪化した場合”ですね。
これには注意しなくてはいけません。
飛蚊症が元々出ていた場合でも
急激に悪化したり、徐々に悪化したり
している場合は、網膜剥離などをはじめとする
何らかの目の病気が隠れている可能性も
否定はできません。
なるべく眼科で診察を受けたほうが良いですね。

もちろん、急激に悪化した場合や、少しずつ
悪化している場合でも
病気とは限らず、単なる生理的飛蚊症である
可能性も十分にあり、
飛蚊症悪化=もうだめだー!ということではありませんし、
万が一網膜剥離などの病気が隠れていたとしても
早い段階でそれを発見することができれば、
十分に治療することは可能です。

そういった意味でも、回復ではなく
逆に悪化したような場合は
なるべく早い段階で眼科の診察を受けるのが
本来は、一番確実な方法になるのです。

まとめ

飛蚊症が急に回復したり
少しずつ回復している場合は
過剰に心配したりせず、
基本的にはプラスに考えてよいでしょう。

ただ、どうしても心配になってしまう場合は
一度眼科の先生に相談してみても良いと思いますし
(何もないとは思いますが、先生からそう言われるだけで
安心感につながるでしょうから)
悪化したり良くなったりを繰り返しているなど、
ちょっとおかしいな?と感じる場合に関しては
眼科で相談をしてみるのも一つの方法です。

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