ビジュアルスノウになっても、本は読めるの?

ビジュアルスノウになってしまうと、
どうしても”モノを見る”ということが
場合によっては辛くなってしまいます。

主な症状である”視界の砂嵐”は
目でモノを見る、という点において
とても邪魔になるものですし、
併発症状として出ることのある
「飛蚊症」「光視症」「残像」なども、
モノを見る際に邪魔になる要素の一つです。

では、ビジュアルスノウになってしまったら、
本は読めなくなってしまうのかどうか。

あくまでも私の場合のお話ですが
詳細にお話していきたいと思います。

※こちらでは、本を読めるのかどうかをお話します。
 ビジュアルスノウ関連の他の話題は、
 ビジュアルスノウトップページからご覧ください。

スポンサーリンク

本は読めるの?疲れないの?

まず、先に私が出ている症状を
参考までにお話しておくと、
私の場合は、
ビジュアルスノウのメインの症状・視界の砂嵐と、
その他に、小さいころから続いている飛蚊症、
ビジュアルスノウ発症後に出てきた光視症、
そして残像(見たものが、数秒目に焼き付くように残る)が
視界症状として出ています。

他に耳鳴り、首や肩の痛み、閃輝暗点(稀に)などもありますが
これは、本を読むときにはあまり関係ないですね…。

本題に戻しますが、
本を読めるのかどうか、という点をお話すると
私の場合は「読めます」

私は元々、本もそこそこ読みます。
小説はもちろん、漫画や参考書などの本、
図鑑系統から、ゲームの攻略本などなど
色々なジャンルを読みます。
それらは、ビジュアルスノウになった後でも
”読むことは”できます。

ただし、人によって症状の程度も異なりますので
あくまでも、ひとつの参考としてご覧ください。

小説はちょっと負担になる

まず、私の場合、小説は少し負担になります。
読めると言えば読めるのですが、
残像が残るため、
文字の列が線となって、わずかな時間
視線をずらしても残ってしまうのです。

それが、結構気持ち悪い感じですね…
一瞬で消えはするのですが
長々と小説を読んでいたりすると
文字列の線のようなものがしばらく
残像として残ることがあります。
(文字の内容までくっきりと残像が
残るわけではないですが、文字の列と同じかたちに
残像が残る感じです)

また、砂嵐も小さな字を読むときには
流石に邪魔になりますし
小説を長時間読んでいると以前よりも目が
疲れるようになりました。

そういったこともあって、
なんとなく小説を読む頻度が従来より減ったかな
というのが個人的な感覚です。

スポンサーリンク

漫画本などであれば…

逆に漫画本などであれば
私の場合は、大きな負担にはなりませんし
個人的には読む頻度も特には減っていません。

もちろん、漫画でも文字を読みますが
小説と比べたら文字数も少ないですし、
文字の大きさも大きいので、
その分、あまり負担を、個人的には感じません。
1冊あたりの読み終えるまでの時間も
要因のひとつでしょうか。

また、年齢的にわざわざ読んだりしませんが
絵本の類は、漫画よりもさらに楽ですね。
文字が少ないので、問題なく読むことができますし、
特にビジュアルスノウになったことで、
読むのがきついなぁ…と感じることは、
絵本や図鑑など、イラストや写真が大部分を
占めているようなものに関しては、
そこまで負担にはなりませんでした。

順位をつけるなら絵本・図鑑>漫画>小説・参考書などの
順番に読みやすい感じでしょうか。
ゲームの攻略本などに関しては、本によって
文字数なども大きさも違うので何とも言えませんが
色々細かくぽつぽつ書かれているものだったりすると、
目が疲れやすく感じることもあります。

疲れやすく、長時間きついのは、どれでも同じ

上で漫画や絵本・図鑑は、そこまで負担にはならない、
とは書きましたが、とは言え、”まったく負担を感じない”
わけではありません。
やはり、ある程度の負担は感じますし、
ビジュアルスノウになる前と比べると
目が疲れやすくなっているのも事実です。

長時間読んでいると、漫画であろうと
何であろうと、だいぶ、疲れます。
私の場合、漫画1冊(20~30分ぐらい)であれば
そこまで影響はないですが、
やはり長時間読んでいると、漫画だろうと
絵本や図鑑の類であろうと、疲れます。
以前より、全体的に目は疲れやすくなっていますからね…。

個人的な対処方法は?

上でも書いた通り、読むこと自体はできるのですが、
長時間読んでいると疲れたりすることは
以前よりも増えました。

対処方法としては
「無理をしない程度に休憩しながら読む」
という感じでしょうか。

ビジュアルスノウに
なる以前と同じように、読みたいものは読みますし、
漫画などであれば、上でも書いた通り、
1冊程度なら問題なく読めます。
(最初は残像とかで多少の違和感はありましたが
それは慣れました)

小説の場合は、以前よりも負担を感じるので
休憩を挟みながら、という感じです。
目薬なども使ったりしますし、
一度に長々読まず、分割して読むような
そんな感じにしました。

ただ、結果的に私の中では
小説を読む量は、あまり意識しているつもりはなくても
減っているような感じはします。

私の場合は、対策としては
・長時間一度に読まずに、休憩を挟む

ということですね。
あとは、時折視線を逸らしたりして
1カ所をずっと凝視しないよう、意識しています。

が、ビジュアルスノウの症状は人によって、
本当に程度が異なりますから、
私以上に酷い症状が出ているようなケースでは、
読むこと自体が苦しい、という人もいるはずです。

まとめ

私の場合は、幸い、小説も読むことはできます。

最初の頃は、残像などが気になって
ちょっときついかな…?と思っていたのですが
嬉しいことなのか、悲しいことなのか
ビジュアルスノウの症状にも、
それが続くと、人間というものは、
慣れてしまうもので、
今では、ある程度読めるようになっています。

症状自体は、変わらないのですけどね…。

タイトルとURLをコピーしました