家庭できる目の検査!自分で検査をする場合の注意点!

目の検査には色々な検査があります。

視力や眼圧、視野検査などなど
基本的な検査から
顕微鏡を用いた検査や眼底検査などなど
その検査の種類は多種多様です。

検査は基本的には
眼科で行うことになりますが、
モノによっては個人の自宅でできる検査も
存在します。

今回は
自宅で個人的にできる検査と
自宅では行うことのできない検査について
それぞれ解説していきます。

もちろん、最終的には眼科や
眼鏡販売店などでしっかりと検査を
行った方が良いのですが、
簡易的に検査をすることができるものもあるので、
そういったものを知っておくということは
決して損ではないかもしれません。

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目の検査が出来る場所

基本的に、目の検査を行うことが出来る場所は
「眼科」になりますね。
眼科であれば目の各種検査を一通り行うことが
できるかと思います
(規模によってはより精密な検査をするために大病院が
紹介されるようなケースもあります)

また、学校や会社などの健康診断などでも
専門的な検査まではできませんが、視力検査などの
簡単な検査であれば行うこともできるかと思います。

ですが、中にはご家庭でできる検査があるのも事実です。
それについて、見ていきましょう。

家庭でできる目の検査

家庭ですることのできる目の検査を
紹介していきます。
もちろん、行うことの出来る検査は限られていますし
検査を行うことができても、それは
目安程度にしかなりませんが、
一応、下記のような検査は自分自身で行うことが可能です

・視力検査
視力検査に関しては自宅でも簡易な検査をすることのできる
検査になっています。
簡単にやるのであれば、視力検査表などを購入するなどして
片目ずつ隠してやるだけでもある程度の目安にはなると思いますし
もっと本格的にやりたいのであれば、アマゾンなどで、
視力検査キットを購入して試すことも可能です。
また、ネット上には視力検査表を公開しているサイトなども
あるので、それを利用して視力検査を行ってみることも
良いと思いますし、印刷するなどして行うこともできるかと思います。
このように、視力検査は比較的色々な方法で
試すことができるようになっていますから
視力などが気になる場合は試してみても
良いのではないかと思います
自宅で視力検査をする方法はあるの?の記事でさらに詳しく解説しています)

・視野検査
視野検査というほどの本格的な検査は
自宅で行うことは難しいですが、
視野の欠けなどをチェックするための
簡易検査を行うためのサイトなどはいくつか
存在しています。
もちろん、そういったもので検査を行っても
それはあくまでも目安でしかないのですが
自分の目の状態を知ることのきっかけになれば
良いですし、視野が欠けている、という状態は
自分自身ではなかなか気づきにくいことなので、
自分で確認してみると良いかと思います。

・色覚検査
色覚検査も個人的に行うことは可能です。
ネット上に目安となる問題が表示されている
サイトなどもありますし、
色覚検査のための器具を購入することも可能になっています。
ただ、色覚検査表やパネルD15検査の用具などを
購入しようとすると1万円以上かかるものも
ありますから、あまり高いものを購入するぐらいであれば
自分自身で検査するよりも、眼科に行った方が
正確な検査を行うことができますし、
そうした方が良いでしょう。

・アムスラーチャート
目の見え方に異常がないかどうかを
確かめる検査です。
網膜などに異常が生じていないかを確認することもできます。
これも、ネット上にアムスラーチャートの表を探せば
いくらでも見つかりますから、
簡単に自宅で検査することができます。
これも、あくまでも目安でしかありませんが、
案外、アムスラーチャートの検査で、
自分自身で目の異常を自覚するようなケースも
あるようですから、何か不安な部分が
あったりするのであれば、一度試してみると
良いかと思います。

自宅で個人的に行うことのできる
目関連の検査としてはこのあたりでしょうか。
いずれにしても、本格的な検査を行う、というよりは
簡易的に検査を行う、ということになりますし、
正式な診断などを下すことは当然のことですが、できません。
自分の目の状態を確認する用途であれば問題ありませんが
本当に目の調子が悪い場合に関しては
しっかりと眼科を受診することをおすすめします。

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家庭ではできない目の検査

専門的な検査に関しては
基本的には家庭で行うことはできません。

例えば眼科では定番の検査である
眼圧検査。
緑内障の可能性がないかを確認する検査で
眼科では当たり前のように行われている検査ですが
個人が眼圧検査の設備を揃えて検査を自宅で
行う、というのは非常に難しいことですし
困難であると思います。
自宅で眼圧を測ることができれば
なかなか便利だとは思いますが、難しい部分も
ある、ということなのでしょう。

また、眼底検査も眼科ではおなじみの検査で
網膜剥離などが起きていないかどうかなどを
確認することが可能ですが
こちらの検査に関しても、個人的に行うことは不可能です。

顕微鏡による検査もそうですし、血液検査もそうですし、
個人で行うことのできない検査のほうが非常に多いです。
そういった検査をするための場所が眼科になりますから
検査ができない、というのは仕方のないことなのですけどね…。

ちなみに、脳に原因があると疑われる場合は、
CT検査やMRI検査が行われることになりますが
当然ながらCTやMRIは個人レベルで出来る検査ではありませんから
自分で脳神経外科などを受診することになります。

自分で検査をする際の注意点

視力検査や視野検査など、自分でできる検査を
もしも自宅で行う場合の注意点としては
「あくまでも目安にしかならない」ということですね。

例えば、視力検査にしても、
視力がある程度落ちているのを確認したりすることは
可能ですが、それ以上のことはできません。

例えば単純な近視などではなく、何らかの病気が
原因になっている場合であっても、
自分で視力検査をするだけでは、その病気に気が付くことは
できないと思いますし、
仮に万一気付いたとしても、治療を自分で
行ったりすることは難しいです。

どんなに面倒であっても、
どうしても病院の力を借りることになる、というのが
現実になります。

また、それは他の検査でも言えることです。
例え、自主的に視野検査をしてみて、
視野がかけているなぁ、と自覚したとしても、
そこから先は自分自身にやることは
難しいことです。

やはり、この場合も眼科の診断を受ける必要があるでしょうし
場合によっては治療も必要になるかと思います。
あくまでも自分自身での検査は目安程度に考えておき、
もしも視力が極端に落ちていたり、
視野が欠けていることに気が付いたり、
アムスラーチャートで異常に気付いたり、
そういったことがあった場合は
決してそのままにせず、眼科を受診するようにしましょう。

異常を見つけたのにも関わらず
そのままにしておくのでは、
自分自身で検査をする意味がそもそも無くなってしまいますからね…。

まとめ

自分自身でできる検査は限られていますが
一応、視力検査や視野検査、色覚検査、アムスラーチャートは
あくまでも目安にしかなりませんが
自分で行うことは可能です。

必要に応じて自分で試してみて
異常がないかを確認してみるのは良いのではないかと思います。

が、もしも異常が見つかってしまった場合、
そこから先は眼科の出番です。
なぜ視力が落ちているのか、なぜ視野が欠けているのか、
そういったことまでは自己的な検査で調べることは
できませんから、ちゃんと眼科を受診することが
大切になるのです。

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